国語ⅠA

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 国語ⅠA
科目番号 0041 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 ①教科書:『新精選国語総合 現代文編』明治書院,②『新版三訂カラー版 新国語便覧』第一学習社,③『テーマ別現代文 ウィニングクリア1』尚文出版,④『やればできるシリーズ じっくり身につく現代文1』京都書房,⑤『新入試評論文読解のキーワード300 改訂版』明治書院.⑥『常用漢字ダブルクリア 三訂版』尚文出版⑦国語辞典(新たに購入する必要はない.中学校で使用したものでよい.電子辞書でも可).*②⑥は国語ⅠBと共通.
担当教員 小池 博明

到達目標

・平易な論理的文章の構成や要旨をおおむね理解できる.
・平易な小説の主題をおおむね理解でき,登場人物の心情やものの見方を,表現に即して読むことができる.
・平易な韻文について,その主題や作品に即したイメージをおおむね理解することができる.
・基本的な漢字や言葉の意味をおおむね理解できる.
以上を満足することで,A‐1に到達する初歩的段階の達成と認定する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1論理的文章の論理の展開をおおよそ理解し,要旨をほぼ把握することができる.論理的文章の文意をおおよそ理解することができる.論理的文章が理解できない.
評価項目2文学的文章について,書き手の意図をおおよそ理解することができる.文学的文章の場面や情景を想像でき,登場人物の心情をおおよそ理解することができる.文学的文章が理解できない.
評価項目3自らの語彙を知的好奇心をもって増やすことができる.基本的な語彙がおおよそ理解できる.基本的な語彙力がない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・国際社会への対応が希求され,進展する情報化社会の中にあって,国語としての日本語について理解と表現力を育む.
・現代の論理的文章を学習することを通して,理解力の基礎を養うとともに,語彙や表記法など国語に関する基本的な知識を身につける.
・近現代の文学作品を読むことを通して,表現に即した鑑賞ができる基礎を養うとともに,語彙を豊かにし,表現力の涵養に努める.
授業の進め方・方法:
・講義とそれについての課題を課す.
・課題は期限に遅れず提出すること.
注意点:
<成績評価>試験(80%)および課題など(20%)の合計100点満点で(A-1)を評価し,合計の6割以上を獲得した者を合格とする.
<オフィスアワー>放課後 16:00 ~ 17:00,一般科棟3階.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>後修科目は国語Ⅱ.
<備考>意見や感想の表明などは,授業や提出物などで行う,

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業を受けるにあたって必要な事柄を,理解する.
2週 評論1 論理的文章の読解の基礎を理解することができる.
3週
4週 評論2 論理的文章の基本的構成と展開を理解することができる.
5週
6週
7週
8週 これまでの理解度の確認. これまでの学習内容について理解できている.
2ndQ
9週 小説1 ・作品の表現から人物や情景を思い浮かべることができる.
・作品の構成や展開から主題を考えることができる.
10週
11週
12週
13週 主題や作品に即したイメージを理解することができる.
14週
15週 俳句 主題や作品に即したイメージを理解することができる.
16週 前期末達成度試験
後期
3rdQ
1週 評論3 論旨を客観的に理解し,要約することができる.
2週
3週
4週 評論4 これまで学習した,論理的文章の読解方法の応用ができる.
5週
6週
7週
8週 これまでの理解度の確認. これまでの学習内容について理解できている.
4thQ
9週 表現1 原稿用紙の正しい使い方が理解できる.
10週 表現2 正確でわかりやすい文章を書く基本を理解することができる.
11週 短歌 主題や作品に即したイメージを理解することができる.
12週 小説2 人物,情景,心情などを表現に即して理解することができる.
13週
14週
15週
16週 学年末達成度試験

評価割合

試験小テスト平常点レポートその他合計
総合評価割合8000020100
配点80 0020100