到達目標
生体情報工学概要,生体の生理的な仕組み,生体からの基礎的な計測技術に関して理解し,さらに得られる信号の処理方法を理解し説明できることで,学習教育目標の(D-2)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
ヒトの生理学の基礎 | 生体の生理学的な仕組みを説明できる. | 生体の生理学的な仕組みを理解できる. | 生体の生理学的な仕組みを理解できない. |
生体電気現象の仕組み | 生体の電気計測に関して説明できる. | 生体の電気計測に関して理解できる. | 生体の電気計測に関して理解できない. |
生体信号電気信号の処理方法 | 生体電気計測によって得られたデータの解析に関して説明できる. | 生体電気計測によって得られたデータの解析を理解できる. | 生体電気計測によって得られたデータの解析を理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
人体の生理的な仕組みを学ぶとともに,これらを検査計測する方法,生体から得られた知見をもとに考えられてきた工学的な技術と解析方法に関して学ぶ.
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とし,途中に1回のレポート提出がある(自学自習のため).
・なお,この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.事前・事後学習として課題等を与える.
注意点:
<成績評価>試験(60%),レポート(40%)合計100点満点で(D-2)を評価し,合計の6割以上を獲得した者を合格とする.
<オフィスアワー>放課後 16:00 ~ 17:00,電子情報工学科棟3F 第5教員室.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>
<備考>基礎的な電気回路,電子回路に関する知識を有していることが望ましい.
なお、本科目は学修単位科目であり,授業時間15時間に加えて,自学自習時間30時間が必要です.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
生体情報工学の位置づけ |
医学、工学と生体情報工学の関連性について説明できる.
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2週 |
生体システム1 |
生体細胞について理解できる.
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3週 |
生体システム2 |
神経系を理解できる.
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4週 |
生体システム3 |
循環器系を理解できる.
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5週 |
生体システム4 |
免疫系を理解できる.
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6週 |
生体システ5 |
内分泌系を理解できる.
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7週 |
生体システム6 |
消化器系を理解できる.
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8週 |
生体システム7 |
呼吸器系を理解できる.
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2ndQ |
9週 |
生体システムと情報 |
生体システムを情報の考えを用いて理解できる.
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10週 |
生体計測技術 |
生体計測技術について説明できる.
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11週 |
生体電気現象 |
生体電気現象について理解できる.
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12週 |
生体電気現象計測 |
生体元気現象計測を理解できる.
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13週 |
生体電気現象計測 |
生体電気現象計測を説明できる.
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14週 |
生体信号処理 |
波形解析や周波数解析その他統計処理による解析を理解できる.
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15週 |
生体信号処理 |
多変量解析を理解できる.
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16週 |
達成度の確認 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
配点 | 60 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |