倫理学特論

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 倫理学特論
科目番号 0001 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産環境システム専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:鬼頭葉子著『技術の倫理-技術を通して社会がみえる-』ナカニシヤ出版,2018年
担当教員 鬼頭 葉子

到達目標

社会や自然において,技術および技術者が果たしてきた役割を理解し,自らの言葉でその特性を表現・論述できること.また,地球環境や社会に対して技術者が及ぼすグローバル規模での影響や法的・倫理的責任を理解し自覚できること.以上の内容をとおして学習・教育目標(B-1)及び(B-2)の達成を評価する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業では,現代の技術開発における様々な事例を取り上げ,それに関連する倫理的問題や社会への影響について考える.
授業の進め方・方法:
授業方法は講義およびグループ発表を中心とする.毎回グループ発表に対するコメントを記入して提出する.

なお,この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.事前・事後学習として課題等を与える.
注意点:
<成績評価>事例研究についてのグループ発表(30%),グループ発表および講義内容へのコメント(30%),および学期末レポート(40%)の合計100点満点で(B-1)(B-2)を評価し,合計の6割以上を獲得した者を合格とする.

<オフィスアワー>放課後 16:00 ~ 17:00,一般科棟3F西 鬼頭葉子教員室.

<先修科目・後修科目>先修科目は倫理学.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 現代の技術や技術者に関連する諸問題について
現代技術の特性について理解する.
2週 事例研究のテーマ設定とグルーピング、プレゼンテーションの基本 各グループごとに関心のある技術事例を決め,調査方法や発表方法を理解する.
3週 倫理学基礎論①功利主義 技術者倫理との基礎となる倫理学理論について,理解できる.
4週 倫理学基礎論②義務論 技術者倫理との基礎となる倫理学理論について,理解できる.
5週 倫理学基礎論③徳倫理学 技術者倫理との基礎となる倫理学理論について,理解できる.
6週 【事例研究1】各グループでテーマを設定し,発表を行う. テーマ内容をよく理解して発表を行い,他者の意見を聴きつつ,自らの見解を表明できる.
7週 【事例研究2】各グループでテーマを設定し, 発表を行う. テーマ内容をよく理解して発表を行い,他者の意見を聴きつつ,自らの見解を表明できる.
8週 【事例研究3】各グループでテーマを設定し, 発表を行う. テーマ内容をよく理解して発表を行い,他者の意見を聴きつつ,自らの見解を表明できる.
2ndQ
9週 【事例研究4】各グループでテーマを設定し, 発表を行う. テーマ内容をよく理解して発表を行い,他者の意見を聴きつつ,自らの見解を表明できる.
10週 【事例研究5】各グループでテーマを設定し, 発表を行う. テーマ内容をよく理解して発表を行い,他者の意見を聴きつつ,自らの見解を表明できる.
11週 【事例研究6】各グループでテーマを設定し, 発表を行う. テーマ内容をよく理解して発表を行い,他者の意見を聴きつつ,自らの見解を表明できる.
12週 【事例研究7】各グループでテーマを設定し, 発表を行う. テーマ内容をよく理解して発表を行い,他者の意見を聴きつつ,自らの見解を表明できる.
13週 【事例研究8】各グループでテーマを設定し, 発表を行う. テーマ内容をよく理解して発表を行い,他者の意見を聴きつつ,自らの見解を表明できる.
14週 【事例研究9】各グループでテーマを設定し, 発表を行う. テーマ内容をよく理解して発表を行い,他者の意見を聴きつつ,自らの見解を表明できる.
15週 全体のまとめ 各事例研究を振り返りつつ,自らの考えを意識し明確化する.
16週

評価割合

試験小テスト平常点レポートその他合計
総合評価割合00304030100
配点00304030100