ドイツ語

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 ドイツ語
科目番号 0163 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 清野智昭『ドイツ語の広場』(同学社)
担当教員 亀山 太一,谷口 祐美子

到達目標

① ドイツ語の発音の特徴を理解し、単語を見て発音できるようになる。
② 動詞の人称変化と名詞の格変化を中心にドイツ語文法の基礎を理解する。
③ 作文と読解力の基礎を養成し、ドイツ語による基礎的なコミュニケーションのための準備をする。
④ ドイツ語圏の人々の生活、文化、習慣について知識と洞察力を得る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ドイツ語の発音の特徴を理解し、単語を見て発音できるようになる。単語を見て発音する問題を正確に解くことができる。単語を見て発音する問題をほぼ正確に解くことができる。単語を見て発音ができない。
動詞の人称変化と名詞の格変化を中心にドイツ語文法の基礎を理解する。学習対象とした基礎的な文法事項に関する問題を正確に解くことができる学習対象とした基礎的な文法事項に関する問題をほぼ正確に解くことができる学習対象とした基礎的な文法を理解していない。
作文と読解力の基礎を養成し、ドイツ語による基礎的なコミュニケーションのための準備をする。基礎的な文章理解、既習の単語を使って作文する問題を正確に解くことができる。基礎的な文章理解、既習の単語を使って作文する問題をほぼ正確に解くことができる。基礎的な文章を理解できず、既習の単語を使って作文ができない。
ドイツ語圏の人々の生活、文化、習慣について知識と洞察力を得る。ドイツ語圏、ひいてはヨーロッパの生活や文化に理解や洞察に関する問題を正確に解くことができる。ドイツ語圏、ひいてはヨーロッパの生活や文化に理解や洞察に関する問題をほぼ正確に解くことができる。ドイツ語圏、ひいてはヨーロッパの生活や文化に理解や洞察力を持つことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
はじめてドイツ語を学ぶ学習者を対象とし、初歩的な語彙、文法、表現を学ぶ。
授業の進め方・方法:
はじめてドイツ語を学ぶ学習者を対象とした文法講読読本を教科書として使用し、演習形式の授業を行う。
注意点:
課ごとに小テストを実施するので、毎回よく復習しておくこと。また適宜、簡単な作文課題を与える。独和辞典を購入すること。(授業内で紹介する)
授業は集中して受けること。授業態度も平常点として評価に含まれるので要注意。特に私語、他ごと(飲食や内職、スマホなど)、教科書忘れ、睡眠、小テストや課題作成時の不正行為は自分のためにならないだけでなく、他人に迷惑をかけ授業の進行を妨げることになるので減点対象とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 第1回:導入(授業の進め方、教室でのルールなどの説明、ドイツ紹介) 授業の流れを理解する。
ドイツとドイツ語について知る。
2週 第2回:L.1 挨拶とアルファベート 簡単な挨拶ができる。
発音の大切さを知り、音をよく聞き真似ることができる。
3週 第3回:L.1 発音と綴り、数字 発音の特徴、規則を理解できる。
ドイツ語で100まで数えられる。
4週 第4回:L.2 動詞の現在人称変化(1) 人称代名詞、動詞の現在人称変化を理解できる。
5週 第5回:L.2 名前、出身、住んでいる所 簡単な自己紹介ができ、また名前や出身などを尋ねることができる。
6週 第6回:L.3 動詞の現在人称変化(2)、seinとhaben seinとhabenの人称変化を理解できる。
7週 第7回: L.3 国籍・職業・年齢 国籍・職業・年齢を言うことができる。
また尋ねることができる。
8週 第 8回:中間試験
2ndQ
9週 第9回:L.4 名詞の1格と4格 名詞の性、格(1格と4格)を理解できる。
10週 第10回: L.4 物の名前、買い物、料理 身近な物の名前をドイツ語で言うことができる。またその性別を知っている。
11週 第11回: L.5 不規則動詞の現在人称変化、所有冠詞、3格 不規則動詞の人称変化、所有冠詞、3格の形と用法を理解できる。
12週 第12回: L.5 好きな食べ物・飲み物、家族、親戚、プレゼント 自分の好み、自分の家族について話すことができる。また尋ねることができる。
13週 第13回: L.6 前置詞 前置詞の意味、用法を理解できる。
14週 第14回: L.6. 通学・旅行 通学方法や旅行先について表現できる。
15週 期末試験
16週 第15回:期末試験の解答解説
後期
3rdQ
1週 第16回:L.7 人称代名詞の3格と4格、再帰動詞 人称代名詞、再帰表現を理解できる。
2週 第17回:L.7 身体部位、病気と症状, 時刻表現 身体部分の名前を覚え、体調を表現できる。また尋ねることができる。
3週 第18回: L.8 分離動詞、副文、zu-不定詞 分離動詞、副文、zu-不定詞を理解する。
4週 第19回: L.8 出発と到着、日課 出発時刻や到着時刻が言える。
一日の日課を言うことができる。
5週 第20回: L.9 話法の助動詞 話法の助動詞の形、用法を理解できる。
6週 第21回: L.9 要望や義務を表す表現 話法の助動詞を用いて、要望や義務を表現できる。
7週 第22回:中間試験
8週 第23回: L.10 定冠詞類と形容詞 定冠詞類の格変化、形容詞の語尾変化を理解できる。
4thQ
9週 第24回: L.10 「どの〜?」「この〜」、感想を述べる 感想を述べることができる。
10週 第25回: 定冠詞類の復習 テクストの読解ができる。従属接続詞が理解できる。
11週 第26回: L.11 過去形、 過去形の形と用法を理解できる。
12週 第27回: L.11 現在完了形 過去の出来事を語る現在完了形を理解できる。簡単な手紙を書くことができる。
13週 第28回: 現在完了形の復習
14週 第29回: 1年間の復習
15週 期末試験
16週 第30回:期末試験の解答解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。2
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。2

評価割合

試験小テスト・課題平常点(授業態度)合計
総合評価割合400100100600
試験400100100600
専門的能力0000