到達目標
授業内容を基本的に理解でき、それを文章として表現できる。これらを満足することで,
学習・教育目標の(A-1)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
イギリス・オランダの東アジア貿易への理解 | 良く理解している | 理解している | 理解出来ていない |
シンガポール史への理解 | 良く理解している | 理解している | 理解出来ていない |
中国近代史への理解 | 良く理解している | 理解出来ている | 理解出来ていない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
・本年度は東アジア近代史を欧米列強特にイギリスとの関係のなかで学ぶ.
・シンガポール・香港・上海という近代において顕著に発展した都市の歴史について一定の理解を得る。
授業の進め方・方法:
・本科において学んだ歴史的知識や認識方法の上に立って授業を進める.世界史の教科書や参考書などの該当箇所読んでから授業に出席して欲しい.
・適宜、授業内容に応じたプレゼンをしてもらう。それを平常点とする。
なお,この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.事前・事後学習として課題等を与える.
注意点:
授業内容を基本的に理解でき、それを文章として表現できる。これらを満足することで,学習・教育目標の(A-1)の達成とする.
成績評価は、試験の成績(70%)と授業への取り組む姿勢(30%)を判断して評価する.合計の6割以上を獲得した者を(A-1)を達成したものとして,この科目の合格者とする.
オフィスアワー:月曜日16:00~17:00 管理棟1F 社会科教員室2
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
東アジアという地域の意味。近代における西洋の衝撃について。 |
アジアという言葉の定義、東アジアの風土(季節風や特産品)などが、もつ歴史的な意味について理解出来る。
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2週 |
大航海時代 ポルトガルからオランダへの歴史的段階。オランダの東インド会社の成立について。 |
アジアの製品を輸入するヨーロッパ商人の活動について 考える。アジアの製品を輸入するヨーロッパ商人の活動について考える。
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3週 |
オランダ東インド会社の活躍とイギリス東インド会社との対立。 |
マラッカ海峡をめぐる列強の闘争と東南アジア植民地化 を考える。マラッカ海峡をめぐる列強の闘争と東南アジア植民地化について考える。
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4週 |
シンガポールの歴史① |
英国植民地としてのシンガポールの住民構成やその統治 体制を考える。英国植民地としてのシンガポールの住民構成やその統治について考える。
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5週 |
シンガポールの歴史② |
第二次世界大戦の前後のシンガポールについて第二次世界大戦の前後のシンガポールについて
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6週 |
アヘン戦争について① |
イギリス人の生活におけるコーヒーと紅茶、そして砂糖 が歴史に及ぼした影響を考える。イギリス人の生活におけるコーヒーと紅茶、そして砂糖について考える。
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7週 |
アヘン戦争について② |
清朝の盛世について考える。清朝の盛世について考える。
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8週 |
アヘン戦争について③ |
イギリスの自由貿易体制形成の一環としてのアヘン戦争 の結果として考える。イギリスの自由貿易体制形成の一環としてのアヘン戦争
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2ndQ |
9週 |
英国植民地としての香港 |
植民地都市香港の形成と社会構造について考える。植民地都市香港の形成と社会構造について考える。
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10週 |
香港の歴史 |
東アジア貿易の拠点としての香港の歴史を考える。東アジア貿易の拠点としての香港の歴史を考える。
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11週 |
国際都市上海の形成 ① |
近代都市としての上海の出発を理解する。前近代都市と近代都市との比較検討の素材として考える。
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12週 |
国際都市上海の形成 ② |
租界について考える。ユダヤ人コミュニティーの形成、ユダヤ人迫害の歴史の中で、避難先として上海が果たした役割など。
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13週 |
国際都市上海の形成 ③ |
中国大衆の反帝国主義運動と上海における労働運動の結合。共産党の設立と、国民党による上海クーデターなどの背景について。
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14週 |
イギリスの帝国主義の終了 |
パックスアメリカーナと脱植民地化の進展。パックスアメリカーナと脱植民地化の進展。
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15週 |
まとめ |
本期の内容の総括する。
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 30 | 0 | 0 | 100 |
配点 | 70 | 0 | 30 | 0 | 0 | 100 |