学校 |
岐阜工業高等専門学校 |
開講年度 |
令和03年度 (2021年度) |
授業科目 |
数学AⅠ |
科目番号 |
0026 |
科目区分 |
一般 / 必修 |
授業形態 |
講義 |
単位の種別と単位数 |
履修単位: 2 |
開設学科 |
機械工学科 |
対象学年 |
2 |
開設期 |
前期 |
週時間数 |
4 |
教科書/教材 |
新基礎数学(高遠節夫ほか5名著,大日本図書出版,2011,11),新微分積分I(高遠節夫他5名著 大日本図書出版,2012,11)を教科書として用いる。新基礎数学問題集(高遠節夫ほか5名著,大日本図書出版,2011,11), 新微分積分I問題集(高遠節夫他5名著 大日本図書出版,2013,12)を問題集として用いる。参考書としては,新版基礎数学(岡本和夫ほか6名著,実教出版,2010,12),新版微分積分I(岡本和夫ほか6名著,実教出版,2010,12), ドリルと演習シリーズ 基礎数学(日本数学教育学会高専・大学部会教材研究グループ(TAMS)著,電気書院出版, 2009,3),ドリルと演習シリーズ 微分積分(日本数学教育学会高専・大学部会教材研究グループ(TAMS)著,電気書院出版, 2010,2)を薦める。
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担当教員 |
岡田 章三,中島 泉,岡崎 貴宣,北川 真也,八木 真太郎,赤川 佳穂
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到達目標
数列・微分を理解し,計算能力を習得する。
① 順列・組合せを計算できるようにする
② 数列を理解し,簡単な計算ができるようにする
③ 微分を理解し,その計算ができるようにする
岐阜高専ディプロマポリシー:D
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 順列・組合せを理解し、正確に計算でき、種々の問題も正確に解くことができる。 | 順列・組合せを理解し、大きな間違いなく計算でき、基本的な問題を解くことができる。 | 順列・組合せを求める事ができない。 |
評価項目2 | 簡単な数列の一般項と和を求めることができ、種々の問題も正確に解くことができる。 | 簡単な数列の一般項と和を求めることができ、基本的な問題を解くことができる。 | 簡単な数列の一般項と和を求めることができない。 |
評価項目3 | 微分の定義を理解し、正確に計算でき、種々の問題も正確に解くことができる。 | 微分の定義を理解し、大きな間違いなく計算でき、基本的な問題を解くことができる。 | 微分の定義が曖昧で、計算もできない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
授業の進め方・方法:
授業は教科書を中心とした説明と問題演習からなる。授業内容を理解するように努め、復習をしっかりすること。また、教科書、問題集の演習問題は全問解くこと。
英語導入計画:なし
注意点:
授業の内容を確実に⾝につけるために、予習・復習が必須である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
場合の数(ALのレベルC) 順列(ALのレベルC) |
積の法則と和の法則の違いを理解している。 順列の基本的な計算ができる。
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2週 |
組合せ(ALのレベルC) いろいろな順列(ALのレベルC) |
組合せの基本的な計算ができる。 順列と組合せを使い分けて、基本的な問題を解くことができる。
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3週 |
二項定理(ALのレベルC) 演習(ALのレベルB) |
二項定理を理解して、基本的な問題を解くことができる。 場合の数に関する諸定理・公式を理解し、大きな間違いなく計算でき、基本的な問題を解くことができる。
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4週 |
数列(ALのレベルC) 等差数列(ALのレベルC) |
数列の概念を理解して、慣れ親しむ。 等差数列の一般項やその和を求めることができる。
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5週 |
等比数列(ALのレベルC) いろいろな数列の和(ALのレベルC) |
等比数列の一般項やその和を求めることができる。 総和記号を用いた基本的な数列の和を計算することができる。
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6週 |
漸化式と数学的帰納法(ALのレベルC) 演習(ALのレベルB) |
漸化式と数学的帰納法を理解して、基本的な問題を解くことができる。 場合の数と数列に関する種々の問題も正確に解くことができる。
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7週 |
関数の極限(ALのレベルC) 関数の連続(ALのレベルC) |
いろいろな関数の極限を求めることができる。 連続の意味を理解し、関数が連続か否か判別できる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
微分係数・導関数(ALのレベルC) 導関数の公式(ALのレベルC) |
微分係数の意味を理解し、求めることができる。 導関数の定義を理解している。積・商の導関数の公式を使うことができる。
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10週 |
合成関数の導関数(ALのレベルC) 演習(ALのレベルB) |
合成関数の導関数を求めることができる。 微分の定義を理解し、大きな間違いなく計算でき、基本的な問題を解くことができる。
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11週 |
三角関数の導関数(ALのレベルC) 逆三角関数(ALのレベルC) |
三角関数の導関数を求めることができる。 逆三角関数を理解している。逆三角関数の導関数を求めることができる
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12週 |
逆三角関数の導関数(ALのレベルC) 対数関数・指数関数の導関数(ALのレベルC) |
逆三角関数の導関数を求めることができる。 指数関数・対数関数の導関数を求めることができる。
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13週 |
演習(ALのレベルA) 平均値の定理(ALのレベルC) |
微分の定義を理解し、正確に計算でき、種々の問題も正確に解くことができる。 基本的な関数の接線の方程式を求めることができる。平均値の定理を理解し、基本的な問題を解くことができる。
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14週 |
関数の増減と極値(ALのレベルC) 関数の最大・最小(ALのレベルC) |
関数の増減表をかいて、極値を求め、グラフの概形をかくことができる。 関数の最大値・最小値を求めることができる。
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15週 |
高次導関数(ALのレベルC) 曲線の凹凸(ALのレベルC) |
2次以上の導関数を求めることができる。 曲線の凹凸も含めた関数の増減表をかいて、極値を求め、グラフの概形をかくことができる。
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16週 |
期末試験 演習(総復習)(ALのレベルB) |
微分の定義を理解し、正確に計算でき、グラフの概形をかくことができ、種々の問題も正確に解くことができる。
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評価割合
| 試験 | 課題等 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
得点 | 80 | 20 | 100 |