機械工学実験Ⅰ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 機械工学実験Ⅰ
科目番号 0050 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 プリント
担当教員 小栗 久和,山本 高久,岸田 真幸

到達目標

以下の各項目を到達目標とする。
①計測機器の原理を理解し,安全に配慮し適切に使用する.
②実験で得られた結果等を効率よく図,表,グラフに表現する.
③実験で得られた結果に対し自らの考えを展開し,物理現象を考察することが出来る.
④実験で得られた結果の考察に必要な文献を調査することが出来る.
⑤定められた記述法でレポートを作成する.
岐阜高専ディプロマポリシー:(D)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1測定機器の原理を理解し,自ら安全に配慮し,適切に使用することが出来る. 測定機器の原理を理解し,使用することが出来る.測定機器の原理を理解しておらず,また,安全に配慮し使用することが出来ない.
評価項目2実験で得られた結果等を効果的に図,表,グラフに表現することが十分に出来る.実験で得られた結果等を図,表,グラフに表現することが出来る.実験で得られた結果等を図,表,グラフに表現することが出来ない.
評価項目3実験で得られた結果等に対し自らの考えを展開しつつ,物理現象を深く考察することが出来る. 実験で得られた結果等に対し自らの考えを展開しつつ,物理現象を考察することが出来る. 実験で得られた結果等を理解しておらず,考察することが出来ない.
評価項目4実験で得られた結果等の考察に必要な文献を調査および精査することが十分に出来る.実験で得られた結果等の考察に必要な文献を調査することが出来る.実験で得られた結果等の考察に必要な文献を調査することが出来ない.
評価項目5定められた記述方法でレポートを作成することが十分に出来る. 定められた記述方法でレポートを作成することが出来る. 定められた記述方法でレポートを作成することが出来ない .

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
機械工学実験では材料力学・熱工学・流体および電気基礎の各分野における実験の準備,実施,実験結果のまとめ,レポートの作成を通して,技術者として必要な次の素養を身につけることを目標とする.
授業の進め方・方法:
・クラスを3班に分けて,3つの実験室を1週交代で4週ずつ(合計12週)実験を行う.
・レポートは指定された書式で記入し,提出期限を厳守すること.
・遅刻した場合は,点呼担当教員に遅れた旨連絡してから実験室に向かうこと.
・やむを得ない理由で欠席した場合のみ,再実験を実施する.
・英語導入計画:なし
注意点:
・クラスを3班に分けて,3つの実験室を1週交代で4週ずつ(合計12週)実験を行う.
・レポートは指定された書式で記入し,提出期限を厳守すること.
・遅刻した場合は,点呼担当教員に遅れた旨連絡してから実験室に向かうこと.
・やむを得ない理由で欠席した場合のみ,再実験を実施する.
・別表1対象科目
・学習・教育目標(D-2)25%,(D-3)25%,(D-4)25%,(E)25%

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 実験ガイダンス 実験の概要、成績評価、レポート提出方法について理解できる。
2週 レポート作成指導1
(ALのレベルC)
レポートの書式について理解できる。
3週 レポート作成指導2
(ALのレベルC)
レポートの書式について理解できる。
4週 金属材料の引張試験・熱の仕事当量の測定・流れの可視化と相似則
(ALのレベルB)
各実験の目的が理解でき、指示された方法で実験が実施できる。また、実験結果を適切にまとめることが出来る。
(授業外学習・事前) 配布資料について調査しておく(約1時間)
(授業外学習・事後) 実験内容について自身の調査内容、考察を実験レポートとしてまとめる
5週 金属材料の引張試験・熱の仕事当量の測定・流れの可視化と相似則
(ALのレベルB)
各実験の目的が理解でき、指示された方法で実験が実施できる。また、実験結果を適切にまとめることが出来る。
(授業外学習・事前) 配布資料について調査しておく(約1時間)
(授業外学習・事後) 実験内容について自身の調査内容、考察を実験レポートとしてまとめる
6週 金属材料の引張試験・熱の仕事当量の測定・流れの可視化と相似則
(ALのレベルB)
(ALのレベルB)
各実験の目的が理解でき、指示された方法で実験が実施できる。また、実験結果を適切にまとめることが出来る。
(授業外学習・事前) 配布資料について調査しておく(約1時間)
(授業外学習・事後) 実験内容について自身の調査内容、考察を実験レポートとしてまとめる
7週 金属材料のねじり試験・熱電対の較正・ピトー管による流速測定
(ALのレベルB)
各実験の目的が理解でき、指示された方法で実験が実施できる。また、実験結果を適切にまとめることが出来る。
(授業外学習・事前) 配布資料について調査しておく(約1時間)
(授業外学習・事後) 実験内容について自身の調査内容、考察を実験レポートとしてまとめる
8週 金属材料のねじり試験・熱電対の較正・ピトー管による流速測定
(ALのレベルB)
各実験の目的が理解でき、指示された方法で実験が実施できる。また、実験結果を適切にまとめることが出来る。
(授業外学習・事前) 配布資料について調査しておく(約1時間)
(授業外学習・事後) 実験内容について自身の調査内容、考察を実験レポートとしてまとめる
4thQ
9週 金属材料のねじり試験・熱電対の較正・ピトー管による流速測定
(ALのレベルB)
各実験の目的が理解でき、指示された方法で実験が実施できる。また、実験結果を適切にまとめることが出来る。
(授業外学習・事前) 配布資料について調査しておく(約1時間)
(授業外学習・事後) 実験内容について自身の調査内容、考察を実験レポートとしてまとめる
10週 金属材料のシャルピー衝撃試験・圧縮性流体のオリフィス特性・直流回路の測定
(ALのレベルB)
各実験の目的が理解でき、指示された方法で実験が実施できる。また、実験結果を適切にまとめることが出来る。
(授業外学習・事前) 配布資料について調査しておく(約1時間)
(授業外学習・事後) 実験内容について自身の調査内容、考察を実験レポートとしてまとめる
11週 金属材料のシャルピー衝撃試験・圧縮性流体のオリフィス特性・直流回路の測定
(ALのレベルB)
各実験の目的が理解でき、指示された方法で実験が実施できる。また、実験結果を適切にまとめることが出来る。
(授業外学習・事前) 配布資料について調査しておく(約1時間)
(授業外学習・事後) 実験内容について自身の調査内容、考察を実験レポートとしてまとめる
12週 金属材料のシャルピー衝撃試験・圧縮性流体のオリフィス特性・直流回路の測定
(ALのレベルB)
各実験の目的が理解でき、指示された方法で実験が実施できる。また、実験結果を適切にまとめることが出来る。
(授業外学習・事前) 配布資料について調査しておく(約1時間)
(授業外学習・事後) 実験内容について自身の調査内容、考察を実験レポートとしてまとめる
13週 炭素鋼の弾性係数の測定・ニュートンの冷却法による液体の比熱測定・交流回路の測定
(ALのレベルB)
各実験の目的が理解でき、指示された方法で実験が実施できる。また、実験結果を適切にまとめることが出来る。
(授業外学習・事前) 配布資料について調査しておく(約1時間)
(授業外学習・事後) 実験内容について自身の調査内容、考察を実験レポートとしてまとめる
14週 炭素鋼の弾性係数の測定・ニュートンの冷却法による液体の比熱測定・交流回路の測定
(ALのレベルB)
各実験の目的が理解でき、指示された方法で実験が実施できる。また、実験結果を適切にまとめることが出来る。
(授業外学習・事前) 配布資料について調査しておく(約1時間)
(授業外学習・事後) 実験内容について自身の調査内容、考察を実験レポートとしてまとめる
15週 炭素鋼の弾性係数の測定・ニュートンの冷却法による液体の比熱測定・交流回路の測定
(ALのレベルB)
各実験の目的が理解でき、指示された方法で実験が実施できる。また、実験結果を適切にまとめることが出来る。
(授業外学習・事前) 配布資料について調査しておく(約1時間)
(授業外学習・事後) 実験内容について自身の調査内容、考察を実験レポートとしてまとめる
16週 レポートの総評 教員からのレポートの総評から、自分のレポートの客観的な評価が出来る。

評価割合

報告書合計
総合評価割合100100
得点100100