日本史

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 日本史
科目番号 0002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『詳説日本史B』(山川出版社)/副教材:『最新日本史図表』(第一学習社)
担当教員 二星 潤

到達目標

授業の内容と教科書や副教材の情報を関連づけて理解できること.日本史の基本的な知識を理解していること.これらにより,学習・教育目標の(A-1)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本の歴史の展開を諸資料に基づき,総合的に考察することにより,歴史的思考力を培う.
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とする.
・適宜,課題を課すので,期限に遅れず提出すること.
注意点:
<成績評価>前期・後期とも,理解度チェック(40%)・期末試験(40%),平常点(20%)で(A-1)を評価し,6割以上の得点で合格とする.平常点は,課題レポート等によって評価する.
<オフィスアワー> 木曜日 16:00 ~ 17:00,管理・一般科棟3F西 二星潤教員室
<先修科目・後修科目>先修科目は世界史,後修科目は現代社会となる.


授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 古代①縄文文化と弥生文化 縄文文化・弥生文化の社会を理解する.
2週 古代②古墳とヤマト政権 古墳の変容からヤマト政権の成立をとらえる.
3週 古代③飛鳥の朝廷 朝廷の政権運営や大陸との交流を知る.
4週 古代④平城京の時代 律令に基づく統治体制を理解する.
5週 古代⑤平安朝廷 律令による統治体制の変質を考察する.
6週 古代⑥摂関政治 摂関政治の成立過程とその影響を理解する.
7週 古代⑦武士の成長 武士の成長と進出過程についておさえる.
8週 理解度チェック 7週目までの内容の理解度の確認を行う.
2ndQ
9週 中世①院政と平氏 院政と平氏政権の特性を知る.
10週 中世②鎌倉幕府 鎌倉幕府の成長過程を理解する.
11週 中世③蒙古襲来 蒙古襲来が日本社会に与えた影響を理解する.
12週 中世④室町幕府 室町幕府の機構の確立について知る.
13週 中世⑤戦国大名 戦国期の日本の多様性を考察する.
14週 中世⑥中世の文化 中世の文化の特徴を理解する.
15週 近世①織豊政権 織豊政権の政策の特色を理解する.
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 近世②幕藩体制の成立 幕藩体制の構造を多角的に考察する.
2週 近世③鎖国 鎖国までの過程とその影響を理解する.
3週 近世④経済の発展 諸産業の展開や社会的役割を理解する.
4週 近世⑤元禄文化 経済の発展と町人文化の形成の関連をとらえる.
5週 近世⑥幕藩体制の動揺 幕府や諸藩が行った改革の意義を考察する.
6週 近世⑦江戸後期の文化 文化における近代化の芽生えを考察する.
7週 近代①開国と幕末の動乱 国際環境の変化と開国までの過程を理解する.
8週 理解度チェック 7週目までの内容の理解度の確認を行う.
4thQ
9週 近代②明治維新 明治政府が中央集権体制を構築する過程を考察する.
10週 近代③立憲国家の成立 近代国家の基盤が形成されていく過程を理解する.
11週 近代④日清・日露戦争 戦争に至る経緯や経過,影響を知る.
12週 近代⑤近代産業の発展 産業革命や近代産業の発展を理解する.
13週 近代⑥近代の文化 近代文化の特色について理解する.
14週 近代⑦15年戦争 戦争が日本社会に及ぼした影響について考察する.
15週 近代⑧高度経済成長 経済の国際化と技術革新を理解する.
16週 学年末試験

評価割合

試験小テスト平常点レポートその他合計
総合評価割合8002000100
配点8002000100