ネットワーク構築演習

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 ネットワーク構築演習
科目番号 0011 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 1
開設期 集中 週時間数 2
教科書/教材 マスタリングTCP/IP 入門編
担当教員 藤澤 義範

到達目標

(D-1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ネットワークの物理層UTPのストレートケーブルとクロスケーブルの違いを説明でき,か つ作成できる.UTPのストレートケーブルとクロスケーブルの違いを説明できる.UTPのストレートケーブルとクロスケーブルの違いを説明できない.
パケットのキャプチャアプリを利用してパケットをキャプチャでき,必要に応じてフィルタリングすることができる.アプリを使い,パケットをキャプチャすることができる.パケットをキャプチャすることができない.
ルーティング静的ルーティングと動的ルーティングを使い分けることができる.静的または動的にルーティングすることができる.L3間でルーティングすることができない.
アクセスコントロールホストごとにアクセスコントロールすることができる.アクセスコントロールすることができる.アクセスコントロールができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
サイバーセキュリティ技術を習得するうえで,まず,ネットワークの仕組みを知っていることが必要不可欠となる.
この演習では,ネットワークを構成する各種スイッチや基本となるプロトコルについて座学で学習した後,実機を使いネットワークを構築する.
実際に構築することで,座学で学んだことを確認するだけでなく,ネットワークを構築できるスキルを身につけることを目標とする.
授業の進め方と授業内容・方法:
・ 本演習は集中講義である.
・ 座学と演習を組み合わせて実施する.
・ 演習はグループで行う.
注意点:
<成績評価>課題に対するレポートで評価する.レポート評価を100点満点で(D-1)を評価し,6割以上を獲得した者を
この科目の合格者とする.
<オフィスアワー>水曜日16:00 ~ 17:00,電子情報工学科棟 第2教員室.
<先修科目・後修科目> 特になし
<備考> ノートPCを使用するので,下記の要件を満たしていること
 ・ PCには有線ネットワークを1ポート以上備えていること(外付け可)
 ・ PCにはUSBタイプAを1ポート以上備えていること(外付け可)
 ・ WindowsOS の場合,ターミナルソフトがインストールされていること.
 ・ WindowsOS の場合,SSHクライアントソフトがインストールされていること
 ・ MacOS,LinuxOS の場合,screenおよびssh がインストールされていること
 ・ WireShark がインストールされていること

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1週 OSI参照モデルとは ネットワークの層モデルにおけるそれぞれの役割を理解できる.
2週 ネットワークの物理層 ネットワークを構築する上で必要となる,物理配線などについてこれまでの歴史と種類について説明できる.
3週 ネットワークケーブルの作成演習 ネットワークのストレートケーブルとクロスケーブルを自作することができる.
4週 データリンク層の役割 ネットワーク通信における通信方式とMACアドレスの役割について説明できる.
5週 EthernetFrameのキャプチャ演習 WireSharkを利用してEthernetFrameをキャプチャして,ネットワーク上でやり取りされているL2の通信を確認することができる.
6週 ネットワーク層の役割 IPアドレスとMACアドレスの役割について説明できる.
7週 EthernetFrameのキャプチャ演習 WireSharkを利用してEthernetFrameをキャプチャして,ネットワーク層でやり取りされているパケットの意味を理解できる.
8週 ARPとICMPプロトコル ARPプロトコルの役割とICMPプロトコルの役割を説明することができる.
9週 VLANとRIP VLANの役割とRIPによるルーティング・テーブルの作成手順を説明できる.
10週 L2スイッチとL3スイッチによるネットワークの構築演習 L2とL3のスイッチを接続し,簡単なネットワークを構築することができる.
11週 VLANを使ったネットワークの構築演習 複数のVLANを作成し,VLAN間でルーティングし異なるVLAN間での通信を行うことができる.
12週 静的ルーティングによる通信演習 L3間を接続して,静的なルーティングによるネットワーク間の通信を行うことができる.
13週 動的ルーティングによる通信演習 RIPによる動的ルーティングで通信を行うことができ,通信路が不通になった場合にルーティング・テーブルが変更されることを確認できる.
14週 サービスサーバに対するアクセス制御演習1 特定のホストからの通信の許可や拒否,特定のポートへの通信の許可や拒否などサービスサーバに対する通信を制御することができる.
15週 サービスサーバに対するアクセス制御演習2 特定のホストからの通信の許可や拒否,特定のポートへの通信の許可や拒否などサービスサーバに対する通信を制御することができる.
16週 確認試験
後期
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

試験平常点合計
総合評価割合4060100
確認試験4060100