建築史

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 建築史
科目番号 0085 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 工学科(専門科目:都市デザイン系) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:西田・矢ケ崎編「カラー版 図説 建築の歴史―西洋・日本・近代―」学芸出版社
参考書:日本建築学会編「西洋建築史図集」彰国社,日本建築学会編「日本建築史図集」彰国社
担当教員 西川 嘉雄,滝澤 秀人

到達目標

(1)日本の建築様式として,古代~近世の建築様式の特徴について説明できる。
(2)西洋の建築様式として,古代~近世の建築様式の特徴について説明できる。
(3)近現代の建築様式として,日本及び海外における近現代の建築様式の特徴について説明できる。
これらの内容を総合して評価し,学習・教育目標の(D-1)及び(D-2)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
(1)日本の建築様式日本の建築史の時代ごとの建築構造・材料・デザインについて説明でき,それぞれの特徴を図示できる.日本の建築史の時代ごとの建築構造・材料・デザインについて説明できる.教員の助言や教科書などの本を見れば,日本の建築史の時代ごとの建築構造・材料・デザインについて説明できる.最低限の到達レベルを満たさない。
(2)西洋の建築様式西洋の建築史の時代ごとの建築構造・材料・デザインについて説明でき,それぞれの特徴を図示できる.西洋の建築史の時代ごとの建築構造・材料・デザインについて説明できる.教員の助言や教科書などの本を見れば,西洋の建築史の時代ごとの建築構造・材料・デザインについて説明できる.最低限の到達レベルを満たさない。
(3)近現代の建築様式近現代の建築様式として,日本及び海外における近現代の建築構造・材料・デザインについて説明でき,それぞれの特徴を図示できる.近現代の建築様式として,日本及び海外における近現代の建築構造・材料・デザインについて説明できる.教員の助言や教科書などの本を見れば,近現代の建築様式として,日本及び海外における近現代の建築構造・材料・デザインについて説明できる.最低限の到達レベルを満たさない。

学科の到達目標項目との関係

D D-1 説明 閉じる
D D-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
建築の歴史の基本的な事項を具体的な建築遺構に即して修得することを目的とする. 西洋建築の古代から現代まで、日本建築の古代から近代までを扱う。古典建築と近代建築との差異を西洋と日本に即して把握していくことが本授業の概要である.
授業の進め方・方法:
授業は講義を中心とする.要点や建物の絵をかきながら理解を深める.
この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.事前・事後学習として自ら予習・復習を行うとともに,与えられた課題等に取り組む.
注意点:
<成績評価>試験(70%)および毎回の講義で与える復習問題のレポート提出(30%)の合計100点満点で(D-1)(D-2)を評価し,合計の6割以上を獲得した者をこの科目の合格者とする.
<授業時間外の学修の評価> 授業で与えられる課題等で自学自習を行うこと.課題等の取り組み状況は,評価割合に示す手段に従い評価する.
<オフィスアワー>原則として,毎週水曜日16:00~17:00,環境都市工学科棟3F,滝澤教員室にて対応する.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>先修科目は,建築計画
<備考>様々な建物を積極的に見て,その造形美や建築の由来により建築史との結びつきを常に意識することが大切です.
卒業後に国家資格「二級建築士」の受験資格を得たい学生は,「建築計画・建築史・建築環境」から2単位を取得すること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 全体概要・建築の発生と発達 西洋・日本の建築史の概要と地域の特色の違いを説明できる.
2週 古代:ギリシャ・ローマ ギリシャ・ローマ建築の特長が説明できる.
3週 中世1:ビサンチン・ロマネスク 宗教建築の空間の特色を説明できる.
4週 中世2:ゴシック 尖りアーチ・フライングバットレスなどの要素と建築空間の特徴を説明できる.
5週 近世1:ルネサンス パラディオの建築が説明できる.
6週 近世2:バロック・ロココ 劇的な効果を狙う手法について説明できる.
7週 近世3:新古典主義 ネオクラシシズムに発展した経緯を説明できる.
8週 日本の古代1:神社建築 式年遷宮が説明できる.
4thQ
9週 日本の古代2:仏教建築 法隆寺の境内と金堂が説明できる.
10週 日本の古代3:都と住宅 都の構成が説明できる.
11週 日本中世1:中世和様 霊山寺本堂などが説明できる.
12週 日本中世2:大仏様・禅宗様 浄土寺浄土堂と円覚寺舎利殿などが説明できる.
13週 日本近世:書院・数奇屋・茶室 書院造り桂離宮の諸相が説明できる.
14週 近代建築 スチールの時代で建築がどのように変化したか説明できる.
辰野金吾の建築が説明できる.
15週 達成度試験 9週~14週までの内容に関して説明できるかを評価する.
16週 まとめ 達成度試験に出題された内容について説明できる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野計画・歴史日本および海外における近現代の建築様式の特徴について説明できる。4後14
古代(例えば、エジプト、オリエント、エーゲ海、ギリシャ、ローマなど)の特徴について説明できる。4後2
中世(例えば、ビザンチン、イスラム、ロマネスク、ゴシックなど)の特徴について説明できる。4後3
近世(例えば、ルネサンス、マニエリスム、バロック、ロココなど)の特徴について説明できる。4後4,後5,後6,後7
原始(例えば、竪穴住居、高床建築、集落など)の特徴について説明できる。4後1
古代(例えば、住宅建築、寝殿造、都市計画、神社建築、寺院建築など)の特徴について説明できる。4後8,後9,後10
中世(例えば、住宅建築、神社建築、寺院建築(大仏様、禅宗様、折衷様など))の特徴について説明できる。4後11,後12
近世(例えば、住宅建築、書院造、数寄屋風書院、町屋、農家、茶室、霊廟、社寺建築、城郭)の特徴について説明できる。4後13

評価割合

試験復習問題合計
総合評価割合7030100
配点7030100