国語ⅠB

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 国語ⅠB
科目番号 0002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書『精選国語総合 古典編』(明治書院),副教材『基礎から学ぶ解析古典文法 三訂版』(桐原書店),『新版三訂 カラー版新国語便覧』(第一学習社),『古典文法習得のための用言活用ノート』(数研出版),『テーマ別古典(古文・漢文)ウィニングクリア1』,古語辞典
担当教員 小池 博明

到達目標

・わかりやすい古典作品を音読でき、内容が概ね理解できる.
・古典の基礎的知識を身につける.

以上を満足することで,学習・教育目標(A-1)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
古典の読解をとおして,日本の言語文化についての基本的知識を身につけるとともに,日本文化や,日本文化に関係の深い中国文化への理解を深める.
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とし,演習問題や課題を課す.
・適宜,宿題やノート提出を課すので,期限に遅れず提出すること.
注意点:
<成績評価>試験(80%)および提出課題(20%)の合計100点満点で(A-1)を評価し,合計の6割以上を獲得した者を合格とする.
<オフィスアワー>放課後 16:00 ~ 17:00,一般科棟3階.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>後修科目は国語Ⅱ.
<備考>古語と現代語との関連.意見や感想の表明などは,授業または提出物などで適宜行う.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 本科目に対する説明
説話①(古文)
・本科目の目的や概要などについて理解できる.
・歴史的仮名遣いについて理解できる.
2週 説話②(古文) 簡単な古文をおおよそ理解できる.
3週 古典文法① 古文の言葉の単位・品詞などが理解できる.
4週 古典文法② 動詞の四段活用・上二段活用・下二段活用が理解できる.
5週 古典文法③ 動詞の上一段活用・下一段活用・ラ行変格活用・サ行変格活用が理解できる.
6週 古典文法④ ・カ行変格活用・ナ行変格活用が理解できる.
7週 随筆(古文) ・人物や情景などが理解できる.
・基礎的な古典常識が理解できる.
・わかりやすい助動詞が理解できる.
8週 これまでの理解度の確認 これまでの学習内容について,理解できている.
2ndQ
9週 漢文入門① 基礎的な漢文訓読ができる.
10週 漢文入門② 再読文字や置き字などが理解できる.
11週 故事(漢文)① 簡単な漢文のおおよその内容が理解できる.
12週 故事(漢文)② 作品から社会のあり方について考えることができる.
13週 物語(古文)① 簡単な仮名文が理解できる.
14週 物語(古文)② 簡単な助動詞と係り結びを踏まえて、仮名文の読解ができる.
15週 古典文法⑤ 形容詞・形容動詞が理解できる.
16週
後期
3rdQ
1週 軍記物語① 和漢混淆文の特徴が理解できる.
2週 軍記物語② 簡単な和漢混淆文が理解できる.
3週 軍記物語③ 作品から人間について考えることができる.
4週 史書(漢文)① これまでより長めの漢文が理解できる.
5週 史書(漢文)② 句法を理解した読解ができる.
6週 史書(漢文)③ 作品から人間について考えることができる.
7週 古典文法⑥ 推量の助動詞「む」「べし」が理解できる.
8週 これまでの理解度の確認
4thQ
9週 漢詩 ・漢詩の決まりが理解できる.
・作品から自然美や作者の心情が理解できる.
10週 論語① 有名な章句が理解できる.
11週 論語② 作品から学問・人生などについて考えることができる.
12週 歌物語① 歌物語の特徴について理解できる.
13週 歌物語② 和歌の修辞について理解できる.
14週 歌物語③ 主人公の心情について理解できる.
15週 歌物語④ 物語に描かれた場面について理解できる.
16週

評価割合

試験小テスト平常点レポートその他合計
総合評価割合8002000100
配点8002000100