保健・体育Ⅱ

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 保健・体育Ⅱ
科目番号 0055 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 一般科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 参考書:最新スポーツルール,伊藤道郎編 内山了治他著「運動と健康の科学」指定の運動着,Tシャツ,ポロシャツ,専用シューズ(体育館,テニス).
担当教員 児玉 英樹,内山 了治,小川 裕樹,唐木田 礼奈

到達目標

事前の準備やウォーミングアップ,事後の片付けやクーリングダウンを積極的に行い,運動に適した服装や態度の重要性を理解した上で,各授業項目(各種目)について,自主的かつ意欲的に活動に取り組める.これらの内容を満足することで,学習・教育目標の(A-2)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1準備・活動の場面において、自己および仲間のとるべき行動を判断し、適切に働きかけながら、主体的に活動できる。準備・活動の場面において、自己のとるべき行動を判断し、仲間と協力しながら活動できる。準備・活動の場面において、自己のとるべき行動を判断できない。仲間との協力や活動への自主的な参加ができない。
評価項目2自己の能力を理解し、適切な運動技能、運動強度を判断し、応用的技能の習得や体力向上をはかることができる。教員が指示した運動課題に従い、運動の基本技術や体力を身につけることができる。教員の指示に従わず、運動の基本技術や体力を身につけることができない。
評価項目3自己や周囲の安全に留意しながら活動し、必要に応じて危険を回避する行動や、周囲への声かけができる。自己の安全に留意しながら活動し、必要に応じて危険を回避する行動を取ることができる。安全に留意しながら活動することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
各種運動の合理的実践を通して,運動種目に内在する固有の楽しさや喜びを体得し,運動に親しむ能力や態度を養う.また,現代社会における健康に関わる諸問題,生活スタイルの変化に伴う無意識的な運動機会の減少(体力低下)やその防止策について理解を深める.
授業の進め方・方法:
授業方法は,実技が中心となるが,必要に応じてレポート等の課題を課す場合がある.
注意点:
<成績評価>上記(到達目標)に従い,100点満点(体育実技50%,体育総合25%,保健25%)で(A-2)を評価し,合計の6割以上を獲得した者をこの科目の合格者とする.

<オフィスアワー>毎週火曜日16:00~17:00,内山:第1体育館,グラウンド,児玉:第1体育館,小川:第2体育館・武道館・グラウンド.ただし,出張などで不在の場合がある.(非常勤講師):授業の前後に聞いてください.緊急の場合は体育教員が対応します.

<先修科目・後修科目>先修科目:保健・体育I 後修科目:保健・体育III

<備考>やむを得ない理由により欠課時数が6時間を超えてしまった場合には,申し出により補習を行うことがあるが,その場合でも欠課時数の合計が,総授業時数の1/5以内を目安とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 体育実技-前①/体育総合-前①/保健-前① <体育実技>身体的緊張をほぐす各種体操を意欲的に行える.ストレッチ,補強運動等の具体的方法の理解と実践ができる.
<体育総合>簡単なマット運動の実施.
<保健>現代社会と健康について理解する.
2週 体育実技-前②/体育総合-前②/保健-前②
3週 体育実技-前③/体育総合-前③/保健-前③ <体育実技>文部科学省スポーツテストを行う.運動能力,体力の実態把握と課題設定.
<体育総合>「体育総合-前②」に同じ.
<保健>「保健-前②」に同じ.
4週 体育実技-前④/体育総合-前④/保健-前④ <体育実技>「体育実技-前③」に同じ.
<体育総合>縄跳びで,八の字跳び,全員跳びなど行い,タイミング能力やチームワークなど養う.
<保健>「保健-前③」に同じ.
5週 体育実技-前⑤/体育総合-前⑤/保健-前⑤ <体育実技(陸上競技)>短距離・リレー,跳躍種目選択:走高跳・走幅跳.
<体育総合>「体育総合-前④」に同じ.
<保健>「保健-前④」に同じ.
6週 体育実技-前⑥/体育総合-前⑥/保健-前⑥ <体育実技(陸上競技)>「体育実技-前⑤」に同じ.
<体育総合>「体育総合-前⑤」に同じ.
<保健>心肺蘇生法等,応急手当について理解する.
7週 体育実技-前⑦/体育総合-前⑦/保健-前⑦ <体育実技(陸上競技)>「体育実技-前⑥」に同じ.
<体育総合>ラダー,ジャンプ,変形ダッシュ,バランストレーニングなどを実施し,調整能力の向上を図る.
<保健>「保健-前⑥」に同じ.
8週 体育実技-前⑧/体育総合-前⑧/保健-前⑧
2ndQ
9週 体育実技-前⑨/体育総合-前⑨/保健-前⑨ <体育実技(テニス)>基本的ルールの理解,基礎技術の習得.
<体育総合>「体育総合-前⑧」に同じ.
<保健>「保健-前⑧」に同じ.
10週 体育実技-前⑩/体育総合-前⑩/保健-前⑩
11週 体育実技-前⑪/体育総合-前⑪/保健-前⑪ <体育実技(テニス)>「体育実技-前⑩」に同じ.
<体育総合>各自の課題によるトレーニングの計画と実践.
<保健>体力トレーニングの内容や方法を理解する.
12週 体育実技-前⑫/体育総合-前⑫/保健-前⑫ <体育実技(バレーボール)>基本技能の習得.応用技能(三段攻撃)の習得.ゲーム.
<体育総合>「体育総合-前⑪」に同じ.
<保健>「保健-前⑪」に同じ.
13週 体育実技-前⑬/体育総合-前⑬/保健-前⑬
14週 体育実技-前⑭/体育総合-前⑭/保健-前⑭
15週 体育実技-前⑮/体育総合-前⑮/保健-前⑮
16週
後期
3rdQ
1週 体育実技-後①/体育総合-後①/保健-後① <体育実技(ソフトボール)>攻守の基本技術の習得,ルールの理解.
<体育総合>簡単なマット運動の実施.
<保健>適応機制や自己実現など,精神の健康について理解する.
2週 体育実技-後②/体育総合-後②/保健-後② <体育実技(テニス)>「体育実技-後①」に同じ.
<体育総合>武道の姿勢,礼法,受け身,寝技などについて理解し実践できる.
<保健>「保健-後①」に同じ.
3週 体育実技-後③/体育総合-後③/保健-後③ <体育実技(サッカー)>キック,ヘディング等の基本技術の習得.
<体育総合>「体育総合-後②」に同じ.
<保健>「保健-後②」に同じ.
4週 体育実技-後④/体育総合-後④/保健-後④
5週 体育実技-後⑤/体育総合-後⑤/保健-後⑤ <体育実技(持久走)>学校外周(4.0km)・・・3回.
<体育総合>「体育総合-後④」に同じ.
<保健>「保健-後④」に同じ.
6週 体育実技-後⑥/体育総合-後⑥/保健-後⑥ <体育実技(持久走)>「体育実技-後⑤」に同じ.
<体育総合>「体育総合-後⑤」に同じ.
<保健>思春期と性・妊娠と出産・結婚・家族計画・加齢と健康について理解する.
7週 体育実技-後⑦/体育総合-後⑦/保健-後⑦
8週 体育実技-後⑧/体育総合-後⑧/保健-後⑧ <体育実技(スケート)>Mウェーブにて実施.各自の技量に合わた目標を立て実践する.
<体育総合>「体育総合-後⑦」に同じ.
<保健>「保健-後⑦」に同じ.
4thQ
9週 体育実技-後⑨/体育総合-後⑨/保健-後⑨ <体育実技(バドミントン)>基本技能の向上とフライトの種類豊富なゲーム.
<体育総合>「体育総合-後⑧」に同じ.
<保健>「保健-後⑧」に同じ.
10週 体育実技-後⑩/体育総合-後⑩/保健-後⑩
11週 体育実技-後⑪/体育総合-後⑪/保健-後⑪
12週 体育実技-後⑫/体育総合-後⑫/保健-後⑫ <体育実技(バスケットボール)>基礎練習とともに,2on2,3on3,5on5ゲームなどを行う.
<体育総合>サーキットトレーニングの理解と実践.
<保健>「保健-後⑪」に同じ.
13週 体育実技-後⑬/体育総合-後⑬/保健-後⑬
14週 体育実技-後⑭/体育総合-後⑭/保健-後⑭
15週 体育実技-後⑮/体育総合-後⑮/保健-後⑮
16週

評価割合

試験技能平常点レポートその他合計
総合評価割合05040010100
配点05040010100