到達目標
安全を最優先とし,組み立てロボットの操作および工作機械等による応用的加工方法の知識を得ると共に基礎的な操作技能を習得する.また,工作機械の制御,加工現象,材料,品質管理などについての基礎的な実験と考察を行うことで,ものづくりに関する工学を学ぶ為の素養を身に付ける.これらを学ぶことで,学習・教育目標(D-1)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 工作機械について | 工作機械の応用問題ができる. | 工作機械について説明ができる. | 工作機械について説明ができない. |
| 安全への配慮 | 安全に配慮した実習・実験が十分にできる. | 安全に配慮した実習・実験ができる. | 安全に配慮した実習・実験ができない. |
| 機械・機器の操作について | 各種工作機械や実験機器の正しい操作方法を十分に理解し,使用できる | 各種工作機械や実験機器の正しい操作方法を理解し,使用できる | 各種工作機械や実験機器を正しく操作できない. |
| 工具の取扱いについて | 各種工具の正しい取扱い方法を十分に理解し,使用できる | 各種工具の正しい取扱い方法を理解し,使用できる | 各種工具を正しく使用できない. |
| 実習・実験への取組み | 与えられた作業内容,課題および実験テーマを自ら考え効率的に遂行できる. | 与えられた作業内容,課題および実験テーマを遂行できる. | 与えられた作業内容,課題および実験テーマを遂行できない. |
| 報告書について | 実習・実験内容について,十分に正確かつ論理的な記述により報告書を作成できる. | 実習・実験内容について,報告書を作成できる. | 実習・実験内容について,報告書を作成できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
工作機械等による加工方法の知識と技術の習得を目的とする.各種工作機械や工具等の取扱い,操作法を身に付ける.併せて生産現場における安全の確保についても学習する.また,工作機械を構成するモーターや制御装置,加工される材料の性質をはじめ,ものづくりに関する工学の基礎を実験をとおして学習する.2年次は主として,加工法の基本の習得ならびに工学基礎科目の導入に重点を置く.
授業の進め方・方法:
・知識や技術の取得を目的に授業を行い,質問を受け付ける.
・適宜,課題についての説明を行う.
注意点:
<成績評価>加工と技術及び安全についての知識とレポートの合計100点満点で(D-1)を評価し,合計の6割以上を獲得した者をこの科目の合格者とする.
<オフィスアワー>実習日の 16:00 ~ 17:00.
<先修科目・後修科目>先修科目はものづくり基礎工学,ものづくり基礎実験,後修科目はロボット製作実習,制御基礎実習,工学実験となる.
<備考>クラスを10班に分け,班別実習を行う.各授業項目前には機械の安全と作業方法の説明を充分理解し,授業に臨むこと.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
ガイダンス(安全教育,レポートの書きかた) |
安全教育および基本的なレポートの書きかたを説明できる.
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| 2週 |
計測基礎(ノギス,マイクロメータ,ハイトゲージ) |
ノギス,マイクロメータ,ハイトゲージを正しく使用できる.
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| 3週 |
フライス盤基礎(共通) |
フライス盤の基本的な操作ができる.
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| 4週 |
フライス盤の基本作業1 |
立てフライス盤による切削加工ができる.
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| 5週 |
フライス盤の基本作業2 |
同上
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| 6週 |
NCフライス盤の基本作業1 |
NC言語を用いてNCフライス盤を動かすプログラムを作ることができる. 座標系を理解することができる.
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| 7週 |
NCフライス盤の基本作業2 |
NCフライス盤による切削加工ができる.
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| 8週 |
レポートの書き方講習 |
レポートの正しい書き方について説明できる.
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| 2ndQ |
| 9週 |
旋盤の基本作業1 |
旋盤による切削加工ができる.
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| 10週 |
旋盤の基本作業2 |
同上
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| 11週 |
旋盤の基本作業3 |
同上
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| 12週 |
旋盤の基本作業4 |
同上
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| 13週 |
旋盤の基本作業5 |
同上
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| 14週 |
ボール盤・手仕上げの基本作業1 |
けがき作業、ボール盤による穴あけ,ねじ立て,各種切断、やすりによる平面仕上げができる.
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| 15週 |
ボール盤・手仕上げの基本作業2 |
同上
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| 16週 |
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| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
ボール盤・手仕上げの基本作業3 |
同上
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| 2週 |
ボール盤・手仕上げの基本作業4 |
同上
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| 3週 |
ボール盤・手仕上げの基本作業5 |
同上
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| 4週 |
実験1(金属材料の引張試験) |
炭素鋼,アルミニウム合金および鋳鉄の引張特性が説明できる
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| 5週 |
実験2(組立ロボット) |
組立ロボットをプログラムを作成・実行することで操作できる
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| 6週 |
実験3(流れの可視化) |
水や空気の流れのかたちを可視化する技術と,物体まわりの流れの特徴について説明できる
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| 7週 |
実験4(様々な加工表面の表面性状) |
様々な加工方法とそれによって得られる加工表面の状態の特徴について説明できる
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| 8週 |
実験5(計測データの統計処理) |
計測機器を使用して取得したデータの基礎的な統計処理を行う事ができる
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| 4thQ |
| 9週 |
実験6(PLCによるシーケンス制御) |
PLCを用いて基礎的なシーケンス制御ができる
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| 10週 |
実験7(電気の基礎) |
電気回路の基礎を理解し,直流および交流について測定できる
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| 11週 |
実験8(オシロスコープ) |
オシロスコープを用いて波形観測ができ,電圧や時間などを測定できる.
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| 12週 |
実験9(マイコン制御) |
マイコンの役割,構成要素を説明できる.マイコンのプログラムを作成できる.
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| 13週 |
実験10(モータ) |
モータ制御系の構成要素と役割を説明できる.モータの制御プログラムを作成できる.
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| 14週 |
実験・実習報告会1 |
工作実習のまとめ・報告ができる.
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| 15週 |
実験・実習報告会2 |
工作実習のまとめ・報告ができる.
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| 16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | 実技とレポート | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
| 配点 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |