流体力学Ⅰ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 流体力学Ⅰ
科目番号 0115 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 日本機械学会, "JSMEテキストシリーズ 流体力学". 日本機械学会, 2005
担当教員 中谷 淳

到達目標

① 流体の性質と分類
② 流れの基礎
③ 静止流体の力学
④ 準一次元流れ

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
① 流体の性質と分類流体の性質と分類に関する問題(第1章練習問題)を一人で、何も見ずに8割以上解くことができる。流体の性質と分類に関する問題(第1章練習問題)を一人で、何も見ずに6割以上解くことができる。流体の性質と分類に関する問題(第1章練習問題)を一人で、何も見ずに6割以上解くことができない。
② 流れの基礎流れの基礎に関する問題(第2章練習問題)を一人で、何も見ずに8割以上解くことができる。流れの基礎に関する問題(第2章練習問題)を一人で、何も見ずに6割以上解くことができる。流れの基礎に関する問題(第2章練習問題)を一人で、何も見ずに6割以上解くことができない。
③ 静止流体の力学静止流体の力学に関する問題(第3章練習問題)を一人で、何も見ずに8割以上解くことができる。静止流体の力学に関する問題(第3章練習問題)を一人で、何も見ずに6割以上解くことができる。静止流体の力学に関する問題(第3章練習問題)を一人で、何も見ずに6割以上解くことができない。
④ 準一次元流れ 準一次元流れに関する問題(第4章練習問題)を一人で、何も見ずに8割以上解くことができる。準一次元流れに関する問題(第4章練習問題)を一人で、何も見ずに6割以上解くことができる。準一次元流れに関する問題(第4章練習問題)を一人で、何も見ずに6割以上解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
上記に示す教科書指定の専門書を踏まえて進める.また,必要に応じて別途資料を提示する.
注意点:
必要に応じて下記計画を変更することも有り得る.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,流体力学概要
2週 演習・機械設計技術者試験過去問
3週 流体の基本的性質1・粘性
4週 流体の基本的性質2・圧縮性
5週 表面張力
6週 理想流体
7週 単位と次元
8週 中間試験(前期)
2ndQ
9週 流れの基礎,流れの取扱い
10週 流体の加速度
11週 流線,流脈線,流跡線,流管
12週 流体の変形と回転
13週 流れの分類
14週 層流と乱流
15週 期末試験(前期)
16週 試験返却と講評(前期)
後期
3rdQ
1週 圧力と等方性,オイラーの平衡方程式
2週 重力場における圧力分布1:水の場合
3週 重力場における圧力分布2:空気の場合
4週 マノメータ,U字管マノメータ
5週 微差圧計,傾斜マノメータ
6週 平面に働く力
7週 曲面に働く力
8週 中間試験(後期)
4thQ
9週 浮力と浮揚体の安定性
10週 相対的静止
11週 質量保存則と連続の式
12週 エネルギー式とベルヌーイの式
13週 ベルヌーイの式の応用
14週 準一次元流れに関する演習
15週 期末試験(後期)
16週 試験返却と講評(後期)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野熱流体流体の定義と力学的な取り扱い方を理解し、適用できる。3

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
基礎的能力100100