国語A

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 国語A
科目番号 0005 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『精選論理国語』(大修館)、『 三訂版入試頻出漢字+現代文重要語彙TOP2500』(谷本文男、いいずな書店) 他に辞書等
担当教員 堅田 陽子

到達目標

① 漢字や語句に関する知識を増やす。
② 評論文の論理がどのように展開しているかを理解する。
③ 評論文の要旨を把握する。
④ 文学作品の情景描写及び心理描写を理解する。
⑤  場面に応じて適確に表現する。
⑥  評論文や文学作品の背景となる文化について、関心を深める
岐阜高専ディプロマポリシー:(C)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 漢字や語句についての知識が身についたか。漢字や語句についての問題を正確に解くことができる。漢字や語句についての問題を8割以上解くことができる。漢字や語句についての問題を6割未満しか解くことができない。
評価項目2 評論文の論理展開を理解できたか。評論文の論理展開を正確に理解し、適切な表現で説明することができる。評論文の論理展開を理解し、説明することができる。評論文の論理展開を理解しておらず、説明することができない。
評価項目3 評論文の要旨を把握できたか。評論文の要旨を正確に把握し、要旨を作成することができる。評論文の要旨を理解し、要旨を8割作成することができる。評論文の要旨を把握しておらず、要旨を作成することができない。
評価項目4 文学作品の情景描写及び心理描写を理解できたか。文学作品の情景描写及び心理描写を正確に理解し、適切な表現で説明することができる。文学作品の情景描写及び心理描写を理解し、説明することができる。文学作品の情景描写及び心理描写を理解しておらず、説明することができない。
評価項目5 場面に応じて適確に表現できたか。場面に応じて適確に表現するための文法や語彙を身につけている。場面に応じて的確に表現するための文法や語彙を6割身につけている。場面に応じて適確に表現するための文法や語彙を身につけていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
中学校までの学習成果をふまえ、国語の能力のさらなる育成を目的としている。
授業の進め方・方法:
授業は、教科書と板書を中心に行うので、各自学習ノートを充実させること。
参考となる資料は、授業時に適宜紹介するので、各自で参照すること。
(事前準備の学習)漢字学習を進めること。わからない語彙は調べること。 
英語導入計画:なし
注意点:
授業の内容を確実に身につけるために、予習・復習が必須である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 評論(1)、漢字の練習(ALのレベルC) 論理の展開を理解する。
2週 評論(2)、漢字の練習(ALのレベルC) 論理の展開を理解する。
3週 評論(3)、漢字の練習(ALのレベルB) 論理の展開を理解する。
4週 小説(1)、漢字の練習(ALのレベルC) 情景、心情を理解する。
5週 小説(2)、漢字の練習(ALのレベルB) 情景、心情を理解する。
6週 随想(1)、漢字の練習(ALのレベルC) 筆者の思いを理解する。
7週 随想(2)、漢字の練習(ALのレベルB) 筆者の思いを理解する。
8週 中間試験
2ndQ
9週 評論(4)、漢字の練習(ALのレベルC) 論理の展開を理解する。
10週 評論(5)、漢字の練習(ALのレベルB) 論理の展開を理解する。
11週 詩歌(1)、漢字の練習(ALのレベルC) 詩歌の特徴を理解する。
12週 詩歌(2)、漢字の練習(ALのレベルB) 詩歌の特徴を理解する。
13週 小説(3)、漢字の練習(ALのレベルC) 情景、心情を理解する。
14週 小説(4)、漢字の練習(ALのレベルB) 情景、心情を理解する。
15週 期末試験
16週
後期
3rdQ
1週 評論(6)、漢字の練習(ALのレベルC) 論理の展開を理解する。
2週 評論(7)、漢字の練習(ALのレベルB) 論理の展開を理解する。
3週 評論(8)、漢字の練習(ALのレベルC) 論理の展開を理解する。
4週 評論(9)、漢字の練習(ALのレベルB) 論理の展開を理解する。
5週 評論(10)、漢字の練習(ALのレベルC) 論理の展開を理解する。
6週 評論(11)、漢字の練習(ALのレベルB) 論理の展開を理解する。
7週 評論(12)、漢字の練習(ALのレベルB) 論理の展開を理解する。
8週 中間試験
4thQ
9週 小説(5)、漢字の練習(ALのレベルC) 情景、心情を理解する。
10週 小説(6)、漢字の練習(ALのレベルB) 情景、心情を理解する。
11週 小説(7)、漢字の練習(ALのレベルB) 情景、心情を理解する。
12週 評論(13)、漢字の練習(ALのレベルB) 論理の展開を理解する。
13週 評論(14)、漢字の練習(ALのレベルB) 論理の展開を理解する。
14週 評論(15)、漢字の練習(ALのレベルC) 論理の展開を理解する。
15週 期末試験
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要旨・要点をまとめることができる。1
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。1
社会生活で使われる語彙(故事成語・慣用句等を含む)を増やし、思考・表現に活用できる。1
専門の分野に関する用語を論理的思考・表現に活用できる。1
文学作品(小説・随筆・詩歌・古典等)を文脈に即して鑑賞し、そこに描かれたものの見方や登場人物の心情を説明できる。1
言語的・文化的教養(語彙・知識等)に広く関心を持ち、そこで得られた知識や考え方を効果的な表現に活用できる。1
言語作品の読解を通して、人間や社会の多様な在り方についての考えを深め、自己を客観的に捉えたり自分の意見を述べることができる。1
常用漢字を中心に、日本語を正しく読み、表記できる。1
実用的な文章(手紙・メール等)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。1
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集し、それを整理、分析できる。1
整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開、表現方法を工夫し、報告・論文を作成できる。1
作成した報告・論文の内容及び自分の思考や考察を資料(図解・動画等)にまとめ、的確に口頭発表できる。1
課題や条件に応じ、根拠に基づいて議論できる。1
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。1
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。1

評価割合

中間試験期末試験課題・小テスト合計
総合評価割合200200200600
前期100100100300
後期100100100300