英語Ⅲ

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 英語Ⅲ
科目番号 0035 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 一般科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 UNICORN English Communication 3
担当教員 奥村 信彦,小宮山 真美子,宮本 祐子,徳竹 ゆう子

到達目標

科学・社会・文化などの様々なジャンルのテクストを読み, 内容の理解を深める. 物語であればストーリーの展開を捉えながら情報や要点をまとめ, 説明文であれば書き手の意向や主張を批判的に解釈する上で, 必要な読解方略を身につけられるよう学習してゆく. また, 内容について英語の質問に英語で答えることを通じて, 総合的なコミュニケーション能力の基本を身につけているか, (F-2)の達成度を評価する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
新しく学ぶ英単語や熟語の意味を正しく理解し,運用することができる.新しく学ぶ英単語や熟語の意味のほとんどが言え, 書くことができる.新しく学ぶ英単語や熟語の意味を6割くらい言え, 書くことができる.新しく学ぶ英単語や熟語の意味の半分以下しか言えず, 書くこともできない.
新しい英文法を学び, 文章の意味を日本語訳できるようになり, またその文法を使って英作文が作れる.新しい英文法を使った文章の意味をほとんど日本語訳でき, またその文法を使ってほぼ完璧に英作文が作れる新しい英文法を使った文章の意味を6割くらい日本語訳でき, またその文法を使って6割くらいの英作文が作れる.新しい英文法を使った文章の意味をほとんど訳せず, またその文法を使った英作文もほとんど作れない.
パラグラフや文章全体の内容を理解し, それに対して文化的・専門的な情報を収集し, 自分なりの視点から意見を述べられる.パラグラフや文章全体の内容をほぼ完璧に把握し, それに対して多角的視点から独創的な意見を述べられる.パラグラフや文章全体の内容を6割くらい把握し, それに対して自分なりの意見を述べられる.パラグラフや文章全体の内容をほぼ把握しておらず, それに対して意見も述べられない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
様々なタイプのテキストに触れ, 読解力を養う. 物語であれば登場人物の心理やストーリーの展開を捉えながらテーマに迫り, 説明文であれば具体例を把握しながら書き手の意向や主張を批判的に読む力を養う. 英語の質問に英語で答えることにも力点を置き, 英語による総合的コミュニケーション能力の伸長を図る.
授業の進め方・方法:
・授業方法は座学を中心とし, クラス全体での英文解釈をする.
・適宜,課題プリント, ノートチェック, 確認テストを課す.
・課題は期限に遅れずに提出すること.
注意点:
・オフィスアワー:水曜日 14:30~16:00
この時間以外でも必要に応じて来室して下さい(奥村・小宮山)

・そのほかの先生のオフィスアワーについては個別に問い合わせてください.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
LESSON 1: What Do You Know about College Education?
・英語Ⅲの授業・学習方法について説明.
・対比と例示を使った筆者の主張を読み取る.
・大学で要求される学問との向き合い方を理解する.
・筆者の考え方について批判的な意見と励ましの意見を読み,理解した上でアドバイスする.
・分詞を含む表現/関係詞を含む構文/強調構文/同格表現/挿入表現を理解する.
2週 LESSON 1: What Do You Know about College Education? 同上
3週 LESSON 2: How We Think about Memory ・対比を踏まえ例示を使った本文の主題を読み取る.
・記憶の正確さと脳の働きの関係について理解する.
・本文の内容を理解した上で、同様の現象を説明する.
・Itを含む構文/不定詞を含む構文/省略表現/挿入表現を理解する.
4週 LESSON 2: How We Think about Memory 同上
5週 LESSON 3: The Kid Who Challenged a Giant Company ・時間順を柱に手順を交えた説明から主題を読み取る.
・実験に至る理由と経過を理解する.
・本文の内容を理解した上で、登場人物になって相手を説得する手紙を書く.
・分詞を含む構文/関係詞を含む構文/無生物主語表現を理解する.
6週 LESSON 3: The Kid Who Challenged a Giant Company 同上
7週 LESSON 3: The Kid Who Challenged a Giant Company 同上
8週 理解度の確認
2ndQ
9週 LESSON 4:Variation in English ・対比と列挙を使って例示しながら説明される主題を読み取る.
・外国人英語学習者がイギリスで体験することとその原因・理由を理解する.
・本文の内容を理解した上で、自分たちが英語学習の際に想定できることを述べる.
・分詞を含む表現/強調構文/不定詞を含む構文/倒置表現/省略表現を理解する.
10週 LESSON 4:Variation in English 同上
11週 LESSON 5: Why Study Foreign Languages? ・時間上の対比などの例示を使って導き出された主題を読み取る.
・筆者がなぜ外国語学習を勧めるのかその理由を理解する.
・本文を理解した上で、外国語を学ぶ意義について説明する.
・Itを含む構文/助動詞を含む構文/仮定法を含む構文/挿入表現を理解する.
12週 LESSON 5: Why Study Foreign Languages? 同上
13週 LESSON 5: Why Study Foreign Languages? 同上
14週 LESSON 6: Design for the Other Ninety Percent ・対比と例示を使って主張されている主題を読み取る.
・貧困層へのデザインの必要性の理由を理解する.
・本文を理解した上で、貧困層へのデザインのポイントを説明する.
・Itを含む構文/関係詞を含む構文/同格表現を理解する.
15週 LESSON 6: Design for the Other Ninety Percent 同上
16週 前期末達成度試験
後期
3rdQ
1週 LESSON 7: We Are Not Alone: An Invitation to Social Psychology ・例示と対比を使って主張されている主題を読み取る.
・社会心理学という学問の内容について理解する.
・本文を理解した上で、同じ状況における自分の考えを説明する.
2週 LESSON 7: We Are Not Alone: An Invitation to Social Psychology 同上
3週 LESSON 7: We Are Not Alone: An Invitation to Social Psychology 同上
4週 LESSON 7: We Are Not Alone: An Invitation to Social Psychology 同上
5週 LESSON 8: Pendulums in Motion ・例示を使って論証された主題を読み取る.
・数字や法則を正しく理解する.
・本文の説明の仕方を理解した上で、提示されている証明について説明する.
・Itを含む構文/動名詞を含む構文/分詞を含む構文/同格表現/省略表現を理解する.
6週 LESSON 8: Pendulums in Motion 同上
7週 LESSON 8: Pendulums in Motion 同上
8週 理解度の確認
4thQ
9週 LESSON 9: Collect Everything. Save Everything. ・対比を加え、例示を使って主張されている主題を読み取る.
・種子の多様性と保存の必要性について理解する.
・本文を理解した上で、提示された状況下での自分の考えを説明する.
・関係詞を含む構文/挿入表現/省略表現を理解する.
10週 LESSON 9: Collect Everything. Save Everything. 同上
11週 LESSON 10: Kaleidoscope ・時間的対比をからめながら伝えられる筆者の思いを読み取る.
・筆者の祖国への思いと父親の思い出について理解する.
・本文を理解した上で、筆者がいう若いときの強さについて自分の意見を説明する.
・分詞を含む構文/付帯状況/倒置表現を理解する.
12週 LESSON 10: Kaleidoscope 同上
13週 LESSON 11: A Paradise Built in Hell ・対比と例示を使って説明されている主題を読み取る.
・災害時に生まれる共通意識が、現代社会になぜ必要なのか筆者の主張を理解する.
・本文を理解した上で、内容を整理する.
・分詞を含む構文/接続詞を含む構文/強調構文を理解する.
14週 LESSON 11: A Paradise Built in Hell 同上
15週 LESSON 11: A Paradise Built in Hell 同上
16週 学年末達成度試験

評価割合

試験小テスト授業参加態度課題その他合計
総合評価割合7010101000100
基礎的能力70101000090
専門的能力0000000
分野横断的能力000100010