応用物理Ⅱ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 応用物理Ⅱ
科目番号 0083 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 物理学基礎Web動画付(第5版)(原 康夫・学術図書)
担当教員 佐藤 敦

到達目標

以下の各項目を到達目標とする。
①クーロンカ,電場,ガウスの法則、電位について理解する。
②静電誘導,キャパシタ,誘電体とその役割について理解する。
③電流と直流回路について理解する。
④電流のつくる磁場とアンペールの法則について理解する。
⑤磁性体について理解する。
⑥電磁誘導について理解する。
岐阜高専ディプロマポリシー:(Dー1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1クーロンカ,電場,ガウスの法則,電位とその役割に関する問題を解くことができる。クーロンカ,電場,ガウスの法則,電位とその役割について説明できる。 クーロンカ,電場,ガウスの法則,電位とその役割について説明できない。
評価項目2電位,静電誘導キャパシタ,誘電体とその役割に関する問題を解くことができる。電位,静電誘導,キャパシタ,誘電体とその役割について説明できる。 電位,静電誘導,キャパシタ,誘電体とその役割について説明できない。
評価項目3電流と直流回路に関する問題を解くことができる。電流と直流回路について説明できる。 電流と直流回路について説明できない。
評価項目4電流のつくる磁場とアンペールの法則に関する問題を解くことができる。電流のつくる磁場とアンペールの法則について説明できる。電流のつくる磁場とアンペールの法則について説明できない。
評価項目5磁性体に関する問題を解くことができる。磁性体について説明できる。 磁性体について説明できない。
評価項目6電磁誘導に関する問題を解くことができる。電磁誘導について説明できる。 電磁誘導について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電磁気学を講義する。
授業の進め方・方法:
・授業はPowerPointを中心に行う。
・英語導入計画:Technical terms
注意点:
・各自学習ノートをとり、授業の復習を行うこと。
・授業の内容を確実に身につけるために、予習・復習が必須である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 電荷,クーロンカ,電場(ALレベルのC) 電荷,クーロンカ,電場について理解できる。
2週 電場とガウスの法則,電場と電位(ALレベルのC)
電場とガウスの法則,電場と電位を理解できる。
3週 コンデンサー,種々のコンデンサー(ALレベルのC) コンデンサー,種々のコンデンサーを理解できる。
4週 誘電体(ALレベルのC) 誘電体について理解できる。
5週 一般化されたオームの法則,キルヒホッフの法則,電流と仕事,ジュール熱(ALレベルのC) 一般化されたオームの法則,キルヒホッフの法則,電流と仕事,ジュール熱について理解できる。
6週 磁石・磁性体(ALレベルのC)
磁石・磁性体について理解できる。
7週 第1回演習(ALレベルのA・B) 3~5週の内容に関する問題を解くことができる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 中間試験の復習,電流がつくる磁場と種々の例題,ソレノイドコイル(ALレベルのC) 電流が作る磁場について例題を解くことができる。
10週 ローレンツカ,電流が磁場から受ける力(ALレベルのC) ローレンツカ,電流が磁場から受ける力を理解できる。
11週 磁性体(ALレベルのC) 磁性体について理解できる。
12週 電磁誘導(ALレベルのC) 電磁誘導について理解できる。
13週 自己誘導と相互誘導,交流(ALレベルのC) 相互誘導と自己誘導を理解し、変圧器の原理を説明できる。
14週 第2回演習(ALレベルのA・B) 6~13週の内容に関する問題を解くことができる。
15週 期末試験
16週 期末試験の解答の解説など 6~15週の内容を理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理電気導体と不導体の違いについて、自由電子と関連させて説明できる。3
電場・電位について説明できる。3
クーロンの法則が説明できる。3
クーロンの法則から、点電荷の間にはたらく静電気力を求めることができる。3
オームの法則から、電圧、電流、抵抗に関する計算ができる。3
抵抗を直列接続、及び並列接続したときの合成抵抗の値を求めることができる。3
ジュール熱や電力を求めることができる。3

評価割合

中間試験期末試験教室外学修レポート(中間)教室外学修レポート(期末)合計
総合評価割合70703030200
得点70703030200