シミュレーション

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 シミュレーション
科目番号 0031 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 栗原「わかりやすい数値計算入門」,ムイスリ出版.
担当教員 西村 治

到達目標

(1)シミュレーションの方法ついて理解し,プログラムを作成することができる.
(2)物理現象のシミュレーションプログラムを作成することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1考察が十分できる。 プログラムの説明ができる。レポートが十分でない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習教育目標 D 説明 閉じる
学習教育目標 D-1 説明 閉じる
学習教育目標 D-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ここでは,工学に必要な数学と自然科学の知識を使って,数値解析の手法を学び,プログ
ラミングを行なうことにより,問題解決に応用できるようにする.さらに数値計算の手法
を応用することにより,様々な自然現象のシミュレーションを行い,数学,自然科学の知
識を用いて結果を視覚的に表現し,問題を解決する能力を身につけることを目的とする.
授業の進め方・方法:
ノートパソコンを使用し、プログラミングを行う。
注意点:
主に数学の知識を応用することになる.このため,微分,積分,行列,テイラー展開など
の知識をよく復習しておくことが必要である.具体的な自然現象を対象とするため数学,
物理の知識が必要となる.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 数値積分の解法 数値積分の方法を理解できる.
2週 数値積分の誤差 数値積分の誤差の特徴を理解できる.
3週 連立方程式の数値解法 連立方程式の数値解法を理解できる.
4週 ガウスの消去法 ガウスの消去法を使って連立方程式を数値的に解く方法
を理解できる.
5週 微分方程式の数値解法 微分方程式の数値的解法を理解できる.
6週 Euler法の誤差 Euler法の誤差の特徴について理解できる.
7週 高次の微分方程式の数値解法 高次の微分方程式の数値的解法を理解できる.
8週 Runge-Kutta法の誤差 Runge-Kutta法の誤差の特徴について理解できる.
2ndQ
9週 二階微分方程式の数値解法 二階微分方程式の数値解法を理解できる.
10週 微分方程式のシミュレーション 微分方程式のシミュレーションを行う方法を理解することができる
11週 微分方程式の応用問題のシミュレーション 微分方程式の応用問題についてシミュレーションを行う方法を理解できる
12週 微分方程式の応用問題のシミュレーション 微分方程式の応用問題についてシミュレーションを行う方法を理解できる
13週 微分方程式の応用問題のシミュレーション 微分方程式の応用問題についてシミュレーションを行う方法を理解できる
14週 乱数を用いたシミュレーション 乱数を用いたシミュレーションの考え方が理解できる.
15週 最小二乗法 最小二乗法の数値解法理解できる
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

試験発表相互評価態度レポートその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力000050050
専門的能力000050050
分野横断的能力0000000