応用設計工学

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 応用設計工学
科目番号 0015 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産環境システム専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 講義毎に資料を配布する.
担当教員 北山 光也

到達目標

精度設計の分野について理論と解析法を解説でき,精度と製品品質との関係を理解し説明できること.これらの内容を満足することで,学習・教育目標の(D-1)および(D-2)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業では,本科で学んだ機械設計工学の知識を基礎とし,精度設計の分野について理論と解析法を詳細に解説し,精度と製品品質との関係を理解し,設計実務に活用できる能力を養う.
授業の進め方・方法:
・授業方法は課題に関する調査・研究とその発表を中心とする.適宜,演習課題を課す.
注意点:
<成績評価>レポート(70%)およびプレゼンテーション(30%)で評価する.
(D-1)及び(D-2)を総合して,合計の6割以上を獲得したものをこの科目の合格者とする.
<オフィスアワー>毎週木曜日 16:00~17:00,機械工学科棟2F機構設計準備室ただし,出張等で不在の場合がある.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>
<備考>履修条件として,設計工学・材料力学・材料学・機械加工学・設計製図および統計数学などの基礎知識を習得していること.これらの知識が不足する場合は,各自が事前に補っておくこと.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 本授業の目的と概要について説明できる.
2週 設計工学緒論 設計工学の位置づけなどの概念を理解し説明できる.
3週 公差 公差の基礎知識について説明できる.
4週 幾何公差および寸法公差と形状公差① 幾何公差の概念を理解し寸法公差と形状公差の関係を説明できる.
5週 幾何公差および寸法公差と形状公差② 幾何公差の概念を理解し寸法公差と形状公差の関係を説明できる.
6週 公差解析で使う統計学と品質工学① 公差解析で用いる統計学と品質工学の基礎知識について説明できる.
7週 公差解析で使う統計学と品質工学② 公差解析で用いる統計学と品質工学の基礎知識について説明できる.
8週 公差解析で使う統計学と品質工学③ 公差解析で用いる統計学と品質工学の基礎知識について説明できる.
2ndQ
9週 公差解析理論① 公差解析の理論について説明できる.
10週 公差解析理論② 公差解析の理論について説明できる.
11週 単純積み上げによる公差解析演習① 単純積み上げによる公差解析について説明できる.
12週 単純積み上げによる公差解析演習② 単純積み上げによる公差解析について説明できる.
13週 計算式による公差解析演習① 計算式による公差解析について説明できる.
14週 計算式による公差解析演習② 計算式による公差解析について説明できる.
15週 公差解析のまとめ 公差解析の展望ついて説明できる.
16週

評価割合

試験小テスト平常点レポートその他合計
総合評価割合0007030100
配点0007030100