到達目標
以下の各項目を到達目標とする。
①各種エネルギーの利用形態とその特徴および問題点、改善の方法を知る。
②エネルギー問題と環境問題の相互関係について理解する。
③エネルギー問題と環境問題が社会に及ぼす影響について理解する。
④調査および発表の手法を修得する。
⑤質疑・応答の要領とマナーを修得する
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 各種エネルギーの利用形態とその特徴および問題点、改善の方法を十分に理解することができる。 | 各種エネルギーの利用形態とその特徴および問題点、改善の方法を理解している。 | 各種エネルギーの利用形態とその特徴および問題点、改善の方法を理解していない。 |
| エネルギー問題と環境問題の相互関係について十分に理解することができる。 | エネルギー問題と環境問題の相互関係について理解している。 | エネルギー問題と環境問題の相互関係について理解していない。 |
| エネルギー問題と環境問題が社会に及ぼす影響について十分に理解している。 | エネルギー問題と環境問題が社会に及ぼす影響について理解している。 | エネルギー問題と環境問題が社会に及ぼす影響について理解していない。 |
| 調査および発表の手法を十分に修得している。 | 調査および発表の手法を修得している。 | 調査および発表の手法を修得していない。 |
| 質疑・応答の要領およびマナーを十分に修得している。 | 質疑・応答の要領およびマナーを修得している。 | 質疑・応答の要領およびマナーを修得していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
エネルギー問題の解説の後、各自が関心を持つエネルギー利用についての調査グループ(3名程度)を編成する。調査内容を検討・整理して調査内容検討書を提出し、これに沿って調査する。
授業の進め方・方法:
調査結果を発表し、中間レポートを提出する(各グループ4回の発表を行う。)調査結果についての質疑をもとに次の調査課題をまとめ、これに沿って調査する。また総合的なエネルギー利用方法について各グループから提案を行い、最後に全員がまとめのレポートを提出する。
英語導入計画:なし
注意点:
発表用の資料については引用資料を明記すること。また、質疑を重視するので発表時以外は質問事項を記録した質問票を毎回提出すること。
学習・教育目標:(A-2)50%,(D-3:環境系、エネルギー系)50%
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
調査方法および発表方法についての説明、グループ編成 |
調査方法および発表方法について理解できる
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2週 |
エネルギー資源とエネルギー問題および環境問題 |
エネルギー資源とエネルギー問題および環境問題に関して理解できる
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3週 |
各種エネルギー変換の概要(1) |
各種エネルギー変換の概要(1)に関して理解できる
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4週 |
各種エネルギー変換の概要(2) |
各種エネルギー変換の概要(2)に関して理解できる
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5週 |
グループ1~4の基礎調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) |
グループ1~4の基礎調査結果の発表に関して理解できる
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6週 |
グループ5~8の基礎調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) |
グループ5~8の基礎調査結果の発表に関して理解できる
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7週 |
グループ9,10の基礎調査結果,グループ1,2の発展的調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) |
グループ9,10の基礎調査結果,グループ1,2の発展的調査結果の発表に関して理解できる
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8週 |
グループ3~6の発展的調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) |
グループ3~6の発展的調査結果の発表に関して理解できる
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4thQ |
9週 |
グループ7~10の発展的調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) |
グループ7~10の発展的調査結果の発表に関して理解できる
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10週 |
グループ1~4 の追調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) |
グループ1~4 の追調査結果の発表に関して理解できる
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11週 |
グループ5~8の追調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) |
グループ5~8の追調査結果の発表に関して理解できる
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12週 |
グループ9,10の追調査結果,グループ1,2の最終調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) |
グループ9,10の追調査結果,グループ1,2の最終調査結果の発表に関して理解できる
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13週 |
グループ3~6の最終調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) |
グループ3~6の最終調査結果の発表に関して理解できる
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14週 |
グループ7~10の最終調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) |
グループ7~10の最終調査結果の発表に関して理解できる
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15週 |
期末試験 |
期末試験
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16週 |
期末試験の解説とエネルギーと環境のまとめ |
エネルギーと環境をまとめ、その全体像に関して理解できる
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 3 | |
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表・レポート | 質疑 | 合計 |
総合評価割合 | 34 | 33 | 33 | 100 |
得点 | 34 | 33 | 33 | 100 |