科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 CAD
科目番号 0076 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 工学科(専門科目:都市デザイン系) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:辻川ひとみ他「JW-CAD建築製図」
参考書:大庭孝雄他「建築設計製図」実教出版,貴志雅樹監修「建築・設計・製図 住吉の長屋・屋久島の家・東大阪の家に学ぶ」学芸出版
担当教員 西川 嘉雄,堀内 優美奈

到達目標

基本操作の解説によりCADの操作を理解し、木造平面図のトレースによりCADによる作図方法を習得する事.さらに,2階建て木造住宅の平面図・立面図をCADで作図ができること.下記項目を達成すること。
(1)CADソフトウェアの機能、使用方法を説明できる。
(2)設計したもの(各種建築図面など)をCADソフトウェアで描き利用することができる。
以上を総合評価し学習・教育目標(D-1),(D-2)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(1) CADソフトウェアの機能、使用方法CADの操作方法を理解し,与えられた条件の異なった課題の作図ができる.CADの操作方法を理解し,与えられた条件の課題の作図ができる.教員の助言があれば、CADを操作し、課題の作図ができる.最低限の到達レベルを満たさない。
評価項目(2) 設計したもの(各種建築図面など)をCADソフトウェアで描き利用する設計したもの(各種建築図面など)をCADソフトウェアで作図し、条件に応じた変更ができる.設計したもの(各種建築図面など)をCADソフトウェアで作図できる.教員の助言があれば、設計したもの(各種建築図面など)をCADソフトウェアで作図できる.最低限の到達レベルを満たさない。
レイヤー概念に関する事項レイヤーの概念を理解し、5種類以上のレイヤーを使って木造住宅の作図ができる.レイヤーの概念を理解し、木造住宅の作図ができる.教員の助言があれば、レイヤーを使って、木造住宅の作図ができる.最低限の到達レベルを満たさない。
課題を計画的に実施する項目提出期限まで計画的に作図を進め,十分検討された成果品を提出できる.提出期限まで作図を進め,検討された成果品を提出できる.提出期限まで作図を進め,成果品を提出できる.提出期限まで作図が完了せず,成果品を提出できない.

学科の到達目標項目との関係

D D-1 説明 閉じる
D D-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
前半は「図形の作成・複写・移動など」によりCADの基本操作を学ぶ.基本課題を作成し操作方法を身に着ける.課題1「RC建築図面のトレース」によりレイヤー・テンプレートなどの応用操作を学ぶ.さらに,課題2「木造図面の作図」を通して実務的なCAD操作を学ぶ.
本科目は,企業で建築物の計画および検討を担当していた教員が,その経験を生かしプランの計画・作図について実習形式で授業を行うものである.
授業の進め方・方法:
・授業はスクリーンでCAD操作方法を解説しながら各自パソコンを使って同じ操作を行う.課題を課するので、次回講義前までに印刷して提出する事.
・この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.事前・事後学習として自ら予習・復習を行うとともに,与えられた課題等に取り組む.
注意点:
<成績評価>基本課題・課題1「RC建築図面のトレース」・課題2「木造図面の作図」で (D-1),(D-2)を評価する.また課題3「課題2のプレゼン発表」で (C-2)を評価する.各課題の重みは基本課題20%,課題1を30%, 課題2を50%とする.合計点の6割以上を獲得した者をこの科目の合格者とする.
<授業時間外の学修の評価> 授業で与えられる課題等で自学自習を行うこと.課題等の取り組み状況は,評価割合に示す手段に従い評価する.
<オフィスアワー>原則として,毎週水曜日16:00~17:00,環境都市工学科棟3F,西川教員室にて対応する.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>先修科目は建築計画,設計製図Ⅰ,建築設計製図Ⅰ
<備考>木造建築の設計に関する知識があること.本科目はBYODパソコンを持参すること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 CAD操作の概要 CADの概要,建築におけるプレゼンについて理解できる.
2週 基本操作1:直線・中心線・二線・複線・矩形・円など 直線や平行線,円などの2次元図形の描画ができる.
3週 基本操作2:伸縮・コーナー・面取・移動・複写 建築・土木の製図で良く使う機能の習得できる.
4週 基本操作3:レイヤー・包絡の操作 レイヤーの設定方法ができる.
5週 基本操作4:分割 テンプレートの作成が行える.
6週 基本操作5:ハッチ・パラメトリック テンプレートの作成が行える.
7週 RC建築図面のトレース1:RC集合住宅の平面図の作図 集合住宅の平面図が書ける.
8週 RC建築図面のトレース2:RC集合住宅の一階平面図 集合住宅の平面図を利用して一階平面図が描ける.
2ndQ
9週 RC建築図面のトレース3:RC集合住宅の一階平面図 集合住宅の平面図を利用して一階平面図が描ける.
10週 RC建築図面のトレース4:RC集合住宅の一階平面図 集合住宅の平面図を利用して一階平面図が描ける.
11週 木造図面の作図1:一階平面図の作図 木造の一階平面図の作図ができる.
12週 木造図面の作図2:一階平面図の作図 木造の二階平面図の作図ができる.
13週 木造図面の作図3:立面図1の作図 木造の立面図1の作図(南または北)ができる.
14週 木造図面の作図4:立面図2の作図 木造の立面図1の作図(東または西)ができる.
15週 木造図面の作図5:断面図・配置図の作図 木造の断面図・配置図の作図ができる.
課題2:木造図面の作図完成
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野製図CADソフトウェアの機能を説明できる。4前1
図形要素の作成と修正について、説明できる。4前2,前3,前5,前6
画層の管理を説明できる。4前4
図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について、説明できる。3前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
与えられた条件を基に設計計算ができる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6
設計した物をCADソフトで描くことができる。4前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
建築系分野設計・製図ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。4

評価割合

基本課題課題1:RCトレース課題2:木造トレース合計
総合評価割合203050100
配点203050100