本授業の目的は、アメリカ国立学術文化研究機関であるスミソニアン協会がオンライン発行しているSmithsonian.comのSmart Newsから, 認知科学, 遺伝子工学, ロボット工学, 医療といった幅広い分野の記事を読み, 自身の興味関心に結び付けることで「英語を読んで考える力」を鍛えることにある.「プラスチックごみがバニラエッセンスに姿を変える」「まるであくびのように、スマホチェックも次々と伝染する」「ついに3Dプリンターから初の和牛肉が登場」などの記事を読みながら, テクノロジーがどのように我われの日常に関わっているか理解を深める. その上で, テクストの書き手の意向や主張を的確に解釈するのに必要な思考力を養い, 知的な回路を増強できるよう学習してゆく.
また,英語での読解を理解しやすくするため, 前置詞, 複合名詞, 冠詞, 句読点, 接頭辞・接尾辞, 数量表現などの復習を行い, 科学的な英語表現の基礎的な運用力を鍛える. 加えて毎週DataBase4500に基づいた単語テストを行う. その上で内容について英語の質問に英語で答えることを通じて, 総合的なコミュニケーション能力の基本を身につける.以上により(F-2)の達成度を評価する.
概要:
理工系分野を中心としたテクストを読み,多種多様な事象やユニークなものの見方に反応して内容の理解を深めるとともに, 自分なりの興味関心に結び付けることで「考える力」を鍛えることにある.テクストの書き手の意向や主張を的確に解釈するのに必要な思考力を養い, 知的な回路を増強できるよう学習してゆく.また英語の質問に英語で答えることにも力点を置き, 英語による総合的コミュニケーション能力の伸長を図る.
授業の進め方・方法:
・授業方法は座学を中心とし, クラス全体での英文解釈をする.
・適宜,課題プリント, ノートチェック, 単語テストを課す.
・Teams, GoogleClassroomを用いて資料配布, 課題の提出などを行う.
・課題は期限に遅れずに提出すること.
注意点:
・オフィスアワー:水曜日 14:30~16:00
この時間以外でも必要に応じて来室して下さい
先修科目は英語IIA、英語IIB、グローバルエンジニア基礎演習IIIである.
後修科目は英語IVである.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション Unit 1: Need a Creative Boost? Nap Like Thomas Edison and Salvador Dalí |
・英語Ⅲの授業・学習方法について説明 ・「創造性を高めたければ、エジソンやダリのように昼寝をしよう」に関する英文を読む ・「冠詞」の確認
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2週 |
Unit 1: Need a Creative Boost? Nap Like Thomas Edison and Salvador Dalí |
同上
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3週 |
Unit 2: Curly the Curling Robot Can Beat the Pros at Their Own Game |
・「カーリングロボットの「カーリー」はプロ相手の試合で大活躍」に関する英文を読む ・「句読点」(コロン, セミコロン, ダッシュ)の確認
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4週 |
Unit 2: Curly the Curling Robot Can Beat the Pros at Their Own Game |
同上
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5週 |
Unit 4: Plastic Waste Can Be Transformed into Vanilla Flavoring |
・「プラスチックごみがバニラエッセンスに姿を変える」に関する英文を読む ・「抽象名詞が普通名詞になるとき」の確認
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6週 |
Unit 4: Plastic Waste Can Be Transformed into Vanilla Flavoring |
同上
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7週 |
復習 : Unit1~3 のグループ・プレゼンテーション |
これまでの学習内容を見直し, どのような内容が理解できたか/できなかったかの洗い出しをグループごとにプレゼンテーション形式で確認を行う.
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8週 |
理解度の確認 |
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2ndQ |
9週 |
Unit 6: This Mushroom-Based Leather Could Be the Next Sustainable Fashion Material |
・「キノコで創る人工レザーは次世代を担うサステナブルなファッション素材」に関する英文を読む ・「前置詞1」の確認
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10週 |
Unit 6: This Mushroom-Based Leather Could Be the Next Sustainable Fashion Material |
同上
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11週 |
Unit 7: Scientists Build an Artificial Fish that Swims on Its Own Using Human Heart Cells |
・「科学者はヒトの心臓細胞を使って泳ぐ人工魚を創り出した」に関する英文を読む ・「前置詞 2」の確認
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12週 |
Unit 7: Scientists Build an Artificial Fish that Swims on Its Own Using Human Heart Cells |
同上
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13週 |
Unit 8: Research Shows Checking Your Phone Is Contagious Like Yawning |
・「まるであくびのように、スマホチェックも次々と伝染する」に関する英文を読む ・「数量表現」の確認
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14週 |
Unit 8: Research Shows Checking Your Phone Is Contagious Like Yawning |
同上
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15週 |
前期末達成度試験 |
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16週 |
まとめと復習 |
これまでの学習内容を見直し, どのような内容が理解できたか/できなかったかの洗い出しをグループごとにプレゼンテーション形式で確認を行う.
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後期 |
3rdQ |
1週 |
Unit 10: Robot Jumps a Record-Breaking 100 Feet in the Air |
・「ロボットはゆうゆうと30mジャンプして新記録をつくった」に関する英文を読む ・「数量表現」の確認
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2週 |
Unit 10: Robot Jumps a Record-Breaking 100 Feet in the Air |
同上
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3週 |
Unit 11: Space Is Destroying Astronauts’ Red Blood Cells |
・「宇宙飛行士の赤血球は宇宙で破壊されている」に関する英文を読む ・「複合名詞」の確認
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4週 |
Unit 11: Space Is Destroying Astronauts’ Red Blood Cells |
同上
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5週 |
Unit 12: These Scientists Plan to Fully Resurrect a Woolly Mammoth within the Decade |
・「マンモスを10年以内に完全復活させる計画が進行中」に関する英文を読む ・「複合形容詞1」の確認
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6週 |
Unit 12:: These Scientists Plan to Fully Resurrect a Woolly Mammoth within the Decade |
同上
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7週 |
復習 : Unit7~9 のグループ・プレゼンテーション |
これまでの学習内容を見直し, どのような内容が理解できたか/できなかったかの洗い出しをグループごとにプレゼンテーション形式で確認を行う.
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8週 |
理解度の確認 |
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4thQ |
9週 |
Unit 13: Scientists Create First 3-D Printed Wagyu Beef |
・「ついに3Dプリンターから初の和牛肉が登場」に関する英文を読む ・「複合名詞 2」の用語の確認
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10週 |
Unit 13: Scientists Create First 3-D Printed Wagyu Beef |
同上
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11週 |
Unit 14: Scientists Unveiled the World’s First Living Robots Last Year. Now, They Can Reproduce |
・「昨年発表された世界初の生体ロボット。今は子孫を残せることに」に関する英文を読む ・「接頭辞・接尾辞 1」の確認
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12週 |
Unit 14: Scientists Unveiled the World’s First Living Robots Last Year. Now, They Can Reproduce |
同上
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13週 |
Unit 15: New Tech Can Distinguish Brushwork of Different Artists |
・「筆遣いだけでその絵の作者を当ててしまう新技術」に関する英文を読む ・「接頭辞・接尾辞 2」の表現の確認
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14週 |
Unit 15: New Tech Can Distinguish Brushwork of Different Artists
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同上
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15週 |
学年末達成度試験 |
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16週 |
まとめと復習 |
これまでの学習内容を見直し, どのような内容が理解できたか/できなかったかの洗い出しをグループごとにプレゼンテーション形式で確認を行う.
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