都市デザイン設計製図Ⅱ

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 都市デザイン設計製図Ⅱ
科目番号 0024 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 工学科(専門科目:都市デザイン系) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:宮澤・岩月・氏家 他,「基礎から学ぶ鉄筋コンクリート工学」,朝倉書店/配布するプリント
担当教員 遠藤 典男

到達目標

課題1に関しては構造物の現状を把握し,維持管理計画と補修方法を提案できる.
課題2に関しては与えられた条件で鉄筋コンクリート床版橋を設計し,手書きとCADにより製図することができる.
課題3に関しては与えられた条件でRC-T形擁壁の設計製図をすることができる.
これらの内容を満足することでD-1,D-2の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1構造物の現状を把握し,維持管理計画と補修方法の提案できる.構造物の現状を把握できる.本を読み,友人に聞いたり,教員に聞いたりすれば,構造物の現状を把握できる.左記を満たさない.
評価項目2正確に床版橋の設計計算と手書きによる製図ができる.床版橋の設計計算と手書きによる製図ができる.本を読み,友人に聞いたり,教員に聞いたりすれば,床版橋の設計計算と手書きによる製図ができる.左記を満たさない.
評価項目3CADにより正確に床版橋の製図ができる.CADにより床版橋の製図ができる.本を読み,友人に聞いたり,教員に聞いたりすれば,CADにより床版橋の製図ができる.左記を満たさない.
評価項目4クーロン土圧とランキン土圧が説明でき,理解したうえで,擁壁の設計計算ができる.擁壁の設計計算ができる.本を読み,友人に聞いたり,教員に聞いたりすれば,擁壁の設計計算ができる.左記を満たさない.

学科の到達目標項目との関係

D D-1 説明 閉じる
D D-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
RC構造物の維持管理,保守,補修に関するテーマを自ら発掘し,適切な対応方法を提案すること目標にする.また,コンクリート構造学で習得する内容を実際の構造物に適用し得る能力の修得とともに,設計図を理解する能力を養うことを目標とする.
授業の進め方・方法:
授業方法は講義と実習(設計計算と製図)を中心とする.時間外のフィールドワークも必要となる.
注意点:
<成績評価>年3回提出する課題で(D-1)(D-2)を評価し,各課題の合計が6割以上の評価が得られたものを本科目の合格者とする.各課題の重みは,課題1を10%,課題2を55%,課題3を35%とする.
<オフィスアワー>毎週水曜日16:00~17:00,環境都市工学科,遠藤教員室.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>後修科目は設計製図Ⅲ.
<備考>コンクリート構造学,構造力学,および材料学の知識が必要不可欠.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 課題1:既存RC構造物の維持管理と保守補修に対する提案1
身近なRC構造物に関して,構造形式,外見上の劣化・損傷を評価する等の現状分析ができる.
2週 課題1:既存RC構造物の維持管理と保守補修に対する提案2 対象とした構造物に対し,今後の維持管理計画,補修方法を提案できる.
3週 課題2:単純床版橋の設計製図
-床版橋の構造特性,必要有効高さ,必要鉄筋量
床版橋の構造特性を理解し,許容応力度設計法に準じた必要有効高さ,必要鉄筋量を算出できる.
4週 課題2:単純床版橋の設計製図
-引張側主鉄筋・配力鉄筋,圧縮側橋軸・橋軸直角方向鉄筋
引張側主鉄筋・配力鉄筋,圧縮側橋軸・橋軸直角方向鉄筋を算出できる.
5週 課題2:単純橋床版の設計製図
-外形図
橋長,全幅員,断面高さ,地覆を製図できる.
6週 課題2:単純床版橋の設計製図
-引張側主鉄筋・配力鉄筋1
引張側主鉄筋,配力鉄筋を配置できる.
7週 課題2:単純床版橋の設計製図
-引張側主鉄筋・配力鉄筋2
引張側主鉄筋,配力鉄筋を配置できる.
8週 課題2:単純床版橋の設計製図
-支点付近せん断力と折り曲げ鉄筋
支点付近せん断力に対する補強材として折り曲げ鉄筋を配置できる.
2ndQ
9週 課題2:単純床版橋の設計製図
-圧縮側橋軸方向鉄筋
圧縮側の橋軸直角方向鉄筋を配置できる.
10週 課題2:単純床版橋の設計製図
-圧縮側橋軸直角方向鉄筋
圧縮側の橋軸直角方向鉄筋を配置できる.
11週 課題2:単純床版橋の設計製図
-側面図1
側面図を製図できる.
12週 課題2:単純床版橋の設計製図
-側面図2
側面図を製図できる.
13週 課題2:単純床版橋の設計製図
-断面図1
断面図を製図できる.
14週 課題2:単純床版橋の設計製図
-断面図2
断面図を製図できる.
15週 課題2:単純床版橋の設計製図
-材料表
鉄筋本数,鉄筋加工図,コンクリート体積、型枠面積を計算し,材料表を作成できる.
16週
後期
3rdQ
1週 課題2:単純床版の設計製図
-CADにおけるレイヤー分けと縮尺
CADにより,レイヤーごとに縮尺を設定できる.
2週 課題2:単純床版の設計製図
-CADによる配筋図,断面図,側面図の概略図
CADにより,レイヤー分けしたうえで,配筋図,断面図,側面図の概略図が描ける.
3週 課題2:単純床版の設計製図
-CADによる床版の配筋図1
CADにより,床版の配筋図が描ける.
4週 課題2:単純床版の設計製図
-CADによる床版の配筋図2
CADにより,床版の配筋図が描ける.
5週 課題2:単純床版の設計製図
-側面図,断面図
CADにより,側面図,断面図が描ける.
6週 課題2:単純床版の設計製図
-材料表
CADにより,材料表が描ける.
7週 課題3:擁壁の設計計算
-擁壁背面の傾斜と上裁荷重1
擁壁の設計において,背面の傾斜と上裁荷重の取り扱いができる.
8週 課題3:擁壁の設計計算
-擁壁背面の傾斜と上裁荷重2
擁壁の設計において,背面の傾斜と上裁荷重の取り扱いができる.
4thQ
9週 課題3:擁壁の設計計算
-クーロン土圧の算定と安全性照査1
擁壁の設計において,クーロン土圧を算定し,擁壁の滑動,転倒,地盤支持に対する安全性照査ができる.
10週 課題3:擁壁の設計計算
-クーロン土圧の算定と安全性照査2
擁壁の設計において,クーロン土圧を算定し,擁壁の滑動,転倒,地盤支持に対する安全性照査ができる.
11週 課題3:擁壁の設計計算
-ランキン土圧の算定と縦壁の安全性照査
擁壁の設計において,ランキン土圧の算定したうえで鉄筋を配置し,縦壁の安全性照査ができる.
12週 課題3:擁壁の設計計算
-縦壁の鉄筋量低減と鉄筋の定着長
擁壁の設計において,縦壁の鉄筋量低減と定着長の説明ができる.
13週 課題3:擁壁の設計計算
-縦壁の鉄筋量低減位置の決定と数値計算
擁壁の設計において,縦壁の鉄筋量低減位置を数値計算により算出できる.
14週 課題3:擁壁の設計計算
-擁壁基底つま先部とかかと部の安全性照査
擁壁の設計において,基底つま先部とかかと部の安全性照査ができる.
15週 課題3:擁壁の外形図と配筋図 擁壁の外形図と配筋図を描ける.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野材料コンクリート構造物の維持管理の基礎を説明できる。4前1,前2
コンクリート構造物の補修方法の基礎を説明できる。4前1,前2
製図線と文字の種類を説明できる。3前4,前5
平面図形と投影図の描き方について、説明できる。3前4,前5
CADソフトウェアの機能を説明できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6
図形要素の作成と修正について、説明できる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
画層の管理を説明できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6
図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について、説明できる。3前4,前5
与えられた条件を基に設計計算ができる。3前3,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
設計した物をCADソフトで描くことができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6

評価割合

試験小テスト平常点レポートその他合計
総合評価割合0001000100
配点0001000100