流体力学Ⅲ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 流体力学Ⅲ
科目番号 0190 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 日本機械学会, "JSMEテキストシリーズ 流体力学". 日本機械学会, 2005
担当教員 中谷 淳

到達目標

① 物体まわりの流れ
② 流体の運動方程式

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
① 物体まわりの流れ物体まわりの流れに関する問題(第7章練習問題)を一人で,何も見ずに8割以上解くことができる。物体まわりの流れに関する問題(第7章練習問題)を一人で,何も見ずに6割以上解くことができる。物体まわりの流れに関する問題(第7章練習問題)を一人で,何も見ずに6割以上解くことができない。
② 流体の運動方程式 流体の運動方程式に関する問題(第8章練習問題)を一人で,何も見ずに8割以上解くことができる。流体の運動方程式に関する問題(第8章練習問題)を一人で,何も見ずに6割以上解くことができる。流体の運動方程式に関する問題(第8章練習問題)を一人で,何も見ずに6割以上解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
流体力学IIIでは,流体力学I,IIに引き続き流体分野の基礎を勉強する.よって,本授業で扱う内容も,機械系技術者にとってほぼ必須の内容で構成される.
授業の進め方・方法:
教科書/教材に示す専門書を踏まえて進める.また,必要に応じて別途資料を提示する.必要に応じて下記計画を変更することも有り得る.
注意点:
試験には教室外学習の内容も含まれる.
学習・教育目標:(D-4)100%
JABEE基準1 (1):(d)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス,基礎演習(ALのレベルC) 演習を通じて流体力学の内容の定着を図る。
2週 物体まわりの流れと力 左記内容を理解する
3週 抗力と揚力 左記内容を理解する
4週 円柱まわりの流れ1(理想流体) 左記内容を理解する
5週 円柱まわりの流れ2(粘性流体) 左記内容を理解する
6週 カルマン渦 左記内容を理解する
7週 物体まわりの流れに関する例題演習(ALのレベルC)
8週 連続の式 左記内容を理解する
4thQ
9週 粘性法則 左記内容を理解する
10週 ナビエ・ストークスの式 左記内容を理解する
11週 ナビエ・ストークスの式の近似 左記内容を理解する
12週 オイラーの式 左記内容を理解する
13週 流体の運動方程式に関する例題演習(ALのレベルC) 演習を通じて流体力学の内容の定着を図る。
14週 総合演習(ALのレベルB) 演習を通じて流体力学の内容の定着を図る。
15週 期末試験
16週 試験返却と講評

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野熱流体流体の定義と力学的な取り扱い方を理解し、適用できる。3

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8317100
基礎的能力8317100