電子回路

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 電子回路
科目番号 0192 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 教科書  わかりやすい電子回路(篠田庄司・コロナ社・2005.12)
担当教員 羽渕 仁恵

到達目標

本授業ではアナログの電子回路の基本的な動作原理を理解できるようにする。具体的な目標を以下に挙げる。
①. トランジスタの静特性の理解
②. バイアス回路の直流電圧・電流の計算方法の理解
③. 増幅回路についての理解

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1トランジスタの静特性のグラフからさまざまな値を正確に読み取ることができその意味を理解できるトランジスタの静特性のグラフからさまざまな値を読み取ることができるトランジスタの静特性のグラフからさまざまな値を読み取ることができない
評価項目2バイアス回路の直流電圧・電流の回路方程式をベース電流を考慮してたて計算ができるバイアス回路の直流電圧・電流の回路方程式をたて計算ができるバイアス回路の直流電圧・電流の回路方程式をたて計算ができない
評価項目3増幅回路について動作原理を理解し等価回路を書いて増幅度等を求めることができる増幅回路について等価回路を書いて増幅度等を求めることができる増幅回路について動作原理を理解し問題が解けない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業ではアナログの電子回路の基本的な動作原理を理解できるようにする。
授業の進め方・方法:
授業では、教科書に沿った内容について講義するが、演習問題をいくつか解く時間を設ける。もし、授業中に分からなかった演習問題があれば、その週に見直して理解しておくこと。
英語導入計画:なし
注意点:
もし、授業中に分からなかった演習問題があれば、その週に見直して理解しておくこと。なお,成績評価に教室外学修の内容は含まれる。
学習・教育目標 (D‐5)100%

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 pn接合ダイオードとその特性(ALのレベルC) pn接合ダイオードとその特性を理解する
2週 pn接合ダイオードとその特性II(ALのレベルC) pn接合ダイオードとその特性を理解する
3週 トランジスタの静特性(ALのレベルC) トランジスタの静特性を理解する
4週 トランジスタの静特性II(ALのレベルC) トランジスタの静特性を理解する
5週 トランジスタの増幅回路I(ALのレベルC) トランジスタの増幅回路を理解する
6週 トランジスタの増幅回路II(ALのレベルC) トランジスタの増幅回路を理解する
7週 トランジスタの増幅回路III(ALのレベルC) トランジスタの増幅回路を理解する
8週 中間のまとめ ダイオードとトランジスタの静特性および増幅作用について理解する
4thQ
9週 トランジスタのバイアス回路(ALのレベルC) トランジスタのバイアス回路を理解する
10週 トランジスタのバイアス回路II(ALのレベルC) トランジスタのバイアス回路を理解する
11週 CR結合回路I(ALのレベルC) CR結合回路を理解する
12週 CR結合回路II(ALのレベルC) CR結合回路を理解する
13週 差動増幅回路(ALのレベルC) 差動増幅回路を理解する
14週 演算増幅器1(ALのレベルC) 演算増幅器の基本回路を理解する
15週 期末試験
16週 演算増幅器2(ALのレベルC) 演算増幅器の応用回路を理解する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題期末試験合計
総合評価割合6610000166
得点6610000166