地理情報システム

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 地理情報システム
科目番号 0066 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 工学科(専門科目:都市デザイン系) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 参考書:大杉和由,福島博行他「測量」実教出版 大木正喜「測量学」,森北出版
その他配布資料
担当教員 ジン タンダテゥン,轟 直希

到達目標

(1) 写真測量の原理、方法を説明できる.
(2) GNSS測量の原理を説明できる.
(3) GIS(地理情報システム)に関わるオープンデータの利用やその活用方法について説明できる.
これらにより学習・教育目標(D-1:基盤となる工学分野において、事象を理解するとともに、技術士第一次試験相当の学力を身につける)、(D-2:基盤となる工学分野において、論理展開に必要な基礎問題を解くことができる)の達成とする.また、本講義の一部を英語で行うとともにオープンデータにおいて国内外の事例を活用することにより学習・教育目標(F-2:基盤となる工学分野において、必要な英語の基礎力を身につける)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(1) 写真測量・レーザー測量写真測量やレーザー測量に関する知識を正しく理解し、写真測量に関わる計算の導出方法を踏まえて説明できる.写真測量やレーザー測量に関する手順を理解し、その計算方法が説明できる.教員が助言したり本を見れば、写真測量やレーザー測量に関する手順を理解し、その計算方法が説明できる.最低限の到達レベルを満たさない.
評価項目(2) GNSSGNSSの原理や測位方法を理解したうえで、その活用方法を説明できる.GNSSの原理や測位方法を説明できる.教員が助言したり本を見れば、GNSSの原理や測位方法を説明できる.最低限の到達レベルを満たさない.
評価項目(3) GISGISにに関わる基礎理論を踏まえて、オープンデータの利用やその活用方法について説明できる.オープンデータの利用やその活用方法が説明できる.教員が助言したり本を見れば、オープンデータの利用やその活用方法が説明できる.最低限の到達レベルを満たさない.

学科の到達目標項目との関係

D D-1 説明 閉じる
D D-2 説明 閉じる
F F-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
これまで学んだ距離測量,平板測量,トラバース測量,水準測量、応用測量(路線測量,基準点測量)を踏まえ、都市計画,環境,防災など様々な分野で必要となる社会や空間の情報を入手し,処理・解析するための方法について学ぶ.
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義と演習を行い,問題や課題をだす.
・この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.事前・事後学習として自ら予習・復習を行うとともに,与えられた課題等に取り組む.
注意点:
<成績評価>前期末試験(70%)および演習課題(30%)を100点満点で評価し、60点以上をもって(D-1)(D-2)および(F-2)の達成とする.
<授業時間外の学修の評価> 授業で与えられる課題等で自学自習を行うこと.課題等の取り組み状況は、評価割合に示す手段に従い評価する.
<オフィスアワー>毎週水曜日16:00 ~ 17:00、C棟3F  ジン教員室.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>先修科目は測量学応用.後修科目はなし.
<備考>3学年までに習得した距離測量、角測量、水準測量、路線測量、座標系等の基本をしっかり身に付けておくことが大切である.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 写真測量の原理 ・写真測量の原理を説明できる.
2週 写真測量の手法 ・写真測量の方法論について説明できる.
3週 写真測量による補正計算 ・写真測量の縮尺や土地の高低差等によるひずみの計算ができる.
4週 レーザー測量の理論と方法 ・レーザー測量の原理を理解できる.
5週 無人航空機(UAV)を用いた公共測量 ・公共測量におけるUAVの使用に関する作業手順や安全基準を説明できる.
6週 GNSS測量の原理と活用事例 ・GNSSによる測位方法(単独、相対、RTK)とその活用方法を説明できる.
7週 地理情報システム(GIS)の基礎的理論と用語 ・GISの基礎的理論と用語を説明できる.
8週 統計GISを用いた解析1 ・GISを用いた空間情報の地図表現ができる.
2ndQ
9週 統計GISを用いた解析2 ・統計情報等の入手方法を理解し,表示できる.
10週 QGISを用いた解析1 ・GISの基礎的な操作方法について説明できる.
11週 QGISを用いた解析2 ・オープンデータを活用したGISマップを作成できる.
12週 QGISを用いた解析3 ・GISを活用したジオコーディングやジオリファレンスについて説明できる.
13週 QGISを用いた解析4 ・GISのレイアウトとエクスポートについて説明できる.
14週 QGISを用いた解析5 ・防災・環境面での活用や援用方法について説明できる.
15週 QGISを用いた解析6 ・自ら設定した課題について,GISの機能を活用して説明できる.
16週 学年末達成度試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野測量測量体系(国家基準点等)を説明できる。3前5,前7,前10
地形測量の方法を説明できる。3前3,前8,前14,前15
等高線の性質とその利用について、説明できる。3前3,前8,前14,前15
写真測量の原理や方法について、説明できる。4前1,前2,前3
GNSS測量の原理を説明できる。4前6

評価割合

試験小テスト平常点課題その他合計
総合評価割合7000300100
配点7000300100
000000