到達目標
OSI参照7層モデルのLayer 2~7について,そこで使われる技術やその必要性について説明できることにより,学習・教育目標の(D-1),(D-2)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
OSI参照7層モデル | OSI参照7層モデルのLayer 2~7について,そこで使われる技術やその必要性について説明でき,いくつかのネットワーク関連のコマンドを利用できる. | OSI参照7層モデルのLayer 2~7について,そこで使われる技術やその必要性について説明できる. | OSI参照7層モデルのLayer 2~7について,そこで使われる技術やその必要性について説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
「ネットワーク基礎」から発展し、インターネットプロトコルであるTCP/IPを構成する通信手段(プロトコル)の動作原理を解説し、機能の必要性からその動作までを論理立てて説明できるように学習を進める。具体的には、OSI参照7層モデルにおける第2層から第7層を対象として個々の技術の内容、さらに最近普及が進む無線LANにおける媒体アクセス制御について学習する.
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とする.なお、電子書籍を閲覧するためスマートフォンやノートPCの授業中の使用を認める。
・適宜,BYODパソコンを使用しての実習も行う.
・この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.事前学習として教科書の当該範囲の予習,事後学習として授業中に実演したコマンドの動作を自分で確かめることが必要である.
注意点:
<成績評価>試験(70%),小テスト(30%)の割合で合計100点満点で(D-1)および(D-2)を評価し,60点以上を合格とする.
<オフィスアワー>月曜日16:00 ~ 17:00,専攻科棟A202窓口教員(伊藤)
<先修科目・後修科目>後修科目はネットワークプログラミングII,組込みプログラミングIIとなる.
<備考>適宜ノートPCを使用する.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
TCP/IPの基本原理とOS参照7層モデル |
TCP/IPの基本原理とOSI参照7層モデルの各層の役割を理解できる.
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2週 |
インターネットの技術変遷と最新動向 |
インターネット登場からの技術変遷と最新の技術動向を理解できる。
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3週 |
データリンク層1 |
通信媒体で直接接続された機器間で通信するための仕組みについて理解できる.
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4週 |
データリンク層2 |
通信媒体で直接接続された機器間で通信するための仕組みについて理解できる.
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5週 |
データリンク層3 |
無線媒体で直接接続された機器間で通信するための仕組みについて理解できる。
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6週 |
データリンク層4 |
無線媒体で直接接続された機器間で通信するための仕組みについて理解できる。
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7週 |
ネットワーク層1 |
データリンク層との連携及び、IPアドレスについて理解できる.
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8週 |
ネットワーク層2 |
ドメイン名の構造とIPアドレスとの名前解決を実現するDNSについて理解できる。
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4thQ |
9週 |
トランスポート層1 |
TCPとUDPについて理解できる.ポート番号について理解できる.
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10週 |
トランスポート層2 |
TCPとUDPについて理解できる.ポート番号について理解できる.
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11週 |
ネットワーク層3 |
ルーティング機構について理解できる.
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12週 |
ネットワーク層4 |
ルーティング機構について理解できる.
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13週 |
データリンク層〜アプリケーション層1 |
スイッチングハブの原理やDHCPやDNSなど代表的なプロトコルについて理解できる.telnet等のリモート環境を用いてwebサーバ等を操作できる.
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14週 |
データリンク層〜アプリケーション層2 |
スイッチングハブの原理やDHCPやDNSなど代表的なプロトコルについて理解できる.telnet等のリモート環境を用いてwebサーバ等を操作できる.
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15週 |
学年末達成度試験 |
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16週 |
テスト返却・解説 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 20 | 0 | 10 | 0 | 100 |
配点 | 70 | 20 | 0 | 10 | 0 | 100 |