東洋史

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 東洋史
科目番号 0050 科目区分 一般 / 必修選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 一般科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『最新世界史図説タぺストリー』(帝国書院)を持参すること.参考書:東野治之『遣唐使』(岩波新書) 榎本渉『僧侶と海商たちの東アジア』(講談社選書メチエ)五味文彦『大仏再建』(講談社選書メチエ)その他は、教場で紹介する.
担当教員 久保田 和男

目的・到達目標

東アジア海域交流史を理解できていること.東アジアの歴史地理的な基本的な知識を理解できていること.これらを満足することで,学習・教育目標の(A-1)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
前近代史の日中交流についての諸問題を説明できる.説明できる部分的に説明できるあまり説明できない
東アジアの歴史地理的な基本的な知識を理解できている基本的に理解出来ている部分的に理解出来る全く理解出来ていない
東アジアの海域交流史への理解を通じて,日本文化の成立を考える.しっかりと考えている日本文化の成立について部分的に考えている全く考えていない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・前近代史の日中交流についての諸問題を検討する.
・東アジアの海域交流史への理解を通じて,日本文化の成立を考える.
授業の進め方と授業内容・方法:
・授業方法は講義を中心とする.
・適宜,レポート課題などを課すので,期限に遅れず提出すること.

なお,この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.事前・事後学習として課題等を与える.
注意点:
2回の定期試験の成績(80%)と,授業への取り組む姿勢(20% ノート点検で判断する)で評価する.合計の6割以上を獲得した者を,(A-1)を達成したものとして,この科目の合格者とする.

先修科目は 世界史 日本史 現代社会

オフィスアワー 月曜日16:00~17:00 一般科棟1F東 社会科教員室2

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ・  オリエンテーション ・  東アジアの地理を理解する.
2週 ・  古代中国文明と東アジア ・  中国文明と日本の新石器時代の関わりを理解する.
3週 ・ 漢代の東アジアと倭国 ・ 倭国の形成を中国歴史書から理解する.
4週 ・  三国時代と卑弥呼 ・  卑弥呼はなぜ使いを送ったのか,なぜ魏は卑弥呼を王に任じたのか理解する.
5週 ・  南北朝時代の東アジア・倭の五王 ・  仏教の中国伝来と朝鮮・日本への伝播を理解する.
6週 ・  遣唐使と「日本」の成立 ・  「日本」という国号や「天皇」という称号の生まれた背景を遣唐使の時代を通じて考える.
7週 ・  東アジアの変動と遣唐使の中止 ・ 遣唐使はなぜ中止されたのか理解する.日本と宋との貿易関係を理解する.
8週 古代東アジア国際交流への理解を確認する 理解度チェック
4thQ
9週 ・  東アジアの変動と遣唐使の中止 ・ 遣唐使はなぜ中止されたのか理解する.日本と宋との貿易関係を理解する.
10週 ・  宋代の経済と,日宋貿易 ・  奈良の大仏再建における日宋貿易の役割を中心に考える.
11週 ・  元寇とその東アジア的な意義 ・  元寇に関わった,高麗や南宋そして鎌倉幕府を通じて元寇を理解する.
12週 ・  倭寇と日明貿易 ・  日本国王に冊封された懐良親王と足利義満の目的について理解する.
13週 ・  鎖国と日中の貿易関係 ・  江戸時代の対外政策について理解する.
14週 ・  鎖国と日中の貿易関係 ・  江戸時代の対外政策について理解する.
15週 ・  アヘン戦争と日本の開国 ・  東アジアにおける「西欧の衝撃」を考える.
16週

評価割合

試験小テスト平常点レポートその他合計
総合評価割合8002000100
配点8002000100