システム工学

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 システム工学
科目番号 0133 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 実用理工学入門講座 システム工学の講義と演習,添田喬,中溝高好,日新出版を教科書とする.
担当教員 山田 実

到達目標

システム工学について
①システムとして捉える感覚を身につける.
②最適化法,待ち行列,システムの信頼性などのシステム工学の方法論を修得する.
③システム技法を各自の専門分野に応用する.
ことを目的とする.
システム工学は各分野に渡る横断的な方法論を扱う.この授業では現実の問題をシステムとしてとらえ,システム工学的なアプローチができる能力を養う.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実際の現象や問題をシステムとして表現できる.システムの概念について理解し,説明ができる.システムの概念について説明できない.
評価項目2最適化問題の定式化ができ,線形計画法や動的計画法を応用できる.線形計画法や動的計画法を用いて最適化問題が解ける.線形計画法や動的計画法を用いて最適化問題が解けない.
評価項目3待ち行列のモデルを定式化でき,実際の問題に応用できる.待ち行列のモデルを理解し,平均客数などが求められる.待ち行列の平均客数などが求められない.
評価項目4システムの信頼性・保全性・安全性を実際の問題に応用できる.システムの信頼性・保全性・安全性を評価できる.システムの信頼性・保全性・安全性を評価できない.
評価項目5各自の専門分野にシステム工学の手法を応用できる.各自の専門分野にシステム工学的なアプローチができる.各自の専門分野にシステム工学的なアプローチができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
授業の進め方とアドバイス:授業は講義を中心とするが,演習も取り入れ具体的な問題を解いてもらう.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 システム工学とは
2週 スケジューリング(1)
3週 スケジューリング(2)
4週 線形計画法
5週 シンプレックス法
6週 動的計画法
7週 待ち行列(1)
8週 待ち行列(2)
4thQ
9週 システムの信頼性
10週 システムの構造と信頼性
11週 システムの保全性・安全性
12週 動的モデル解析
13週 マルコフ過程
14週 さまざまなシミュレーション
15週 期末試験
16週 システム工学のまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合10030130
得点10030130