都市デザイン実験実習Ⅳ

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 都市デザイン実験実習Ⅳ
科目番号 0083 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 工学科(専門科目:都市デザイン系) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 教科書:土木学会編 『土木材料実験指導書(基礎編)』(土木学会)    土木学会編 『構造実験の手引き[2009年版]』(土木学会)    参考書:建築環境工学実験用教材(日本建築学会)
担当教員 西川 嘉雄,奥山 雄介,浅野 憲哉,滝澤 秀人

到達目標

建築環境実験
(1)建築を取り巻く環境(音・光・温熱)を実験により把握し実験の目的と方法を説明し,考察できる.
衛生実験
(2)DO,BODに関する実験について理解し,その実験ができる.
(3)pHに関する実験について理解し,その実験ができる.
構造実験
(4)各種構造形式によるコンクリートや金属などの供試体を用いた載荷実験を行い,変形の性状などを力学的な視点で観察できる.
これらの内容を満足することで学習教育目標の(D-1)および(D-2)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
(1)建築を取り巻く環境(音・光・温熱)を実験により把握し実験の目的と方法を説明し,考察できる.建築環境の音・熱の性質を定量的に評価する実験を理解し,応用することができる.建築環境の音・熱の性質を定量的に評価す実験を理解し説明できる.教員が助言し、本を見れば建築環境の音・熱の実験を説明できる.最低限の到達レベルを満たさない.
(2)DO,BODに関する実験について理解し,その実験ができる.DO,BODの理解と,それらを定量的に評価する実験を理解し,応用することができる.DO,BODの理解と,それらを定量的に評価する実験を理解し説明できる.教員が助言し、本を見ればDO,BODを定量的に評価する実験を説明できる.最低限の到達レベルを満たさない.
(3)pHに関する実験について理解し,その実験ができる.pHの理解と,それらを定量的に評価する実験を理解し,応用することができる.pHの理解と,それらを定量的に評価する実験を理解し説明できる.教員が助言し、本を見ればpHを定量的に評価する実験を説明できる.最低限の到達レベルを満たさない.
(4)各種構造形式によるコンクリートや金属などの供試体を用いた載荷実験を行い,変形の性状などを構造に関して学んだ現象を実際に再現・検証する実験を理解し,応用することができる.構造に関して学んだ現象を実際に再現・検証する実験を理解し説明できる.教員が助言し、本を見れば構造に関する現象を再現・検証する実験を理解し説明できる.最低限の到達レベルを満たさない.

学科の到達目標項目との関係

D D-1 説明 閉じる
D D-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 実験を通じて講義内容の理解を深めるとともに,実験や観測で得られた結果の整理や考察に必要な素養を養う.本科目では企業で騒音振動の調査や試験を担当した教員がその経験を活かし,実習形式で授業を行うものである.
授業の進め方・方法:
 レポート課題を課すので,期限に遅れずに提出すること.
注意点:
<成績評価>
 建築環境実験,衛生実験および構造実験において出題されたレポート課題の平均を100点満点で学習教育目標の(D-1)および(D-2)を評価する.合格者の成績は6割以上とし,さらに,建築環境実験,衛生実験および構造実験のそれぞれにおいて6割以上の評価を得たものを本科目の合格者とする.レポートの平均点が6割以上であっても,地盤工学実験,衛生実験および構造実験のいずれかが6割未満であった場合には不合格とする.
<オフィスアワー>
 毎週水曜日16:00~17:00,環境都市工学科棟3F 担当教員室
<先修科目・後修科目>
 後修科目:実験実習III
<備考>

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 建築環境実験:建築環境の基礎知識 音の基礎的な理論と測定方法を理解できる.
2週 建築環境実験:交通騒音の測定 騒音計を適切に使い交通騒音の測定と評価ができる.
3週 建築環境実験:室間遮音性能 室間の遮音性能の測定方法を理解し,測定結果を考察できる.
4週 建築環境実験:室内音響の確認 室内の音圧分布の測定ができ,「測定結果を考察できる.
5週 建築環境実験:データ解析 建築環境実験のデータを取りまとめ報告することができる.
6週 構造実験:はりのたわみ測定による弾性理論の検証 はりのたわみの測定方法が修得でき,弾性理論の正しさが検証できる.
7週 構造実験:構造用鋼材の引張試験によるひずみの測定 試験機の操作方法を習得でき,平鋼の応力-ひずみ曲線および鋼材の緒性能が理解できる.
8週 構造実験:はりの支点反力と曲げモーメントの影響線 はりの支点反力の測定方法が修得でき,曲げモーメントの影響線が理解できる.
2ndQ
9週 構造実験:鉄筋の引張試験による応力-ひずみ関係 鉄筋を判断するまで試験を行い,特徴的な鋼材の塑性などの応力-ひずみ曲線の緒性能が理解できる.
10週 構造実験:データ解析 構造実験のデータを取りまとめ報告することができる.
11週 衛生実験:一般水質分析 pH,SSなどの一般水質分析の目的,内容を理解できる.
12週 衛生実験:溶存酸素分析 滴定法により溶存酸素分析を行い,特徴,目的および内容を理解できる.
13週 衛生実験:BOD(生物化学的酸素要求量)分析 BODの分析方法,目的および内容を理解でき,有機物の生物分解性を考察できる.
14週 衛生実験:COD(化学的酸素要求量)分析 CODの分析を行い,分析方法の目的および内容が理解できる.
15週 衛生実験:データ解析 衛生実験のデータを取りまとめ報告することができる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力建設系分野【実験・実習能力】建設系【実験実習】各種構造形式(コンクリート、金属などによる)による試験体を用いた載荷実験を行い、変形の性状などを力学的な視点で観察することができる。4前6,前7,前8,前9,前10
DO、BODに関する実験について理解し、実験ができる。4前13,前14,前15
pHに関する実験について理解し、実験ができる。4前11,前12
建築系分野【実験・実習能力】建築系【実験実習】実験の目的と方法を説明できる。4前1
建築を取巻く環境(例えば音、光、温度、湿度、振動など)を実験により把握できる。4前2,前3,前4
実験結果を整理し、考察できる。4前5

評価割合

試験小テスト平常点レポートその他合計
総合評価割合0001000100
配点0001000100