ドイツ語

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 ドイツ語
科目番号 0062 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 中村修ほか『つながるドイツ語みっとりーべ』朝日出版社、2019年
担当教員 神谷 美砂子,中川 拓哉,亀山 太一,野々村 咲子

到達目標

①単語を見て発音できるようになる。
②格変化と人称変化を中心にドイツ語文法の基礎を理解する。
③読解力の基礎を養成し、ドイツ語による基礎的なコミュニケーションのための準備をする。
④ドイツ語圏の人々の生活、文化、習慣について知識と洞察力を得る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
単語を見て発音できるようになる単語を見て発音する問題を正確に解くことができる。単語を見て発音する問題をほぼ正確に解くことができる。単語を見て発音ができない。
格変化と人称変化を中心にドイツ語文法の基礎を理解する。学習対象とした基礎的な文法事項に関する問題を正確に解くことができる学習対象とした基礎的な文法事項に関する問題をほぼ正確に解くことができる学習対象とした基礎的な文法を理解していない。
作文と読解力の基礎を養成し、ドイツ語による基礎的なコミュニケーションのため の準備をする。基礎的な文章理解、既習の単語を使って作文する問題を正確に解くことができる。基礎的な文章理解、既習の単語を使って作文する問題をほぼ正確に解くことができる。基礎的な文章を理解できず、既習の単語を使って作文ができない。
ドイツ語圏の人々の生活、文化、習慣について知識と洞察力を得る。ドイツ語圏、ひいてはヨーロッパの生活や文化に理解や洞察に関する問題を正確に解くことができる。ドイツ語圏、ひいてはヨーロッパの生活や文化に理解や洞察に関する問題をほぼ正確に解くことができる。ドイツ語圏、ひいてはヨーロッパの生活や文化に理解や洞察力を持つことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
初めてドイツ語を学ぶ学習者を対象とし、初歩的な語彙や文法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
初めてドイツ語を学ぶ学習者を対象とした文法講読読本を教科書として使用し、演習形式の授業を行う。
注意点:
毎回課題を課し、添削指導をする。添削結果を吟味し、理解を深めること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 第1回:das Alphabet 学習の意義と目標 発音の基礎 基本的な挨拶 アルファベット体系が理解できる。
2週 第2回:自己紹介、動詞の規則変化、代名詞1格 テクストの読解ができる。代名詞、動詞の規則変化が理解できる。
3週 第3回:定動詞第2位、動詞の規則変化2、疑問文、否定文 疑問文・否定文が理解できる。
4週 第4回:sein、haben、数詞、疑問詞、曜日と月 テクストの読解ができる。数詞・疑問詞が理解できる。
5週 第5回:名詞の性、格 名詞の性、格が理解できる。
6週 第6回:定冠詞の格変化、不定冠詞の格変化 テクストの読解ができる。冠詞の格変化が理解できる。
7週 第7回:復習、否定冠詞kein ここまでの学習内容、否定冠詞keinが理解できる。
8週 第 8回:中間のまとめ これまでの学習内容を振り返り、重要事項等をまとめる。
2ndQ
9週 第9回:テストのフィードバック、ドイツの文化 テストの重要ポイントが理解できる、ドイツの文化について知る。
10週 第10回:映画『グッバイ・レーニン』を見る。東西ドイツの分断について知る。 ドイツの分断と再統合の歴史を理解する。
11週 第11回:不規則変化動詞1 テクストの読解ができる。不規則変化動詞が理解できる。
12週 第12回:表現練習、不規則変化動詞2、代名詞の格変化 会話表現、不規則変化動詞2、代名詞が理解できる。
13週 第13回:テクストの読解、前置詞(1) テクストの読解ができる。前置詞(1)が理解できる。
14週 第14回:表現練習、前置詞(2) 、ここまでの復習 前置詞(2)が理解できる。
15週 期末試験
16週 第15回:テストのフィードバック、夏休みの課題 テストの重要ポイントが理解できる、ドイツの文化について知る。
後期
3rdQ
1週 第16回:テクストの読解、前期の復習1:動詞の変化、構文 テクストの読解ができる。動詞の変化、構文が理解できる。
2週 第17回:表現練習、復習2:冠詞・代名詞の格変化 冠詞・代名詞の格変化が理解できる。
3週 第18回:テクストの読解、助動詞1 テクストの読解ができる。助動詞が理解できる。
4週 第19回:表現練習、助動詞2 助動詞2が理解できる。
5週 第20回:テクストの読解、分離動詞 テクストの読解ができる。分離動詞が理解できる。
6週 第21回:表現練習、ここまでの学習内容の復習 表現練習、ここまでの学習内容が理解できる。
7週 第22回:中間試験
8週 第23回:テストのフィードバック。ドイツの文化について テストの重要ポイントが理解できる、ドイツの文化について知る。
4thQ
9週 第24回:表現練習、映画『舞姫』を見る。 日独の関係の歴史が理解できる。
10週 第25回:テクストの読解、従属接続詞1 テクストの読解ができる。従属接続詞が理解できる。
11週 第26回:表現練習、従属の接続詞2 従属の接続詞2が理解できる。
12週 第27回:テクストの読解、動詞の3基本形 テクストの読解ができる。動詞の3基本形が理解できる。
13週 第28回:テクストの読解、現在完了 テクストの読解ができる。現在完了が理解できる。
14週 第29回:表現練習、ここまでの学習内容の復習 表現練習、ここまでの学習内容を整理できる。
15週 期末試験
16週 第30回:テストのフィードバック、ドイツの文化について テストの重要ポイントが理解できる。ドイツの文化について説明できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。2
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。2

評価割合

試験課題合計
総合評価割合400200600
試験400200600