到達目標
・国語で論理的かつ効果的に情報や意思などを伝達することができることによって,(A)-1の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
正しい日本語への理解 | 正しい日本語の使い方を理解し,日常生活の中で実践することができる. | おおむね正しい日本語の使い方を理解し,使うことができる. | 正しい日本語を理解し,使うことができない.
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伝わる文章を書く力 | 論理的で文法的に間違いのない文章を書くことができる. | おおむね論理的で文法的に間違いのない文章を書くことができる. | ねじれや文法的な間違いの多い文章を書いてしまう. |
人前で話して伝える力 | 他人へ向けて伝わる発表をし、質問などに的確に答えることができる. | 他人へ向けて伝わる発表をし、質問などにおおむね答えることができる. | 他人へ向けて伝わる発表ができず、質問などに答えることができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本語表現に関する講義と実習を通じて,文法的に正しく,かつ説得力のある内容の文章を書けるようにする.一部,口頭での発表も行うことで,他人の前で自分の意見を述べ,質問に適確に答える力を養う.
授業の進め方・方法:
・授業内容のほかに,毎回のワークシート,発表原稿やレポート,小論文の作成を課題として課す.
・課題は授業後速やかにこなし,受業内容の把握と理解に努めてもらいたい.
注意点:
<成績評価>毎回の授業後の課題を30%,プレゼンテーションの内容と参加態度を30%,確認テストなどを40%の合計100点満点で(A-1)を評価し,合計の6割以上を獲得した者を合格とする.
<オフィスアワー>質問については授業後に適宜対応する.
<先修科目・後修科目>先修科目は「国語Ⅲ」
<備考>本科目は,学習単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要です.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス
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本科目の目的や概要などについて理解する.
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2週 |
正しい日本語とは何か? |
若者言葉,話し言葉と書き言葉,差別用語よく使われることわざ,慣用句・ことわざについて理解する.
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3週 |
敬語を使う① |
尊敬語,謙譲語,丁寧語について理解し,正しい使い方を理解する.
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4週 |
敬語を使う② |
敬語を理解し,文章の間違いを指摘する.
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5週 |
文体表現 |
文章の簡潔な書き方,悪文,文章のねじれについて理解する.
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6週 |
メモの取り方 |
相手に要件を伝える際のメモの書き方を理解し,実践する.
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7週 |
電話と手紙のマナー |
電話で要件を伝える際の注意点,手紙を書く際のマナーを理解する.
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8週 |
メールの書き方 |
目上の人へ向けた電子メールの書き方を理解し,正しい文面を作成できるようにする.
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4thQ |
9週 |
レポート,小論文の書き方① |
レポート,小論文の構成について理解し,文章の盗用をしてはいけないことを確認する.
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10週 |
レポート,小論文の書き方② |
ひとつのテーマのもとに,自身の意見をまとめるためのメモを作成し,展開のための材料(資料)を集める.
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11週 |
レポート,小論文の書き方③ |
自身の意見として書いた文章を人前で発表し,質問に答える.質問を担当する者は,コメントシートを作成する.
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12週 |
レポート,小論文の書き方④ |
自身の意見として書いた文章を人前で発表し,質問に答える.質問を担当する者は,コメントシートを作成する.
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13週 |
レポート,小論文の書き方⑤ |
前回に引き続き,自身の意見として書いた文章を人前で発表し,質問に答える.質問を担当する者は,コメントシートを作成する.
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14週 |
レポート,小論文の書き方⑥ |
発表を通して得られた質問や疑問を反映して,より人に伝わる文章を作成する.
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15週 |
正しい日本語表現の再確認 |
これまでの学びを通して,レポート・小論文で正しい日本語が使えているかを再確認し、電子メールで教員宛てに提出する.
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16週 |
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評価割合
| 課題 | 発表 | 確認テスト | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 30 | 40 | 100 |
配点 | 30 | 30 | 40 | 100 |