到達目標
金属熱処理の基礎である鋼の熱処理法と表面処 理法を説明できること,各種熱処理した鋼や浸炭処理した鋼の光学顕微鏡組織と硬さとの関係を説明できることで学習・教育目標(D-1),(D-2)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
ここでは,機械部品に多く用いられる鋼について,その熱処理法と機械的性質および顕微鏡組織の関係に ついて学ぶ.また,材料の特性を改善する方法として有効な表面処理法についても学び, 基礎的な設計能力を高める
授業の進め方・方法:
授業方法は講義を中心とし,実技もあわせて合わせて行い、理解を深める.またレポート課題を課すので,期限に遅れず提出すること.
注意点:
<成績評価>2回の定期試験(70%)と2回のレポート(30%)を合計100点満点で (D-1)および (D-2)を 評価し,合計の6割以上を獲得した者をこの科目の合格者とする.
<オフィスアワー>放課後 16:00 ~ 17:00,電子制御工学科1F汎用実験準備室.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<備考>履修条件として,鋼の平衡状態図についての基礎的事項を習得していることが前提であり,これらの知識が不足する場合は各自が事前に補っておくこと.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
金属熱処理の概要 |
金属材料の熱処理の概要を説明できる.
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2週 |
鋼の焼入れ・焼戻し |
鋼の焼入れ・焼戻し法と焼入れ・焼戻し組織の機械的性 質について説明できる.
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3週 |
鋼の焼なまし |
鋼の焼なまし法と焼なまし組織の機械的性質について説 明できる.
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4週 |
鋼の焼ならし |
鋼の焼ならし法と焼ならし組織の機械的性質について説 明できる.
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5週 |
鋼の熱処理と顕微鏡組織(1) |
鋼の熱処理と顕微鏡組織との関係を説明できる.
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6週 |
鋼の熱処理と顕微鏡組織(2) |
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7週 |
理解度の確認(1) |
金属材料の熱処理の概要,鋼の熱処理と機械的性質・組織との関係を説明できる.
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8週 |
表面処理法の概要 |
表面処理法の概要を説明できる.
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2ndQ |
9週 |
固体浸炭法とガス浸炭法 |
固体浸炭法とガス浸炭法を説明できる.
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10週 |
浸炭組織と硬さ |
浸炭組織と硬さとの関係を説明できる.
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11週 |
窒化法および硼化法 |
窒化法および硼化法の概要を説明できる.
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12週 |
表面焼入れ,コーティングおよび溶射法 |
表面焼入れ,コーティングおよび溶射法の概要を説明で きる.
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13週 |
固体浸炭法と顕微鏡組織(1) |
固体浸炭法と顕微鏡組織との関係を説明できる.
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14週 |
固体浸炭法と顕微鏡組織(2) |
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15週 |
理解度の確認(2) |
表面処理法の概要,表面処理と機械的性質・組織との関係を説明できる.
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
配点 | 70 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |