加工システムとして積層造形と特殊加工を取り上げ,以下の項目を到達目標とする.
① 積層造形システムとしての3Dプリンタの装置設計と積層造形過程を理解する.
② 積層加工及び特殊加工における加工システムの特徴を理解する.
③ 学生がチームを組み共同し,培ってきた専門知識により製品開発および製作の計画を立てて実施する.
④ 3DCADソフトを用いて製品を設計し,3Dプリンタにより製品を造形することで3Dプリンタの使用方法を理解する.
概要:
積層造形と特殊加工の加工システムを学習・理解し,実際に積層造形システム(3Dプリンタ)を使用して製品を製作する.製作にあたっては,学生がチームを組み共同して製品開発および製作の計画を立て,課題を遂行する.製品の設計は,学生各自の専門知識に基づいて行う.
授業の進め方・方法:
積層造形と特殊加工の加工システムを理解することを目標とする.その過程では,課題発見能力と積層造形システム(3Dプリンタ)を用いた問題解決能力などの総合的開発能力が育成されることを期待する.以下に具体的な目標を記す.
① 加工システムとして積層造形と特殊加工を捉えることができる
② 発想力・論理的思考力を身に付ける
③ チームとして活動する能力を身に付ける
④ 製品・発表資料を製作する能力を身に付ける
⑤ プレゼンテーション能力を身に付ける
英語導入計画:Technical terms
注意点:
授業の内容を確実に⾝につけるために、予習・復習が必須である.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
加工システム(放電加工,電解加工)(ALのレベル:C) |
放電加工及び電解加工の加工システムを理解する.
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2週 |
加工システム(レーザー加工,積層造形法)(ALのレベル:C) |
レーザー加工及び積層造形法の加工システムを理解する.
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3週 |
積層造形システム(3Dプリンタ)の使用方法(ALのレベル:B) |
積層造形システム(3Dプリンタ)の使い方を理解する.
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4週 |
積層造形システム(3Dプリンタ)の使用方法(ALのレベル:B) |
積層造形システム(3Dプリンタ)の使い方を理解する.
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5週 |
積層造形システム(3Dプリンタ)の使用方法(ALのレベル:B) |
積層造形システム(3Dプリンタ)の使い方を理解する.
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6週 |
発表資料の作成(製品を設計した経緯等を述べること)(ALのレベル:B) |
製品に関する発表資料を作成できる.
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7週 |
中間発表会(ALのレベル:B) |
積層造形システムを使用し,3DCADソフトで設計した製品を製作することについて説明できる.
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8週 |
作業(ALのレベル:B) |
積層造形システムを使用し,製品を製作できる.
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4thQ |
9週 |
作業(ALのレベル:B) |
積層造形システムを使用し,製品を製作できる.
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10週 |
作業(ALのレベル:B) |
積層造形システムを使用し,製品を製作できる.
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11週 |
作業(ALのレベル:B) |
積層造形システムを使用し,製品を製作できる.
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12週 |
発表資料の作成(製作した製品について述べること)(ALのレベル:B) |
製作した製品に関する発表資料を作成できる.
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13週 |
最終発表会(ALのレベル:B) |
積層造形システムを使用して製作した製品について説明できる.
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14週 |
これまでの復習と試験方針の説明( ALのレベル B ) |
1から13週目までの内容を理解できる.
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
期末試験の解答の解説など |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野(実験・実習能力) | 機械系分野(実験・実習能力) | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 4 | |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 4 | |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 4 | |
加工学実験、機械力学実験、材料学実験、材料力学実験、熱力学実験、流体力学実験、制御工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。 | 4 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | コミュニケーションスキル | コミュニケーションスキル | 円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |
基盤的資質・能力 | 自己理解 | 自己理解 | 社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | |