概要:
RC構造物の維持管理,保守,補修に関するテーマを自ら発掘し,適切な対応方法を提案すること目標にする.また,コンクリート構造学で習得する内容を実際の構造物に適用し得る能力の修得とともに,設計図を理解する能力を養うことを目標とする.
授業の進め方・方法:
授業方法は講義と実習(設計計算と製図)を中心とする.時間外のフィールドワークも必要となる.
注意点:
<成績評価>年3回提出する課題で(D-1)(D-2)を評価し,各課題の合計が6割以上の評価が得られたものを本科目の合格者とする.各課題の重みは,課題1を10%,課題2を55%,課題3を35%とする.
<オフィスアワー>毎週水曜日16:00~17:00,環境都市工学科,遠藤教員室.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>後修科目は設計製図Ⅲ.
<備考>コンクリート構造学,構造力学,および材料学の知識が必要不可欠.
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
課題1:既存RC構造物の維持管理と保守補修に対する提案1
|
身近なRC構造物に関して,構造形式,外見上の劣化・損傷を評価する等の現状分析ができる.
|
| 2週 |
課題1:既存RC構造物の維持管理と保守補修に対する提案2 |
対象とした構造物に対し,今後の維持管理計画,補修方法を提案できる.
|
| 3週 |
課題2:単純床版橋の設計製図 -床版橋の構造特性,必要有効高さ,必要鉄筋量 |
床版橋の構造特性を理解し,許容応力度設計法に準じた必要有効高さ,必要鉄筋量を算出できる.
|
| 4週 |
課題2:単純床版橋の設計製図 -引張側主鉄筋・配力鉄筋,圧縮側橋軸・橋軸直角方向鉄筋 |
引張側主鉄筋・配力鉄筋,圧縮側橋軸・橋軸直角方向鉄筋を算出できる.
|
| 5週 |
課題2:単純橋床版の設計製図 -外形図 |
橋長,全幅員,断面高さ,地覆を製図できる.
|
| 6週 |
課題2:単純床版橋の設計製図 -引張側主鉄筋・配力鉄筋1 |
引張側主鉄筋,配力鉄筋を配置できる.
|
| 7週 |
課題2:単純床版橋の設計製図 -引張側主鉄筋・配力鉄筋2 |
引張側主鉄筋,配力鉄筋を配置できる.
|
| 8週 |
課題2:単純床版橋の設計製図 -支点付近せん断力と折り曲げ鉄筋 |
支点付近せん断力に対する補強材として折り曲げ鉄筋を配置できる.
|
| 2ndQ |
| 9週 |
課題2:単純床版橋の設計製図 -圧縮側橋軸方向鉄筋 |
圧縮側の橋軸直角方向鉄筋を配置できる.
|
| 10週 |
課題2:単純床版橋の設計製図 -圧縮側橋軸直角方向鉄筋 |
圧縮側の橋軸直角方向鉄筋を配置できる.
|
| 11週 |
課題2:単純床版橋の設計製図 -側面図1 |
側面図を製図できる.
|
| 12週 |
課題2:単純床版橋の設計製図 -側面図2 |
側面図を製図できる.
|
| 13週 |
課題2:単純床版橋の設計製図 -断面図1 |
断面図を製図できる.
|
| 14週 |
課題2:単純床版橋の設計製図 -断面図2 |
断面図を製図できる.
|
| 15週 |
課題2:単純床版橋の設計製図 -材料表 |
鉄筋本数,鉄筋加工図,コンクリート体積、型枠面積を計算し,材料表を作成できる.
|
| 16週 |
|
|
| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
課題2:単純床版の設計製図 -CADにおけるレイヤー分けと縮尺 |
CADにより,レイヤーごとに縮尺を設定できる.
|
| 2週 |
課題2:単純床版の設計製図 -CADによる配筋図,断面図,側面図の概略図 |
CADにより,レイヤー分けしたうえで,配筋図,断面図,側面図の概略図が描ける.
|
| 3週 |
課題2:単純床版の設計製図 -CADによる床版の配筋図1 |
CADにより,床版の配筋図が描ける.
|
| 4週 |
課題2:単純床版の設計製図 -CADによる床版の配筋図2 |
CADにより,床版の配筋図が描ける.
|
| 5週 |
課題2:単純床版の設計製図 -側面図,断面図 |
CADにより,側面図,断面図が描ける.
|
| 6週 |
課題2:単純床版の設計製図 -材料表 |
CADにより,材料表が描ける.
|
| 7週 |
課題3:擁壁の設計計算 -擁壁背面の傾斜と上裁荷重1 |
擁壁の設計において,背面の傾斜と上裁荷重の取り扱いができる.
|
| 8週 |
課題3:擁壁の設計計算 -擁壁背面の傾斜と上裁荷重2 |
擁壁の設計において,背面の傾斜と上裁荷重の取り扱いができる.
|
| 4thQ |
| 9週 |
課題3:擁壁の設計計算 -クーロン土圧の算定と安全性照査1 |
擁壁の設計において,クーロン土圧を算定し,擁壁の滑動,転倒,地盤支持に対する安全性照査ができる.
|
| 10週 |
課題3:擁壁の設計計算 -クーロン土圧の算定と安全性照査2 |
擁壁の設計において,クーロン土圧を算定し,擁壁の滑動,転倒,地盤支持に対する安全性照査ができる.
|
| 11週 |
課題3:擁壁の設計計算 -ランキン土圧の算定と縦壁の安全性照査 |
擁壁の設計において,ランキン土圧の算定したうえで鉄筋を配置し,縦壁の安全性照査ができる.
|
| 12週 |
課題3:擁壁の設計計算 -縦壁の鉄筋量低減と鉄筋の定着長 |
擁壁の設計において,縦壁の鉄筋量低減と定着長の説明ができる.
|
| 13週 |
課題3:擁壁の設計計算 -縦壁の鉄筋量低減位置の決定と数値計算 |
擁壁の設計において,縦壁の鉄筋量低減位置を数値計算により算出できる.
|
| 14週 |
課題3:擁壁の設計計算 -擁壁基底つま先部とかかと部の安全性照査 |
擁壁の設計において,基底つま先部とかかと部の安全性照査ができる.
|
| 15週 |
課題3:擁壁の外形図と配筋図 |
擁壁の外形図と配筋図を描ける.
|
| 16週 |
|
|
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 材料 | コンクリート構造物の維持管理の基礎を説明できる。 | 4 | 前1,前2 |
| コンクリート構造物の補修方法の基礎を説明できる。 | 4 | 前1,前2 |
| 製図 | 線と文字の種類を説明できる。 | 3 | 前4,前5 |
| 平面図形と投影図の描き方について、説明できる。 | 3 | 前4,前5 |
| CADソフトウェアの機能を説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6 |
| 図形要素の作成と修正について、説明できる。 | 3 | 前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
| 画層の管理を説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6 |
| 図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について、説明できる。 | 3 | 前4,前5 |
| 与えられた条件を基に設計計算ができる。 | 3 | 前3,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
| 設計した物をCADソフトで描くことができる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6 |