情報処理

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報処理
科目番号 0028 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:森北出版学生のためのFORTRAN JIS上位水準による」秋富勝ほか、東京電機大学出版局
担当教員 古本 吉倫

到達目標

FORTRANのIF文,DOループ,配列,組み込み関数,サブルーチンを使って,種々のプログラムが作成できること.これらの内容を満足することで,(C-2)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1FORTRANのIF文,DOループ,配列,組み込み関数を説明でき、プログラミングに応用できる。FORTRANのIF文,DOループ,配列,組み込み関数を説明できる。FORTRANのIF文,DOループ,配列,組み込み関数を理解していない。
評価項目2サブルーチンを使って,種々の応用プログラムが作成できる。サブルーチンを使って,基本的なプログラムが作成できる。サブルーチンを理解していない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

C2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
プログラムの作成言語としてFORTRAN77を用いて,プログラムの作成に関する理論とテクニックを学習し,構造物の設計および安定計算等の技術計算に応用できる基礎知識を得る.
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とし,演習問題や課題をだす.
注意点:
<成績評価>前期中間試験(25%),前期期末試験(25%),後期中間試験(25%),学年末試験(25%)の合計100点満点で(C-2)を評価し,合計の6割以上を獲得した者をこの科目の合格者とする.
<オフィスアワー>毎週水曜日16:00 ~ 17:00,環境都市工学科棟3F 第1教員室.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>先修科目は情報処理基礎.後修科目はなし.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 情報基礎 ・一般情報知識を説明できる
・OSとPCの歴史が説明できる
2週 基本的な用語 ・FORTRAN77言語の概念と用語を説明できる
3週 簡単な四則演算 ・四則演算のプログラムの作成ができる
4週 論理IF文 ・論理IF文を理解でき、プログラムの作成ができる
5週 ブロックIF文 ・ブロックIF文を理解でき、プログラムの作成ができる
6週 GOTO文 ・GOTO文を理解でき、プログラムの作成ができる
7週 DO WHILE文 ・DO WHILE文を理解でき、プログラムの作成ができる
8週 DO文 ・DO文を理解でき、プログラムの作成ができる
2ndQ
9週 条件分岐 ・IFとGOTO文の組み合わせによる条件分岐を理解でき、プログラムの作成ができる
10週 整数型変数 ・整数型変数を理解でき、プログラムの作成ができる
11週 実数型変数 ・実数型変数を理解でき、プログラムの作成ができる
12週 配列 ・配列宣言とその方法が説明できる
13週 並び替え ・並び替えができプログラムの作成ができる
14週 行列の和と差の計算 ・行列の和と差のプログラムの作成ができる
15週 行列の積の計算 ・行列の積のプログラムの作成ができる
16週
後期
3rdQ
1週 文字列変数 ・文字列変数を理解でき、プログラムの作成ができる
2週 組み込み関数 ・組み込み関数を理解でき、プログラムの作成ができる
3週 ファイル処理(1) ・ファイル処理が理解でき、プログラムの作成ができる
4週 ファイル処理(2) ・ファイル処理が理解でき、プログラムの作成ができる
5週 FORMAT文 ・FORMAT文を理解でき、プログラムの作成ができる
6週 グラフの描画(1) ・グラフ作成のためのデータをFORTRANプログラムで作成できる
7週 グラフの描画(2) ・グラフ作成のためのデータをFORTRANプログラムで作成できる
8週 関数副プログラム(1) ・関数副プログラムを理解でき、プログラムの作成ができる
4thQ
9週 関数副プログラム(2) ・関数副プログラムを理解でき、プログラムの作成ができる
10週 サブルーチン副プログラム(1) ・サブルーチン副プログラムを理解でき、プログラムの作成ができる
11週 サブルーチン副プログラム(2) ・サブルーチン副プログラムを理解でき、プログラムの作成ができる
12週 数式処理プログラム(1) ・関数積分を求めるプログラムの作成できる
13週 数式処理プログラム(2) ・方程式の解を求めるプログラムを作成できる
14週 数式処理プログラム(3) ・ガウスの掃き出し法のプログラムを作成できる
15週 数式処理プログラム(4) ・最小2乗法のプログラムを作成できる
16週

評価割合

試験小テスト平常点レポートその他合計
総合評価割合1000000100
配点1000000100