到達目標
前期は,正確に実験を遂行できること及び課題に解答できることで(D-1)及び(D-2)の達成とする.後期は,課題に対してプログラムが作成できることで(D-1)及び(D-2)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
実装 | プログラムおよび電子回路をほぼ完ぺきに実装できる. | プログラムおよび電子回路を概ね実装できる. | プログラムおよび電子回路を実装できない. |
レポート | 指定期日内に,実験のレポートとして必要な項目を十分に記述できる. | 指定期日内に,実験のレポートとして必要な項目を記述できる. | 指定期日内に,実験のレポートとして必要な項目を記述できない. |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
(D-1)
説明
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(D-2)
説明
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教育方法等
概要:
実験実習を通じて授業で得た知識をどのように活用するかを身に付ける. また,行った実験テーマに対して適切なレポートが作成できる能力を身に付ける.
授業の進め方・方法:
・授業方法は実験および実習.
・適宜課題やレポートが出されるため,期限に遅れずに提出すること.
注意点:
<成績評価>前期,後期ともそれぞれ実験レポート内容(80%),期限内の提出(20%),合計100点満点で(D-1)および(D-2)を評価し,合計の6割以上を獲得した者を合格とする.
<オフィスアワー>放課後 16:00 ~ 17:00,電子情報工学科棟各教員室.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>先修科目は工学実験実習I,後修科目は工学実験実習IIIとなる.
<備考>後半の実験は授業科目である情報処理と密接に関係するので,授業内容を十分に理解することが大切である.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
実験の目的と報告書の書き方 |
実験の進め方,報告書の作成方法が理解できる.
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2週 |
オシロスコープの原理と操作 |
オシロスコープの原理・基本機能・調整方法を理解できる.
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3週 |
オシロスコープの原理と操作 |
オシロスコープを使い基本的な測定を行うことができる.
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4週 |
コイルの製作 |
コイルの構造を理解でき,簡単なコイルを製作し,コンダクタンスの計測ができる.
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5週 |
コンデンサの製作 |
コンデンサの構造を理解でき,簡単なコンデンサを作成し,容量を計測できる.
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6週 |
デジタルICの入出力レベル |
ICの種類によりHighレベルとLowレベルが認識される電圧値に違いがあることが分かる.
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7週 |
デジタルICの入出力レベル デジタルICの遅延 |
各種ICの入出力を計測できる. ICによって出力の遅延に違いがあることが分かる.
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8週 |
デジタルICの遅延 |
各種ICの遅延時間を計測できる.
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2ndQ |
9週 |
チャタリング防止回路 |
スイッチ素子によりノイズが発生することが確認でき,これを防ぐ方法がわかる.
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10週 |
カウンタ回路 |
カウンタ回路の動作を理解できる.
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11週 |
カウンタ回路 |
カウンタ回路を用いた回路が作れる.
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12週 |
シフトレジスタ |
シフトレジスタ回路の動作がわかる.
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13週 |
シフトレジスタ |
シフトレジスタを用いた回路が作れる.
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14週 |
演算増幅器 |
オペアンプを用いた基本増幅回路がわかる.
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15週 |
演算増幅器 |
オペアンプを用いた応用回路を作れる.
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
C言語の基礎 |
C言語によりもっとも基本的なプログラムを作成できる.
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2週 |
条件分岐 |
ifやwhileなどの制御命令を使いプログラムを作成できる.
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3週 |
1次元配列 |
1次元配列を使ったプログラムを作成できる
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4週 |
アルゴリズム |
アルゴリズムによる計算量の違いを理解できる.
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5週 |
ソート |
基本的なデータの整列を行うプログラムを作成できる.
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6週 |
実数型の誤差 |
C言語での実数の扱いについて理解することができる.
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7週 |
関数 |
関数を使ったプログラムを作成できる.
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8週 |
ポインタ1 |
ポインタを操作して簡単なプログラムを作成できる.
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4thQ |
9週 |
数値計算 |
簡単な数値計算のプログラムを作成できる.
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10週 |
2次元配列 |
2次元配列を使ってプログラムを作成することができる.
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11週 |
応用課題 |
これまでの総合的な課題についてプログラムを作成できる.
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12週 |
ファイル処理 |
ファイルに対してテキストデータの読み書きを行うプログラムを作成できる.
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13週 |
構造体・共用体 |
構造体・共用体を理解し、使用したプログラムを作成できる.
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14週 |
ポインタ2 |
2次元配列,構造体・共用体,関数を使ったプログラムを作成できる.
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15週 |
応用課題 |
総合的な課題についてプログラムを作成できる.
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 20 | 80 | 0 | 100 |
配点 | 0 | 0 | 20 | 80 | 0 | 100 |