到達目標
単心曲線,クロソイド曲線および縦断曲線の設置計算ができる。基準点測量において,四辺形と三角鎖の調整計算ができる.測地成果2000を説明できる.以上により(D-1)および(D-2)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
路線測量 | 路線測量に関する知識を正しく理解したうえで、曲線設置に関わる計算の導出方法を踏まえて説明ができる。 | 路線測量に関する手順を理解し、曲線設置の計算方法ができる。 | 路線測量に関する手順や曲線設置の計算方法を理解していない。 |
基準点測量 | 基準点測量において、それに関わる計算の導出方法を踏まえて、四辺形と三角鎖の調整を説明できる。 | 基準点測量において、四辺形と三角鎖の調整計算ができる。 | 基準点測量において、四辺形と三角鎖の調整手順や方法を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
距離測量,平板測量,トランシット測量,水準測量等を踏まえて,それらを組み合わせた応用測量,主として路線測量,基準点測量について学ぶ.
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とし,演習問題や課題をだす.
注意点:
<成績評価>前期中間試験(50%)と前期末試験(50%)を100点満点で評価し,60点以上をもって(D-1)および(D-2)の達成とする.
<オフィスアワー>毎週水曜日16:00 ~ 17:00,環境都市工学科棟3F 第1教員室.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>先修科目は測量学II.後修科目はなし.
<備考>2学年までに習得した距離測量,平板測量,トランシット測量,水準測量等の基本をしっかり身に付けておくことが大切である.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
地形測量 |
・地形測量の方法を説明できる. ・等高線の種類と性質を理解し、説明できる.
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2週 |
路線の曲線分類 |
・平面曲線と縦断曲線について説明できる.
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3週 |
単心曲線の偏角測設法(その2) |
・単心曲線の偏角測設法による計算ができる.
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4週 |
単心曲線の種々の測設法 |
・単心曲線の種々の測設法を説明できる.
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5週 |
緩和曲線の測設(その1) |
・クロソイド曲線の測設計算ができる.
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6週 |
緩和曲線の測設(その2) |
・クロソイド曲線の測設計算ができる.
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7週 |
縦断曲線の測設 |
・縦断曲線の測設計算ができる.
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8週 |
道路の設計図 |
・道路の設計図について説明できる.
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2ndQ |
9週 |
基準点測量概説 |
・基準点測量について説明できる.
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10週 |
偏心計算 |
・偏心計算ができる.
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11週 |
誤差論(1) |
・最確値と標準偏差の計算ならびに軽重率を理解し、説明できる.
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12週 |
誤差論(2) |
・最小二乗法の原理を説明でき、計算できる.
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13週 |
四辺形の調整 |
・四辺形の調整計算ができる.
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14週 |
三角鎖の調整 |
・三角鎖の調整計算ができる.
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15週 |
達成度試験 |
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16週 |
答案返却 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
配点 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |