到達目標
計測の基本的事項,長さと角度の測定,力学量の測定,環境の測定,以上4つの分野の事項について基本的理解と説明(応用)ができることで、学習・教育目標の(D-1)及び(D-2)の達成とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
計測の基礎事項(目的,誤差,信号変換)について、説明でき、応用できる。 | 誤差,計測での信号変換について、応用事例に対して適用できる。 | 計測の目的,誤差,信号変換について説明でき、基本問題を解くことができる。 | 計測の目的,誤差,信号変換について説明できない。 |
評価項目2
各種測定方式を説明でき、適用できる。 | 各測定方式の特徴を説明でき、測定対象に対して適切な測定方式を選定できる。 | 各測定方式について原理を説明でき、適用にあたっての注意点を挙げることができる。 | 測定方式について説明できない。 |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
産業システム工学プログラム
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学習到達目標 (D-1)
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学習到達目標 (D-2)
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教育方法等
概要:
単位系,誤差,誤差伝播など計測の基本事項を学ぶとともに、機械計測として重要な要素である長さ,角度,表面粗さ,回転速度,質量,力,圧力,流量,振動など各物理量の計測原理を学ぶ。
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とし,演習問題や課題をだす.
・適宜,レポート課題を課すので,期限に遅れず提出すること.
注意点:
<成績評価>試験(80%)およびレポート・演習課題(20%)の合計100点満点で(D-1)及び(D-2)を評価し,合計で60%以上を獲得した者を合格とする.
<オフィスアワー>毎授業日の放課後 16:00 ~ 17:00,電子制御工学科棟2F 中島利郎研究室.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>先修科目はマイクロコンピュータⅢ,制御工学Ⅰ,設計製図Ⅲ,材料力学,機械加工学.
<備考>電磁気学,電気回路,電子回路,工業力学,制御工学で学習した基礎知識を理解していることが必要である.各回の講義内容に基づいて各物理量の計測原理を理解し,説明できることが大切である.
なお、本科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要です.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
1.計測の基礎 ・計測と測定方法 |
計測の目的や狙い,測定方法の種類について,理解し説明できる.
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2週 |
・誤差の種類・特性(1) |
計測において発生する誤差の種類と特性について、理解し説明できる.
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3週 |
・誤差の種類・特性(2) |
計測において発生する誤差の種類と特性について、理解し説明できる.
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4週 |
・誤差の伝播 |
誤差の伝播法則について、理解し応用できる.
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5週 |
・測定における信号変換 |
A/D変換処理について、基本事項を理解し説明できる
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6週 |
・理解度の確認 |
計測の基礎に関わる学習内容について理解度を確認する.
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7週 |
2.長さと角度・形状の測定 ・長さの測定(1) |
各種長さの測定方法の原理を理解し説明できる.
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8週 |
・長さの測定(2) |
各種長さの測定方法の原理を理解し説明できる.
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4thQ |
9週 |
・角度,形状の測定 |
角度,形状の測定方法の原理を理解し説明できる.
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10週 |
3.力学量の測定 ・回転速度,質量の測定 |
回転速度,質量の測定方法の原理を理解し説明できる.
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11週 |
・力の測定 |
力の測定方法について原理を理解し説明できる.
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12週 |
・圧力,流量の測定 |
圧力,流量の各種測定方式の原理を理解し説明できる
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13週 |
4.環境の測定 ・振動変位の測定 |
振動変位の測定方法について原理を理解し説明できる
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14週 |
・振動加速度の測定 |
振動加速度の測定方法の原理を理解し説明できる
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15週 |
・理解度の確認 |
各種測定方法についての理解度を確認する.
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
配点 | 80 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |