到達目標
技術とは何か,その思想史的背景を理解し,技術が自然や社会に及ぼす影響について説明できることによって,学習・教育目標(B-1)の達成を評価し,また新たな技術開発の倫理学的課題および技術者に求められる倫理的要件について,自身の考えを表現できることによって,(B-2)の達成を評価する.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本授業では,技術とはなにか思想史的定義を理解する.また,技術の功罪について事例をもとに倫理学的に考察する.
授業の進め方・方法:
授業方法は講義を中心とし,毎回講義内容へのコメントを記入して提出する.
注意点:
<成績評価>2回の試験(70%)と平常点(30%)の合計100点満点評価し,合計の6割以上を獲得した者を合格とする.なお授業の1週から7週までの内容で学習・教育目標(B-1)、および9週から15週までの内容で(B-2)をそれぞれ評価する。またB-1の重みを50%、B-2の重みを50%とする。
<オフィスアワー>放課後 16:00 ~ 17:00,一般科棟3F西 鬼頭葉子教員室.
<先修科目・後修科目>なし
なお,本科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要です.試験には,自分が興味を持った技術者倫理に関する事柄を事前に調べ,記述する問題内容を含みます.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
倫理とは何か(1) |
倫理学の基本概念を理解できる.
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2週 |
倫理とは何か(2) |
倫理学の基本概念を理解できる.
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3週 |
技術とは何か(1) |
近代自然科学に関する思想を理解できる.
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4週 |
技術とは何か(2) |
科学と技術のちがいについて理解できる.
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5週 |
技術に関わる倫理的問題(1) |
技術利用と人間の社会との関係を理解できる.
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6週 |
技術に関わる倫理的問題(2) |
技術利用と環境倫理の関係を理解できる.
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7週 |
技術に関わる倫理的問題(3) |
技術利用と動物倫理の関係を理解できる.
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8週 |
理解度の確認 |
7週までの内容を理解し、適切に説明できる。
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4thQ |
9週 |
技術開発に関わる倫理的問題(1) |
技術開発と持続可能性の関係を理解し,自らの意見を表明できる.
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10週 |
技術開発に関わる倫理的問題(2) |
技術開発とグローバルな正義の関係を理解し,自らの意見を表明できる.
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11週 |
技術開発に関わる倫理的問題(3) |
技術開発と生命倫理の関係を理解し,自らの意見を表明できる.
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12週 |
技術の可能性と社会との関わり(1) |
人工知能の社会的影響能について理解し,その可能性と新たな問題について考察できる.
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13週 |
技術の可能性と社会との関わり(2) |
福祉技術とバリアフリー社会との関係を理解し,その可能性と新たな問題について考察できる.
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14週 |
技術の可能性と社会との関わり(3) |
技術利用と社会における合意形成の過程を理解し,自らの技術者としての役割について考察できる.
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15週 |
技術の可能性と社会との関わり(4) |
技術開発と政治経済との関わりについて理解し,自らの技術者としての役割について考察できる.
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 30 | 0 | 0 | 100 |
配点 | 70 | 0 | 30 | 0 | 0 | 100 |