中国語

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 中国語
科目番号 0193 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 中国地区高専中国語中国教育研究会「理系のための中国語入門」(好文出版)
担当教員 亀山 太一,齊藤 正高

到達目標

① 発音記号をみて発音ができるようになる。
② 中国語コミュニケーションの経験をつむ。
③ 基本的な語彙と文法をみにつける。
④ 中国語圏の人々の生活・文化・習慣について知識を得る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
発音記号をみて発音ができるようになる発音記号を見て発音する問題を正確に解くことができる。発音記号を見て発音する問題をほぼ正確に解くことができる。発音記号を見て発音ができない。
中国語コミュニケーションの経験をつむ中国語コミュニケーションの演習課題を十分にこなすことができる中国語コミュニケーションの演習課題をほぼこなすことができる中国語コミュニケーションの演習課題をこなすことができない
基本的な語彙と文法をみにつける基本的な語彙と文法に関する問題を正確に解くことができる。基本的な語彙と文法に関する問題をほぼ正確に解くことができる。基本的な語彙と文法に関する問題ができない。
中国語圏の人々の生活・文化・習慣について知識を得る中国語圏の人々の生活・文化・習慣に関する問題を正確に解くことができる。中国語圏の人々の生活・文化・習慣に関する問題をほぼ正確に解くことができる。中国語圏の人々の生活・文化・習慣に関する問題をほぼ正確に解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
中国語の基礎を最初から学び身につける。
授業の進め方・方法:
教科書をつかい練習し、相互にインタビューをすることで、話し・聞くことを実践して文を書く。毎回、復習をくりかえして定着をはかる。
注意点:
発音は一種の体操で安定を得るには反復を欠かせない。外国語はしくみを理解するだけでは使えず、経験をつむ必要があるが、丸暗記では多様な状況に対応できないので、相互に情報のギャップをうめるエピソードのなかで「やりとり」を訓練する必要がある。以上を念頭におくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 第1回:中国語の性質・声調 イントネーションを再現できる。
2週 第2回:単母音・複合母音 口の開きかたを再現できる。
3週 第3回:有気音と無気音 舌の位置と息の出しかたを再現できる。
4週 第4回:鼻母音と声調変化、あいさつ 二つの「ん」を区別できる。
5週 第5回:数字の言い方 数字の発音を習得する。
6週 第6回:所有の言い方 個数を伝えられるようになる。
7週 第7回:月日の言い方 年月日を伝えられるようになる。
8週 第8回:是の用法 名詞の文をつかえるようになる。
2ndQ
9週 第9回:曜日の言い方 カレンダーの内容を伝えられる。
10週 第10回:名前の言い方 自分と他者の名を伝え聞き取れる。
11週 第11回:金額の言い方 指示代名詞をつかい買い物ができる。
12週 第12回:基礎動詞の使い方 自分や他者の行動を伝えて聞ける。
13週 第13回:所在の言い方 場所について伝え理解ができる。
14週 第14回:重さと長さの言い方 基礎的データを伝えられる。
15週 期末試験
16週 第15回:自己紹介 自己紹介文を書き、言えるようになる。
後期
3rdQ
1週 第16回:復習・形容詞の用法 状態を伝え、聞くことができる。
2週 第17回:助動詞の用法 願望・必要を伝え、聞くことができる。
3週 第18回:時刻の用法 スケージュルを伝え、聞くことができる。
4週 第19回:可能の使い方 能力について伝え、聞くことができる。
5週 第20回:時間量の使い方 持続時間を伝え、聞くことができる。
6週 第21回:完了・実現の使い方 行動の終了を伝え、聞くことができる。
7週 第22回:進行の言い方 実行中の行動を伝え、聞くことができる。
8週 第23回:語気助詞の使い方 命令や勧誘の表現を使うことができる。
4thQ
9週 第24回:経験の言い方 経験を伝え、聞くことができる。
10週 第25回:動詞の重ね型の使い方 ていねいな言い方を使える。
11週 第26回:二重目的語動詞の使い方 物や情報の移動を伝えられる。
12週 第27回:比較の言い方 状態の差異を伝えられる。
13週 第28回:補語の用法 結果や方向を含んだ情報を伝えられる。
14週 第29回:受動・使役・処置式の用法 視点の変換ができる。
15週 期末試験
16週 第30回:中中辞典の読解 科学技術用語の説明を理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。2
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。2

評価割合

試験課題合計
総合評価割合200100300
試験200100300