到達目標
中国語の基本的特徴を理解すること。中国語の発音や声調を言えること。また、文法基礎などを学び、中国語で自己紹介や自分の故郷、国、趣味を紹介できることができ、旅行用語や日常用語の習得を目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 発音記号であるローマ字表記で言葉を正確に読めるようになる。また、中国語発音の特徴である声調を正確につけることができるようになる。 | 発音記号であるローマ字表記で言葉を殆ど読めるようになる。また、中国語発音の特徴である声調を殆ど正確につけることができるようになる。 | 発音記号であるローマ字表記で言葉を殆ど読めない。また、中国語発音の特徴である声調が分からない。 |
評価項目2 | ①基本的な文法構造を理解すること。②基本的な動詞、形容詞、質問の仕方をマスターすること。③時間や曜日、年月を言えるようになること。 | ①基本的な文法構造を殆ど理解すること。②基本的な動詞、形容詞、質問の仕方を殆どマスターすること。③時間や曜日、年月を殆ど言えるようになること。 | ①基本的な文法構造を理解できない。②基本的な動詞、形容詞、質問の仕方はできない。③時間や曜日、年月は言えない。 |
評価項目3 | ①自己紹介できるようになる。②挨拶できるようになる。③形容詞による感情表現はできるようになる。 | ①自己紹介は殆どできる。②挨拶は殆どできる。③形容詞による感情表現は殆どできる。 | ①自己紹介はあまりできない。②挨拶はあまりできない。③形容詞による感情表現は殆どできない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
中国語の基本的特徴を理解し、基本発音や文法基礎などを学ぶ。中国語の独特な発音や声調を理解し言えること。また、中国語で自己紹介や自分の故郷、国、趣味を紹介できること、旅行用語や日常用語を習得する。中国の文化や話題を織り交ぜながら、異文化理解を深めること。
授業の進め方・方法:
先ずは中国語の特徴を講義し、歴史や言語の角度から全体的に理解してもらうこと。次に発音指導を丁寧に行い、毎回授業最初の15分間、発音や声調練習を行う。授業の三回目からは基礎文法に入り、学生の実情に基づき、会話練習を行っていく。その間、中国の漢詩や流行歌などの映像も取り入れて視覚的に学び、異文化理解を図る。毎回宿題を出し、次回の授業で発表してもらう。
注意点:
成績は最終試験で5割程度の比重を持たせる。会話文を暗記してもらうので、暗記の程度をチェックし、3割の比重を持たせる。また、出欠や授業態度を2割程度の比重を与え100点満点で評価する。全体の6割以上で合格とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
中国語とは何か |
基本的特徴を講義、漢語教育の意味を確認
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2週 |
発音練習(毎週10分間発音を練習) |
中国語発音記号と発音の基本を覚える。
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3週 |
第一課 名前とあいさつ |
自分の名前を漢語表現できるようにする。家族構成や外来語で発音練習
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4週 |
第二課 自己紹介 |
名前、年齢、数が言えること
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5週 |
第三課 肯定文(是) |
自分の国や故郷を紹介できること
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6週 |
第四課 漢詩 |
漢詩を現代中国語で読んでみる
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7週 |
第五課 存在(有) |
家族を紹介できること
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8週 |
第六課 場所(在) |
場所の聞き方と答え方
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2ndQ |
9週 |
第七課 趣味(動詞) |
自分の趣味を紹介できること。他人の趣味を尋ねることができること
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10週 |
第八課 時間 |
時間を言えること
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11週 |
第九課 旅行 |
道の尋ね方など、旅行で使えそうなフレーズを言えること
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12週 |
第十課 買い物 |
値段の言い方など
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13週 |
第十一課 感情表現(形容詞) |
食べたものや見たものの感想を言えること
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14週 |
復讐、模擬試験、解答などの解説 |
最終試験のための準備と解答の仕方、注意など
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15週 |
試験の実施 |
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16週 |
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評価割合
| 筆記試験 | 会話試験 | 出欠 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 30 | 20 | 0 | 100 |
配点 | 50 | 30 | 20 | 0 | 100 |