到達目標
fork(), exec(), pipe(), dup(), kill(), link(), unlink() を用いて,パイプの入ったコマンドを処理できるシェルのプログラムを作成できることにより,D-1,D-2の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
産業システム工学プログラム
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(D-1)
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(D-2)
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教育方法等
概要:
シェルの作成を通じて、ファイルシステムおよびプロセスを中心に,オペレーティングシステムを学ぶ.オペレーティングシステムをC言語のソースレベルから学ぶことにより,オペレーティングシステムの深い理解を得ることを目標とする.
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とし,ほぼ毎回、課題を課すので,期限に遅れず提出すること.
注意点:
<成績評価>レポート(100%)の100点満点でD-1,D-2を評価する.
合計の6割以上を獲得した者をこの科目の合格者とする.
<オフィスアワー>月曜日16:00~17:00,電子情報工学科棟4F 第7 教員室.
<先修科目・後修科目>先修科目はコンパイラとなる.
<備考>情報処理全般に関する基礎的なことの習得が望まれる.C言語を用いる.電子情報工学科棟情報処理実習室にて行う.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ライブラリ関数 |
ライブラリ関数を理解し,それを用いたプログラムが読み書きできる.
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2週 |
プロセス:fork() |
プロセス生成が理解できる.fork()を理解して使える.
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3週 |
プロセス:exec()ファミリー |
exec()ファミリーを理解し使い分けができる.
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4週 |
簡単なシェルの作成 |
パイプの入らない簡単なシェルが作成できる.
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5週 |
プロセス:signal(), alarm() |
signal(), alarm()を理解して使える.
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6週 |
プロセス:kill() |
kill()を理解して使える.
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7週 |
パイプ1:pipe(), dup() |
pipe(), dup()を理解して使える.
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8週 |
パイプ2:pipe(), dup() |
pipe(), dup()を理解して使える.
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2ndQ |
9週 |
パイプの入ったシェルの作成 |
パイプの入ったシェルを作成できる.
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10週 |
ファイルシステム:fts関数群 |
fts関数群について理解して使える.
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11週 |
ファイルシステム:stat |
stat構造体について理解して使える.
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12週 |
ファイルシステム:partition, inode |
partitionやinodeについて理解して使える.
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13週 |
ファイルにおけるlink(), unlink() |
link(),unlink()を理解して使える.
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14週 |
シェルの作成1 |
内部コマンドの処理も可能な, 高機能なシェルが作成できる.
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15週 |
シェルの作成2 |
内部コマンドの処理も可能な, 高機能なシェルが作成できる.
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
配点 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |