到達目標
西洋史上の大きな変化を理解できていること.西洋の歴史地理的な基本的な知識を理解していること.これらを満足することで,学習・教育目標のA-1の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
・中東・欧州の歴史を説明できる。 | きちんと説明できる。 | 一定の説明能力がある | あまり説明できない。 |
・宗教問題と社会について説明できる。 | きちんと説明できる。 | 一定の説明能力がある | あまり説明できない。 |
・ユダヤ人の歴史について考え、中東問題の起源を説明できる。 | きちんと説明できる。 | 一定の説明能力がある | あまり説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
・中東・欧州の歴史を概観する
・宗教問題と社会について考える。
・ユダヤ人の歴史について考え、中東問題の起源を知る。
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とする。
・適宜,レポート課題などを課すので,期限に遅れず提出すること.
注意点:
2回の定期試験の成績(80%)と,授業への取り組む姿勢(20% ノート点検で判断する)で評価する.合計の6割以上を獲得した者を,A-1を達成したものとして,この科目の合格者とする.
先修科目は 世界史 日本史 現代社会
オフィスアワー 月曜日16:00~17:00 一般科棟1F東 社会科教員室2
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
・ オリエンタリズム・オリエント文明 |
・ オリエンタリズムを理解し世界史的な視座をえる.
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2週 |
・ アケメネス朝ペルシャ帝国と宗教:ゾロアスター教とマニ教 |
・ ゾロアスター教やユダヤ教に見られる世界観を理解する.
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3週 |
・ ギリシャ文明 |
・ 特にギリシャ哲学の現代における影響を考える.
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4週 |
・ ギリシャ哲学 |
・ ギリシャ哲学について考える
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5週 |
・ ヘレニズム時代と諸宗教 |
・ アレクサンドロス大王の東方遠征の意味を知る.
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6週 |
・ ローマ共和国 ローマ帝国の成立 |
・ 共和政時代のローマの発展と理解する.
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7週 |
・ ローマ帝国の衰退とキリスト教.三位一体説.異端と正統. |
・ ローマ帝国とキリスト教徒の関係を理解する.
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8週 |
ギリシャ・ローマ文明と、キリスト教の関係について確認する |
理解度のチェックを行う。
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2ndQ |
9週 |
・ ゲルマン民族とキリスト教.カール大帝とローマ教皇 |
・ 西ヨーロッパ世界の成立を宗教面から理解する.
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10週 |
・ イスラム教の成立と,イスラム教との生活 |
・ イスラム教について一定の理解をもつ.
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11週 |
・ 十字軍の開始と展開 |
・ イスラム圏にキリスト教徒に対する敵意を芽生えさせた原因を理解する.
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12週 |
・ モンゴル帝国とヨーロッパ |
・ モンゴル帝国時代の東西交流とキリスト教徒の関わりについて理解する。
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13週 |
・ ヨーロッパにおける主権国家体制とユダヤ人 |
・ 主権国家の成立と内容からユダヤ人迫害を理解する.
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14週 |
・ ユダヤ人と近代ヨーロッパ |
・ 近代ヨーロッパ世界の成立による、人権とナショナリズムをユダヤ人問題から考える。
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15週 |
・ 中東紛争 |
・ イスラエルの建国に始まる深刻な対立について概要を知る.
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 20 | 0 | 0 | 100 |
配点 | 80 | 0 | 20 | 0 | 0 | 100 |