保健体育Ⅰ

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 保健体育Ⅰ
科目番号 0006 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 工学科(一般科目:全系共通) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 参考書:最新スポーツルール,学生の健康科学,指定の運動着,Tシャツ,ポロシャツ,専用シューズ(体育館).
担当教員 児玉 英樹,金田 華実,井浦 徹

到達目標

事前の準備やウォーミングアップ,事後の片付けやクーリングダウンを積極的に行い,運動に適した服装や態度の重要性を理解した上で,各授業項目(各種目)について,自主的かつ意欲的に活動に取り組める.これらの内容を満足することで,学習・教育目標の(A-2)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
意欲・関心準備・活動の場面において、自己および仲間のとるべき行動を判断し、適切に働きかけながら、主体的に活動できる。準備・活動の場面において、自己のとるべき行動を判断し、仲間と協力しながら活動できる。準備・活動の場面において、自己のとるべき行動を判断できない。仲間との協力や活動への自主的な参加ができない。
技能自己の能力を理解し、適切な運動技能、運動強度を判断し、応用的技能の習得や体力向上をはかることができる。教員が指示した運動課題に従い、運動の基本技術や体力を身につけることができる。教員の指示に従わず、運動の基本技術や体力を身につけることができない。
思考・判断自己や周囲の安全に留意しながら活動し、必要に応じて危険を回避する行動や、周囲への声かけができる。自己の安全に留意しながら活動し、必要に応じて危険を回避する行動を取ることができる。安全に留意しながら活動することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
各種運動の合理的実践を通して,運動種目に内在する固有の楽しさや喜びを体得し,運動に親しむ能力や態度を養う.
授業の進め方・方法:
授業方法は,実技が中心となるが,必要に応じてレポート等の課題を課す場合がある.
雨天時等や他講座と同時進行の場合は、実施種目を変更して行う。
注意点:
<成績評価>上記(到達目標)に従い,100点満点で(A-2)を評価し,合計の6割以上を獲得した者をこの科目の合格者とする.
<オフィスアワー>毎週火曜日16:00~17:00,金田,児玉:第1体育館,新任教員:第2体育館.ただし,出張などで不在の場合がある.(非常勤講師):授業の前後に聞いてください.緊急の場合は体育教員が対応します.
<後修科目>保健・体育II
<備考>やむを得ない理由により欠課時数が6時間を超えてしまった場合には,申し出により補習を行うことがあるが,その場合でも欠課時数の合計が,総授業時数の1/5以内を目安とする.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 体操① ・身体的緊張をほぐす各種体操を意欲的に行える.
・ストレッチや各種トレーニング方法を理解し実践できる.
2週 体操②
3週 スポーツテスト①
・文部科学省スポーツテストを行う.
・運動能力,体力の実態把握と課題設定.
・運動能力,体力の実態把握のために,意欲的にテストに取り組むことができる.
4週 スポーツテスト②

5週 陸上競技(短距離,投擲種目)①
・短距離:100m,50mの練習および記録測定.
・投擲種目:円盤・槍投のどちらかを選択.
・記録測定など仲間と協力しながら,自ら率先して課題に取り組むことができる.
6週 陸上競技(短距離,投擲種目)②
7週 陸上競技(短距離,投擲種目)③
8週 陸上競技(短距離,投擲種目)⓸
2ndQ
9週 バレーボール①
・チームワークの形成(仲間作り):サークルパス,ランニングパス.
・基本技能:オーバー・アンダーハンドパス,サービス,アタックなど.
・応用技能:3段攻撃,ゲーム.
・技能向上に向けて,積極的に活動に取り組むことができる.
・チーム内での役割を理解し,チーム力の向上に貢献できる.
10週 バレーボール②
11週 バレーボール③
12週 バレーボール④
13週 バレーボール⑤
14週 バレーボール⑥
15週 卓球①
・基本の打ち方.フォア、バックの練習
・サーブ練習
・スマッシュ、三球目攻撃等の応用技術練習 など
・技能向上に向けて,積極的に活動に取り組むことができる.
・ダブルスゲームでは,仲間と協力しながら試合ができる.
16週
後期
3rdQ
1週 卓球② ・技能向上に向けて,積極的に活動に取り組むことができる.
・ダブルスゲームでは,仲間と協力しながら試合ができる.
2週 卓球③
3週 卓球④
4週 ソフトボール①
・キャッチボール、トスバッテイング等基本的技能練習
・技能向上に向けて,積極的に活動に取り組むことができる.
・チーム内での役割を理解し,チーム力の向上に貢献できる.
5週 持久走①、ソフトボール②
・学校外周(3.34km)・・・3回(持久走)
・健康的な生活を生涯続けるには,心肺機能を高める持久的種目の実践(習慣)が必要であることを理解し,意欲的に課題に取り組むことができる.
6週 持久走②、ソフトボール③
7週 持久走③、ソフトボール④
8週 バスケットボール①
・基本技能:パス,ドリブル,基本的なシュートなど.
・応用技能:2on2,3on3,5on5ゲーム.
・技能向上に向けて,積極的に活動に取り組むことができる.
・チーム内での役割を理解し,チーム力の向上に貢献できる.
4thQ
9週 バスケットボール②
10週 バスケットボール③
11週 バスケットボール④
12週 バドミントン①
・基本技能:ハイクリア,ドロップショット,スマッシュ,サービスなど.
・応用技能:ゲーム.
・技能向上に向けて,積極的に活動に取り組むことができる.
・ダブルスゲームでは,仲間と協力しながら試合ができる.
13週 バドミントン②
14週 バドミントン③
15週 バドミントン④
16週

評価割合

試験技能平常点レポートその他合計
総合評価割合0604000100
配点0604000100