エネルギーと環境

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 エネルギーと環境
科目番号 0132 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 参考書として,低炭素社会と資源・エネルギー(及川,北野ほか,三共出版)を用いる。
担当教員 石丸 和博

到達目標

エネルギー問題の観点から、科学技術が地球環境に及ぼす影響等に責任を自覚する技術者としての倫理を身につけ、環境システムデザイン工学の専門共通分野の基礎問題を理解することができ、それらを用いて応用問題を解決できる。
(1) 各種エネルギーの利用形態とその特徴および問題点、改善の方法を知る。
(2) エネルギー問題と環境問題の相互関係について理解する。
(3) エネルギー問題と環境問題が社会に及ぼす影響について理解する。
(4) 調査および発表の手法を修得する。
質疑・応答の要領とマナーを修得する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各種エネルギーの利用形態とその特徴および問題点、改善の方法を(8割以上)理解することができる。各種エネルギーの利用形態とその特徴および問題点、改善の方法を(6割以上)理解している。各種エネルギーの利用形態とその特徴および問題点、改善の方法を理解していない。
評価項目2エネルギー問題と環境問題の相互関係について(8割以上)理解することができる。エネルギー問題と環境問題の相互関係について(6割以上)理解している。エネルギー問題と環境問題の相互関係について理解していない。
評価項目3エネルギー問題と環境問題が社会に及ぼす影響について(8割以上)理解している。エネルギー問題と環境問題が社会に及ぼす影響について(6割以上)理解している。エネルギー問題と環境問題が社会に及ぼす影響について理解していない。
評価項目4調査および発表の手法を(8割以上)修得している。調査および発表の手法を(6割以上)修得している。調査および発表の手法を修得していない。
評価項目5質疑・応答の要領およびマナーを(8割以上)修得している。質疑・応答の要領およびマナーを(6割以上)修得している。質疑・応答の要領およびマナーを修得していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
エネルギー問題の解説の後、各自が関心を持つエネルギー利用についての調査グループ(3名程度)を編成する。調査内容を検討・整理して調査内容検討書を提出し、これに沿って調査する。調査結果を発表し、中間レポートを提出する(各グループ4回の発表を行う。)調査結果についての質疑をもとに次の調査課題をまとめ、これに沿って調査する。また総合的なエネルギー利用方法について各グループから提案を行い、最後に全員がまとめのレポートを提出する。
発表用の資料については引用資料を明記すること。また、質疑を重視するので発表時以外は質問事項を記録した質問票を毎回提出すること。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 調査方法および発表方法についての説明、グループ編成
2週 エネルギー資源とエネルギー問題および環境問題
3週 各種エネルギー変換の概要(1)
4週 各種エネルギー変換の概要(2)
5週 グループ1~4の基礎調査結果の発表と質疑
6週 グループ5~8の基礎調査結果の発表と質疑
7週 グループ9,10の基礎調査結果,グループ1,2の発展的調査結果の発表と質疑
8週 グループ3~6の発展的調査結果の発表と質疑
4thQ
9週 グループ7~10の発展的調査結果の発表と質疑
10週 グループ1~4 の追調査結果の発表と質疑
11週 グループ5~8の追調査結果の発表と質疑
12週 グループ9,10の追調査結果,グループ1,2の最終調査結果の発表と質疑
13週 グループ3~6の最終調査結果の発表と質疑
14週 グループ7~10の最終調査結果の発表と質疑
15週 期末試験
16週 期末試験の解説とエネルギーと環境のまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表・レポート質疑合計
総合評価割合204040100
得点204040100