到達目標
授業の内容と教科書や副教材の情報を関連づけて理解できること.歴史の基本的な知識を理解していること.これらにより,学習・教育目標の(A-1)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1,授業の内容と教科書や副教材の情報を関連づけて理解できる. | 資料の意義を解説することができる. | 資料を正しく読むことができ,内容も説明できる. | 資料の内容を説明できない. |
2,歴史の基本的な知識を理解している. | 歴史的な諸問題について,因果関係を説明できる. | 歴史的用語の内容を説明できる. | 歴史的用語の内容を説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
歴史の展開を諸資料に基づき,総合的に考察することにより,歴史的思考力を培う.
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とする.
・適宜,課題を課すので,期限に遅れず提出すること.
注意点:
<成績評価>前期・後期とも,理解度チェック(40%)・期末試験(40%),平常点(20%)で(A-1)を評価し,6割以上の得点で合格とする.平常点は,課題レポート等によって評価する.
<オフィスアワー> 木曜日 16:00 ~ 17:00,管理・一般科棟3F西 二星潤教員室
<先修科目・後修科目>先修科目は地理総合,後修科目は現代社会となる.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
古代①縄文文化と弥生文化 |
縄文文化・弥生文化の社会を理解する.
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2週 |
古代②古墳とヤマト政権 |
古墳の変容からヤマト政権の成立をとらえる.
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3週 |
古代③飛鳥の朝廷 |
朝廷の政権運営や大陸との交流を知る.
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4週 |
古代④平城京の時代 |
律令に基づく統治体制を理解する.
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5週 |
古代⑤平安朝廷 |
律令による統治体制の変質を考察する.
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6週 |
古代⑥摂関政治 |
摂関政治の成立過程とその影響を理解する.
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7週 |
古代⑦武士の成長 |
武士の成長と進出過程についておさえる.
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8週 |
理解度の確認 |
7週目までの内容の理解度の確認を行う.
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2ndQ |
9週 |
中世①院政と平氏 |
院政と平氏政権の特性を知る.
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10週 |
中世②鎌倉幕府 |
鎌倉幕府の成長過程を理解する.
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11週 |
中世③蒙古襲来 |
蒙古襲来が日本社会に与えた影響を理解する.
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12週 |
中世④室町幕府 |
室町幕府の機構の確立について知る.
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13週 |
中世⑤戦国大名と中世の文化 |
戦国期の日本の多様性と中世の文化の特徴を理解する.
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14週 |
近世①織豊政権 |
織豊政権の政策の特色を理解する.
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15週 |
授業のまとめ |
前期のまとめをおこなう.
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16週 |
前期末達成度試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
近世②幕藩体制の成立 |
幕藩体制の構造を多角的に考察する.
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2週 |
近世③鎖国 |
鎖国までの過程とその影響を理解する.
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3週 |
近世④経済の発展 |
諸産業の展開や社会的役割を理解する.
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4週 |
近世⑤元禄文化 |
経済の発展と町人文化の形成の関連をとらえる.
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5週 |
近世⑥幕藩体制の動揺 |
幕府や諸藩が行った改革の意義を考察する.
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6週 |
近世⑦江戸後期の文化 |
文化における近代化の芽生えを考察する.
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7週 |
近代①開国と幕末の動乱 |
国際環境の変化と開国までの過程を理解する.
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8週 |
理解度の確認 |
7週目までの内容の理解度の確認を行う.
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4thQ |
9週 |
近代②明治維新 |
明治政府が中央集権体制を構築する過程を考察する.
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10週 |
近代③立憲国家の成立 |
近代国家の基盤が形成されていく過程を理解する.
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11週 |
近代④日清・日露戦争 |
戦争に至る経緯や経過,影響を知る.
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12週 |
近代⑤近代産業の発展 |
産業革命や近代産業の発展を理解する.
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13週 |
近代⑥近代の文化 |
近代文化の特色について理解する.
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14週 |
近代⑦15年戦争と高度経済成長 |
戦争が日本社会に及ぼした影響と経済の国際化と技術革新について考察する.
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15週 |
授業のまとめ |
後期のまとめをおこなう.
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16週 |
学年末達成度試験 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 20 | 0 | 0 | 100 |
配点 | 80 | 0 | 20 | 0 | 0 | 100 |