交通工学

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 交通工学
科目番号 0080 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 工学科(専門科目:都市デザイン系) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:大橋・柳澤『交通システム工学』,コロナ社/参考書:川上光彦『都市計画』,森北出版株式会社
担当教員 栁澤 吉保 ,轟 直希

到達目標

(1)交通流調査(交通量調査、速度調査)、交通流動調査(パーソントリップ調査、自動車OD調査)について、説明できる.
(2)交通需要予測(4段階推計法)について、説明できる.
(3)交通流の特性を示す交通速度と交通量の関係について、説明できる.
(4)交通流の特性を示す交通容量について、説明できる.
これらにより学習・教育目標(D-1:基盤となる工学分野において、事象を理解するとともに、技術士第一次試験相当の学力を身につける),(D-2:基盤となる工学分野において、論理展開に必要な基礎問題を解くことができる)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(1) 交通調査交通調査流調査や交通流動調査について、具体的な事例を挙げて、その方法や内容を説明できる.交通調査流調査や交通流動調査について、方法を説明できる.教員が助言したり本を見れば交通調査流調査や交通流動調査について、方法を説明できる.最低限の到達レベルを満たさない.
評価項目(2) 交通需要推計4段階推計法について、方法が説明でき、計算することができる.4段階推計法について、方法が説明できる.教員が助言したり本を見れば4段階推計法について、方法が説明できる.最低限の到達レベルを満たさない.
評価項目(3) 交通工学・交通現象 交通速度と交通量の関係を説明でき、計算できる.交通速度と交通量の関係を説明できる。教員が助言したり本を見れば交通速度と交通量の関係を説明できる。最低限の到達レベルを満たさない.
評価項目(4) 交通工学・交通容量単路部や信号交差点における交通容量の説明と計算ができる.単路部や信号交差点における交通容量の説明ができる.教員が助言したり本を見れば単路部や信号交差点における交通容量の説明ができる.最低限の到達レベルを満たさない.

学科の到達目標項目との関係

D D-1 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
交通計画の必要性、交通計画のプロセス、交通の調査方法と交通需要の推定方法を理解し、交通計画を立案する上で必要な概念と基礎理論を得る.交通量・交通速度と交通施設容量を学習し、交通施設計画・設計に必要な技術的基礎力を身につける.
授業の進め方・方法:
・テキストを中心に適宜,交通工学に関する資料を用いる.
・この科目は学修単位科目であり、授業時間30時間に加えて、自学自習時間60時間が必要である.事前・事後学習として自ら予習・復習を行うとともに、与えられた課題等に取り組む.
注意点:
<成績評価>2回の定期試験(70%)および4段階推計法の理解度テスト(30%)の合計100点満点で(D-1)及び(D-2)を評価し、合計の6割以上を獲得した者をこの科目の合格者とする.各定期試験の重みは同じとする.
<授業時間外の学修の評価> 授業で与えられる課題等で自学自習を行うこと.課題等の取り組み状況は、評価割合に示す手段に従い評価する.
<オフィスアワー>原則として、担当教員出勤時にC棟3階 建築機器室で対応する.
<先修・後修科目>先修科目は計画数理学

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 交通計測 交通計画の必要性と,計画立案までの一般的な流れを理解し,説明ができる.
2週 交通計測の対象地域 ゾーニングを説明できる.
3週 交通の集計 トリップの集計方法を理解し,集計計算ができる.
4週 生成・発生集中交通量の推計 生成原単位を理解し生成交通量の推計ができ,原単位法と関数モデル法を理解し説明ができる.
5週 発生集中交通量の推計計算 発生集中交通量の推計計算ができる.
6週 現在パターン法による分布交通量の推計モデル
現在パターン法を理解し,説明ができる.
7週 重力モデルによる分布交通量の推計モデル
重力モデル法の特徴を理解し説明ができる.
8週 重力モデルによる分布交通量の推計計算 重力モデル法による分布交通量の推計計算ができる.
2ndQ
9週 手段別交通量の推計モデルと推計計算 選択率曲線法と関数モデル法の特徴を理解し,手段選択交通量の推計計算ができる.
10週 配分交通量の原則と配分交通量の計算
配分原則を理解し,分割配分法によって交通量の配分計算ができる.
11週 交通量(Q)・速度(V)・密度(K)の関係 交通量(Q)・速度(V)・密度(K)の関係を導ける.
12週 交通量(Q)・速度(V)・密度(K)の関係
交通量(Q)・速度(V)・密度(K)を算定できる.
13週 K-V曲線,Q-V曲線,オキュパンシ
K-V曲線,Q-V曲線,オキュパンシの定義を説明できる.
14週 単路部交通容量の算定
サービスレベルの設定
道路交通条件に基づく単路部の補正係数の算定ができる.
サービスレベル設定が説明できる.
15週 信号交差点容量の補正計算
信号交差点の交通容量算定
道路交通条件に基づく補正係数の算定ができる.
信号交差点の交通容量の算定ができる.
16週 到達度試験 到達度試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野計画土地利用計画と交通計画について、説明できる。4
交通流調査(交通量調査、速度調査)、交通流動調査(パーソントリップ調査、自動車OD調査)について、説明できる。4前1,前2,前3
交通需要予測(4段階推定)について、説明できる。4前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10
交通流、交通量の特性、交通容量について、説明できる。4前11,前12,前13
性能指標に関する道路構造令の概要を説明できる。4前14,前15

評価割合

試験小テスト平常点レポートその他合計
総合評価割合7030000100
配点7030000100