材料学Ⅲ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 材料学Ⅲ
科目番号 0193 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 図解機械材料学第3版,打越二彌,東京電機大学出版局
担当教員 本塚 智

到達目標

以下の各項目を到達目標とする。
① 熱処理
② 鋳鉄の性質
③ アルミニウムとアルミニウム合金
④ 破壊
⑤ セラミックス
⑥ プラスチック

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1熱処理に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができる。熱処理に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。熱処理に関する問題を解くことができない。
評価項目2鋳鉄の性質に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができる。鋳鉄の性質に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。鋳鉄の性質に関する問題を解くことができない。
評価項目3アルミニウムとアルミニウム合金の性質に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができる。アルミニウムとアルミニウム合金の性質に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。アルミニウムとアルミニウム合金の性質に関する問題を解くことができない。
評価項目4破壊に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができる。破壊の性質に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。破壊の性質に関する問題を解くことができない。
評価項目5セラミックスの性質に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができる。セラミックスの性質に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。セラミックスの性質に関する問題を解くことができない。
評価項目6プラスチックの性質に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができる。プラスチックの性質に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。プラスチックの性質に関する問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
鋳鉄,非鉄材料,セラミックスなどの材料について特性を理解し,特性を理解するための考え方を習得する.炭素鋼や特殊鋼以外にもよく機械材料として使われているさまざまな材料を理解し,使用目的にあった材料を選び出す能力と応用力を身につける.
授業の進め方・方法:
授業では適宜教科書を利用する.
注意点:
遅刻した場合は授業を中断しても良いので遅れた旨を教員に知らせること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 鋼の焼き入れ 鋼の焼き入れについての知識を習得する
2週 鋼の焼き戻し 鋼の焼き戻しについての知識を習得する
3週 連続冷却変態曲線
ALのレベルC
連続冷却変態曲線についての知識を習得する
4週 製鉄と鋼の製造工程,鋼塊 製鉄と鋼の製造工程,鋼塊についての知識を習得する
5週 鋼の分類・炭素鋼 鋼の分類・炭素鋼についての知識を習得する
6週 合金鋼,浸炭鋼,窒化鋼,快削鋼 合金鋼,浸炭鋼,窒化鋼,快削鋼についての知識を習得する
7週 合金工具鋼,軸受鋼,高速度鋼 合金工具鋼,軸受鋼,高速度鋼についての知識を習得する
8週 中間試験
4thQ
9週 ステンレス鋼 ステンレス鋼についての知識を習得する
10週 鋳鉄の性質,黒鉛形状 鋳鉄の性質,黒鉛形状についての知識を習得する
11週 球状黒鉛鋳鉄,CV鋳鉄他 球状黒鉛鋳鉄,CV鋳鉄他についての知識を習得する
12週 アルミニウムとアルミニウム合金 アルミニウムとアルミニウム合金についての知識を習得する
13週 破壊と金属の結晶構造 破壊と金属の結晶構造についての知識を習得する
14週 セラミックスとプラスチック セラミックスとプラスチックについての知識を習得する
15週 期末試験
16週 複合材料 複合材料についての知識を習得する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
得点100100