到達目標
本授業では,現代社会における問題や身近な出来事を取り上げ,その出来事の思想的背景も踏まえつつ,政治・法・経済・社会問題などについて学びます.それらの知識をもとに,どのような社会をつくっていったらよいか,自分で具体的な根拠をもとに考えられることによって,学習教育目標の(A-1)の達成とします.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 憲法と法の基本的な概念をよく理解し、明確に説明することができる。 | 憲法と法の基本的な概念を理解し、説明することができる。 | 憲法と法の基本的な概念について、理解・説明ができない。 |
評価項目2 | 政治・社会問題をよく把握し、今後の社会の課題を自ら見つけ、解決策を提案することができる。 | 政治・社会問題を把握し、社会にどのような課題があるか説明できる。 | 政治・社会問題の把握・説明ができない。 |
評価項目3 | 経済や財政の構造をよく理解し、説明することができる。 | 経済や財政の構造を概ね理解し、説明することができる。 | 経済や財政の構造について、理解・説明ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現代社会が抱える政治・法・経済・社会に関する諸問題を取り上げ、それらの問題の思想的背景や歴史的背景にも注目しつつ学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業方法は講義を中心とし、コメントシートに講義内容へのコメントを記入して提出する。
注意点:
<成績評価>中間試験(50%),学期末試験(50%)の合計100点満点で(A-1)を評価し,評価結果60点以上を合格とする.
<オフィスアワー>講義後に対応する
<先修科目・後修科目>先修科目:世界史、日本史,後修科目:倫理学
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
現代社会の特質 |
少子高齢化,男女共同参画など日本の現代社会の問題について理解できる.
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2週 |
基本的人権と立憲主義 |
民主政治の歴史的展開と立憲主義について理解できる.
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3週 |
日本国憲法の基本原理 |
日本国憲法の基本原理を理解できる。
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4週 |
基本的人権の保障 |
日本国憲法における人権保障と国民の権利について理解できる.
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5週 |
平和主義と安全保障 |
日本国憲法の平和主義と安全保障の関係について理解できる.
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6週 |
日本の政治機構(1)立法・行政 |
立法府(国会)と行政府(内閣)との関係について理解できる。
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7週 |
日本の政治機構(2)司法・地方自治 |
司法府(裁判所)、地方自治について理解できる。
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8週 |
理解度の確認 |
第7週までの内容を適切に理解し表現できる。
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2ndQ |
9週 |
選挙制度と政党 |
日本の選挙方法と政党のあり方を理解できる。
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10週 |
世論と政治 |
大衆社会の中における主権者としてのあり方を理解できる。
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11週 |
経済のしくみ |
資本主義経済のあゆみと企業のあり方について理解できる.
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12週 |
政府の役割と財政 |
税金のしくみと所得の再配分について理解できる.
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13週 |
労働者の権利 |
労働者の権利はどのように守られているのかについて理解できる。
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14週 |
社会保障の役割 |
日本の社会保障(医療・年金など公的扶助)を理解し,その課題について考察できる.
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15週 |
消費者問題・環境問題 |
日本の消費者問題、環境問題の課題を理解できる。
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 30 | 100 |
配点 | 70 | 0 | 30 | 100 |