到達目標
1.地理的用語を理解できる。
2.地理的環境と人間活動の結びつきを理解できる。
3.自発的に地理的テーマを設定し、情報収集・分析をおこない、自らの考えを論理的に述べることができる。
岐阜高専ディプロマポリシー:(A)および(C)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標1 | 本授業で扱った地理的用語に関する問題を正しく答えることができる。 | 本授業で扱った地理的用語に関する問題をおおむね正確に答えることができる。 | 本授業で扱った地理的用語に関する問題を答えることができない。 |
到達目標2 | 地理的環境と人間活動の結びつきに関する問題を正しく答えることができる。 | 地理的環境と人間活動の結びつきに関する問題をおおむね正確に答えることができる。 | 地理的環境と人間活動の結びつきに関する問題を答えることができない。 |
到達目標3 | プレゼンテーションを通して、地理的諸問題に対する自らの考えを論理的に説明することができる。 | プレゼンテーションを通して、地理的諸問題に対する自らの考えを説明することができる。 | プレゼンテーションを通して、地理的諸問題に対する自らの考えを説明することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
地理とは、環境と人間活動を結びつけ、地域的及び地球的諸問題の分析を行う学問である。前期授業では、主に世界や日本の地形や気候、地理的人間活動を理解する。後期授業では、主に地域的・地球的諸問題を具体的に取り上げる。また、前後期ともに、グループワークによる発表・質疑応答に取り組むことを通して、学生の地理的思考力の定着を図る。
これにより、地理的問題に対して、学生各自の視点から問題解決方法へ導くことを本授業の目標とする。さらに、プレゼンテーションを通して、自らの考えを的確に他人に伝える能力の養成にも取り組むこととする。
授業の進め方・方法:
本授業は、教員による講義やグループワーク・プレゼンテーションなどのアクティブ・ラーニングを組み合わせ、地理の基本的知識・考えを習得する。
英語導入計画:なし
注意点:
前期の授業内容を後期で使用することがある。グループワークにおいては教員の指示をしっかりと聞き、教員の要求に対応していくことが必要となる。
授業の内容を確実に身につけるためには、予習・復習が必須である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
前期授業ガイダンス (ALのレベルB) |
この授業の目標・進め方・評価方法を理解する。
|
2週 |
自然環境1(地形) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
3週 |
自然環境2(気候) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
4週 |
自然環境3(日本の自然環境) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
5週 |
資源と産業1(農業) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
6週 |
資源と産業2(エネルギー) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
7週 |
資源と産業3(工業) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
8週 |
中間試験 |
|
2ndQ |
9週 |
資源と産業4(観光) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
10週 |
資源と産業5(交通・通信) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
11週 |
人口と村落・都市1(人口と問題) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
12週 |
人口と村落・都市2(村落と都市) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
13週 |
地理的テーマの探究1(グループワーク) (ALのレベルB) |
各グループ毎に課題を設定し、解決策や対策などの個々の意見を形成する。
|
14週 |
地理的テーマの探究2(プレゼンテーション) (ALのレベルA) |
プレゼンテーションの報告内容を総括し、地理的知識の整理を行う。
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
前期まとめ |
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
後期授業ガイダンス及び前期授業の復習 (ALのレベルC) |
前期授業の内容や発表内容を確認し、後期授業の内容と結びつける。
|
2週 |
民族と宗教1(衣食住と民族) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
3週 |
民族と宗教2(世界の宗教) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
4週 |
国家と領土 (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
5週 |
現代世界の諸地域1(東アジア) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
6週 |
現代世界の諸地域2(南アジア) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
7週 |
現代世界の諸地域3(アフリカ) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
8週 |
中間試験 |
|
4thQ |
9週 |
現代世界の諸地域4(ヨーロッパ) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
10週 |
現代世界の諸地域5(アメリカ) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
11週 |
現代世界の諸地域6(オセアニア) (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
12週 |
持続可能な日本に向けて (ALのレベルC) |
授業内容を理解できる。
|
13週 |
地理的テーマの探究1(グループワーク) (ALのレベルB) |
各グループ毎に課題を設定し、解決策や対策などの個々の意見を形成する。
|
14週 |
地理的テーマの探究2(プレゼンテーション) (ALのレベルA) |
プレゼンテーションの報告内容を総括し、地理的知識の整理を行う。
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
後期まとめ |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 社会 | 社会 | 世界各地の人口、資源、産業の分布や動向、並びにそれらをめぐる地域相互の結びつき等について理解し、現代社会を地理的観点から説明できる。 | 3 | |
人間と自然環境との相互作用を前提としつつ、民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | |
現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定し、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から多面的・多角的に考察、構想し、表現できる。 | 2 | |
評価割合
| 中間試験 | 期末試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 200 | 200 | 100 | 500 |
前期 | 100 | 100 | 50 | 250 |
後期 | 100 | 100 | 50 | 250 |